吉岡 秀隆さんのこと(2)
- 2020/10/26
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Webで調べると、「長崎の鐘」を作曲した古関裕而さんは、実際には、永田医師とは会ったことがないとのことだ。朝ドラで祐一とベッドの上の永田医師との会話の場面は、朝ドラのための脚本のなかで創作されたものということになる。朝ドラの主人公は、実際に存在した人を取り上げることはよくあることだ。だが、朝ドラは、ノンフィクションではない。朝ドラのための場面があっても構わない。祐一は、呆然として永田医師の部屋を辞し...
吉岡 秀隆さんのこと(1)
- 2020/10/25
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NHKの朝ドラを見ている。NHKオンデマンドをPCで見る。何日かをまとめて見ることが多い。今は、六甲おろしを作曲した古関裕而さんを描く「エール」だ。新型コロナウイルスの影響で、一時中断していたが、ようやく再開し、今は終戦直後の日本を描く。主人公の古山祐一は、長崎に行く。「長崎の鐘」を作曲するために、「長崎の鐘」の著者である永田医師に会いに行く。原爆が投下された街に行くのである。古山祐一が、白血病で、ベッド...
刑事・鬼貫八郎(2)
- 2020/09/02
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「刑事・鬼貫八郎」シリーズ全18回をすべて見たわけではない。というか、以前テレビで放映されているときに、かなりの本数を見ているはずなのだが、全部を見ていなかったか、見ても記憶が薄かったものもある。最近になって、J:COMで気が付くと見ている。今、記憶に残っている、最近見た中での一番好きな回は、第15作「愛の軌跡」である。タイトルが「愛の軌跡」とあるように、ベースには男女の恋愛がある。それも単純なものではな...
刑事・鬼貫八郎(1)
- 2020/09/01
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「刑事・鬼貫八郎」は火曜サスペンス劇場で1993年から2005年まで放送されていた刑事ドラマである。全部で18回ある。火曜サスペンス劇場が終わってしまったので、それにひきずられるように、「刑事・鬼貫八郎」も終わってしまった。主演は、大地康雄さんだ。独特の風貌。長身でもない。男前でもない。そういうタイプとは程遠い、ヒーローだ。頭の後部は見事な絶壁である。東中野署の刑事課のエースである。独特の推理力で犯人を追い...
朝の連続テレビ小説の遊びごころ(3)
- 2020/05/29
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”あさがお”の隣には“皇帝陛下の008”がある。これは、”女王陛下の007“だ。ジェームズ・ボンド役がショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーに変わったときの007の第6作目である。ポスターには当然出演者の名前も記載されているのだが、出演者の名前まで実際の映画の出演者の名前をもじったものにしているのだろうか。テレビ画面からは、文字が細かくて、よく分からないポスターが多かったが、この”皇帝陛下の008“は何とか出演...