ダックスフンド
- 2020/06/30
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ダックスフンドは犬の種類である。この名前を言っただけでは何の意味もないのだが、これを言うときのイントネーションが重要なのだ。テレビのバラエティ系の番組に大阪おばちゃんが出ている。司会者が言う。「何か飼ってらっしゃるのですか」「はい、ダックスフンド」これだけで会場は大爆笑になる。それまでの経緯とかは一切関係なく、この一言だけである。文章でそれを表現するのは難しい。イントネーションなので、楽譜のように...
感動するということ(1)
- 2020/06/29
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IT系の会社に勤務していた頃、ビジネスにはいつも競合があった。競争なしで、決まるケースもあるが、多くの場合は競争になる。民間企業がお客様の場合は、公共機関の入札と同じように、厳密な競争入札になる場合もあるが、総合的な判断のもとで、お客様が1社入札に近い形で決められる場合もある。あるお客様で大型案件の入札が始まった。そのお客様の情報システム部門とは長いお付き合いがあり、いい関係だった。予算をもっている...
持続化給付金(2)
- 2020/06/28
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役所の公募案件は、なんどもチャレンジしたことがある。補助金をいただいたこともある。公募要領には、委託に関する記述がある。このような記述だ。「委託費」と「外注費」の合計額が、全体の補助対象経費総額の2分の1を超えてはいけません。2分の1どころの話ではない。しかも、実態が分かり、いろいろな指摘を受けた結果、これからは中間検査を実施して、事務委託費の支出の妥当性を検討するという。いまから新たに中間検査をや...
持続化給付金(1)
- 2020/06/27
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中小企業や個人事業主を助けるための持続化給付金。この予算の総額は2兆円とのこと。そして、持続化給付金を交付する業務を競争入札で落札者を決めている。落札金額は、769億円。落札者は、サービスデザイン推進協議会。設立以来、決算公告もしていない、怪しげな団体である。幽霊団体のようなものだろう。そして769億円の業務を電通に再委託する。委託金は749億円である。電通は、サービスデザイン推進協議会の親会社のようなもの...
大阪のマスク
- 2020/06/26
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N会のY君と久しぶりにやりとりをした。Y君と言っても、猥歌のY君ではない。理系の堅い仕事をしているY君だ。大阪は負けてへんで。なんのこっちゃ。国からきているやろ、マスクや。あれはアベノマスクっていうやろ。そうやな、通称というか、アベノマスクと言えば誰でも知らん奴はおらんわ。そうや、国がアベノマスクやったら、大阪は負けてへんで。そやから、その負けてへんでって、どういうこっちゃ。もったいぶらんで、はよ...
マスクがまた来る
- 2020/06/25
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自宅にマスクが投函されていた日から、何日か経った日のことだ。大阪のオフィスのポストに同じものが投函されていた。オフィスのあるビルは、完全に事務所用のオフィスで、マンションの建物の一室を事務所で使用してもよいというものではない。なぜこのようなオフィスビルの全ポストまでマスクが投函されているのだろうか。折角作ってしまったマスクなので、捨てるのも、もったいないということで、配られたのだろう。新型コロナウ...
マスクが来る
- 2020/06/24
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マスクが6月の中旬になって、ようやく自宅のポストに届いた。5月に届いたと、大阪在住の人は言っていたが、兵庫はさらに遅れている。いずれにしても、今やマスクは市場に出回っていて、価格も以前とほぼ同じ状態になっている。幸いうちでは、以前からマスクを箱買いをしていて、毎年11月ごろから、寒いと感じると防寒具代わりに使っていたので、買い置きが十分あって、マスクが手に入らず困ったということはなかった。使い捨てマス...
ら抜き言葉
- 2020/06/01
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「ら抜き言葉」というのを初めて聞いたのは、島田荘司さんの小説だ。話の筋はあまりはっきりとは記憶していない。読んだ当時は、そんなことを考える人もいるのだと、なるほどと自分を納得させていたように思う。最近、この「ら抜き言葉」が気になることが多い。それはテレビを見ているときである。インタビューとかで話をしている人の言葉が、ライブでない場合は、テロップとして表示される。これは目の不自由な人のための配慮であ...