吉岡 秀隆さんのこと(3)
- 2020/10/27
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「寅さん」は、僕の大好きな映画の一つだ。全48作のDVDも持っている。寅さんの映画が始まった頃の記憶がある。高校時代の友人だったI君の家を訪ねたときのことだ。I君は、例のN会のメンバーの一人だ。当時はI君のお母さんもお元気で、久しぶりに訪ねてきた僕に、元気だった、どうしていたの、と聞かれた。その会話のなかで、僕が、寅さんの映画を見ました、と言った記憶がある。どうして、そのシーンだけが、切り取られたように、...
吉岡 秀隆さんのこと(2)
- 2020/10/26
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Webで調べると、「長崎の鐘」を作曲した古関裕而さんは、実際には、永田医師とは会ったことがないとのことだ。朝ドラで祐一とベッドの上の永田医師との会話の場面は、朝ドラのための脚本のなかで創作されたものということになる。朝ドラの主人公は、実際に存在した人を取り上げることはよくあることだ。だが、朝ドラは、ノンフィクションではない。朝ドラのための場面があっても構わない。祐一は、呆然として永田医師の部屋を辞し...
吉岡 秀隆さんのこと(1)
- 2020/10/25
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NHKの朝ドラを見ている。NHKオンデマンドをPCで見る。何日かをまとめて見ることが多い。今は、六甲おろしを作曲した古関裕而さんを描く「エール」だ。新型コロナウイルスの影響で、一時中断していたが、ようやく再開し、今は終戦直後の日本を描く。主人公の古山祐一は、長崎に行く。「長崎の鐘」を作曲するために、「長崎の鐘」の著者である永田医師に会いに行く。原爆が投下された街に行くのである。古山祐一が、白血病で、ベッド...
そこまでやるか(2)
- 2020/10/02
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IT会社に勤務していたころの話だ。地方の都市へサポートに行く。技術系のシステムの営業である。お客様は地元の自動車会社である。当日は、その自動車会社は、幅広くいろいろな車種を設計製造販売をしていた。地元の営業所に午前中に入る。担当営業チームと午後の訪問のための打ち合わせを行う。打ち合わせの後、早めの昼を食べ、いよいよ出発である。今日は4人のメンバーだ。営業所の前の道は、幹線道路になっていて、タクシーが...
10月は神無月
- 2020/10/01
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もう10月に入ってしまった。神無月である。神様が出雲の国に集まってしまうので、出雲の国以外は、神様がいなくなる。それで神無月というそうだ。それでは、出雲の国だけは、神在月というのだろうか。調べてみると、確かに出雲では、八百万の神様が集まり、出雲大社では、神在祭りがおこなわれるという。出雲を尋ねてから、ずいぶん時間が過ぎた。出雲大社の参道を歩くときは、道の端を歩きなさいと言われた。道の真ん中は神様が歩...