大砲
- 2015/04/04
- 09:00
今やYouTubeでは何でも見ることができる。
僕が好きな漫才師、大木こだま・ひびきの古いネタをやっている動画がないかと思って、捜したのだけど、比較的新しいものしかない。
せいぜい、ちっちきちぃーをやっていた頃だ。
吉本では、Wヤングの年金漫才師、平川幸男のぼけっぶり、相方(佐藤武志というそうだ)のつっこみ。このコンビも好きだ。
もう一組をあげると、ティーアップ。若い頃から独特の間、しゃべり方をする前田勝(小さい方)が好きだった。
テレビではすぐには見られない、漫才コンビをYouTubeはすぐに見せてくれる。もちろん、本数には限りがあるので、いつもいつもYouTubeというわけにはいかない。
そんな調子で、漫才グループを見ていたら、かなり古い、横山やすし・西川きよしの漫才がでてきた。
やはり他のコンビとは格が違う。二人の間。ぼけとつっこみの入れ替わり、アドリブでいくらでもできてしまう凄さ。漫才師としての頭脳が異常な速さで回転しているのが分かる。
並ぶ者がいないというのは、彼らにこそぴったりと当てはまる言葉だ。
やすし・きよしの漫才ネタのなかで、「大砲」というのがある。
これは僕が小学校のときにやったことのある遊びの一つだ。
確かに、やすし・きよしがテレビで、このネタをやっているのを見た記憶がある。
録画ではなく、生だ。
僕が小学校のときは、家のまわりに空き地とか、広場があった。
そこには、土がある。
草が生えている。
そういうスペースだ。
友達同士が集まってきて、野球をやることもあるが、道具を必要としない遊びのほうが多かった。
野球をやるには、全員がグローブが必要で、当然、バットもボールも揃えないといけない。
それに比べると、そこらへんにある棒きれでもって、地面に線をひいて、陣地をきめてやるような遊びは、仲間が集まれば簡単にできる。
誰がそのような遊びを考えたのか、分からないが、きっと口から口へと伝わってきたのだろう。
いまではそれをやる地面がない。土が見えている場所がない。
土があるのは、せいぜい学校のグラウンドくらいか。でも今は、放課後に学校で遊んでいる時間はないのだろう。
すぐに家に帰って塾にいかないといけない。
そのような自分の家の前の道も舗装がされていない、土の道だったころだ。
「大砲」という遊び。
どういう状況でそれをやっていたか、記憶にないのだが、それは一種の罰ゲームだったのかもしれない。
負けたほうの子供がお尻を突き出して、前かがみになる。
勝ったほうの子供が、負けた子供の後ろに立つ。
これは話しながら、というか大声で言うのだ。
「ふたあけて」
突きだした子供のお尻を大砲の筒にみたてて、上から下へなぜて、ふたを開ける格好をする。
「掃除して」
と、これは筒の中の掃除をするわけで、お尻を下から上へなでる格好をする。
「弾込めて」
と、今度は、お尻を押すような格好で、砲弾を込める格好をする。
「ズドーン」
と最後は、お尻をたたいて、弾を飛ばすのだ。
やはり、罰ゲームの一つだったのだろう。
子供、それも男の子同士がやるので、許されているところもあるだろうが、見ようによっては、卑猥なゲームでもある。
女子はできない。
それをやすし・きよしは、漫才のネタにしていたのだ。
当時は,今に比べると、時代がゆっくり、のんびりしていたからだろうか。
YouTubeのなかの、やすし・きよしが僕の小学校時代を思い出させてくれた。

僕が好きな漫才師、大木こだま・ひびきの古いネタをやっている動画がないかと思って、捜したのだけど、比較的新しいものしかない。
せいぜい、ちっちきちぃーをやっていた頃だ。
吉本では、Wヤングの年金漫才師、平川幸男のぼけっぶり、相方(佐藤武志というそうだ)のつっこみ。このコンビも好きだ。
もう一組をあげると、ティーアップ。若い頃から独特の間、しゃべり方をする前田勝(小さい方)が好きだった。
テレビではすぐには見られない、漫才コンビをYouTubeはすぐに見せてくれる。もちろん、本数には限りがあるので、いつもいつもYouTubeというわけにはいかない。
そんな調子で、漫才グループを見ていたら、かなり古い、横山やすし・西川きよしの漫才がでてきた。
やはり他のコンビとは格が違う。二人の間。ぼけとつっこみの入れ替わり、アドリブでいくらでもできてしまう凄さ。漫才師としての頭脳が異常な速さで回転しているのが分かる。
並ぶ者がいないというのは、彼らにこそぴったりと当てはまる言葉だ。
やすし・きよしの漫才ネタのなかで、「大砲」というのがある。
これは僕が小学校のときにやったことのある遊びの一つだ。
確かに、やすし・きよしがテレビで、このネタをやっているのを見た記憶がある。
録画ではなく、生だ。
僕が小学校のときは、家のまわりに空き地とか、広場があった。
そこには、土がある。
草が生えている。
そういうスペースだ。
友達同士が集まってきて、野球をやることもあるが、道具を必要としない遊びのほうが多かった。
野球をやるには、全員がグローブが必要で、当然、バットもボールも揃えないといけない。
それに比べると、そこらへんにある棒きれでもって、地面に線をひいて、陣地をきめてやるような遊びは、仲間が集まれば簡単にできる。
誰がそのような遊びを考えたのか、分からないが、きっと口から口へと伝わってきたのだろう。
いまではそれをやる地面がない。土が見えている場所がない。
土があるのは、せいぜい学校のグラウンドくらいか。でも今は、放課後に学校で遊んでいる時間はないのだろう。
すぐに家に帰って塾にいかないといけない。
そのような自分の家の前の道も舗装がされていない、土の道だったころだ。
「大砲」という遊び。
どういう状況でそれをやっていたか、記憶にないのだが、それは一種の罰ゲームだったのかもしれない。
負けたほうの子供がお尻を突き出して、前かがみになる。
勝ったほうの子供が、負けた子供の後ろに立つ。
これは話しながら、というか大声で言うのだ。
「ふたあけて」
突きだした子供のお尻を大砲の筒にみたてて、上から下へなぜて、ふたを開ける格好をする。
「掃除して」
と、これは筒の中の掃除をするわけで、お尻を下から上へなでる格好をする。
「弾込めて」
と、今度は、お尻を押すような格好で、砲弾を込める格好をする。
「ズドーン」
と最後は、お尻をたたいて、弾を飛ばすのだ。
やはり、罰ゲームの一つだったのだろう。
子供、それも男の子同士がやるので、許されているところもあるだろうが、見ようによっては、卑猥なゲームでもある。
女子はできない。
それをやすし・きよしは、漫才のネタにしていたのだ。
当時は,今に比べると、時代がゆっくり、のんびりしていたからだろうか。
YouTubeのなかの、やすし・きよしが僕の小学校時代を思い出させてくれた。
