アメリカのジョークと一騎打ち(2)
- 2015/05/03
- 00:00
捜したのは、大木こだま・ひびきの酔っ払いのおっさんのネタである。
ちょうど、一緒にいることが多かった、僕の上司が結構お酒が好きで、いつも楽しいお酒だったので、ごめんなさいと言って、僕の上司をいじることにした。
上司を主人公に置き換えるわけだ。
その席には、上司はいなかったのであるが、
「いつも、Pさんにばかり、ジョークを言ってもらっていて、もらい放しなので、今度は、ひとつお返しをさせてください」
「そうですか。ぜひやってください」とPさんは身を乗り出してくる。
Sさんは、横でにやにやしている。
これは、僕の上司、Nさんの話です。
ご存じのように、Nさんは毎晩お酒を飲みます。
それも結構な量のお酒を飲みます。
飲みすぎるときは、帰りはタクシーです。
その日も飲みすぎて、タクシーに乗って帰りました。
今は、タクシーチケットも使えなくなっているので、自腹です。
タクシーに乗り込むNさん。
酔っ払っています。
「運ちゃん、頼むわ。高槻まで行って。近くに来たら、言うから、起こして」と言って、Nさんはすぐに寝てしまいました。
ここで高槻の説明を入れます。高槻は、大阪と京都の間にある街。
大阪からも京都からも30分以上はかかります。
で、続きを話します。
いびきをかいて寝るNさん。
かなり走りました。
ようやく高槻です。
運転手は、Nさんを起こします。
「お客さん、高槻ですよ」
目をこすりながら、Nさんは回りを見ます。
車がどこにいるか、わかったようです。
「ああ、ここか。言うで」と言って、道順を説明します。
この先を右に曲がって、そしてまっすぐ。2つ目の信号を左に曲がって。
という具合です。
ようやくタクシーが目的地に到着です。
ところが1ブロック行き過ぎたようです。
「あっ、ちゃうがな。行き過ぎや。前の角まで戻って」と酔っ払いながらも、すこし怒って言うNさん。
運転手は、さからわずに
「大丈夫ですよ。このままバックで戻りますから。バックだとメーターは上がりませんから」とタクシーをバックさせます。
「はい、お客さん、ここでよろしいですか」。
Nさんは、シートに座ったまま、外を見ます。
はたと気がついたようです。
「ごめん、運ちゃん。ここは先週引っ越したのを、思い出したわ。
引っ越し先は、京都や。
このまま京都までバックで行って。
メーターあがらへんのやろ」。
Dr.Pは、僕の英語でも話しのオチを理解してくれました。
ところが、すぐさま、「それでは、新しいジョークです」といままで聞いたことのない話を始めた。
これは、歴史から勉強しないと、Dr.Pには勝てませんわ。

ちょうど、一緒にいることが多かった、僕の上司が結構お酒が好きで、いつも楽しいお酒だったので、ごめんなさいと言って、僕の上司をいじることにした。
上司を主人公に置き換えるわけだ。
その席には、上司はいなかったのであるが、
「いつも、Pさんにばかり、ジョークを言ってもらっていて、もらい放しなので、今度は、ひとつお返しをさせてください」
「そうですか。ぜひやってください」とPさんは身を乗り出してくる。
Sさんは、横でにやにやしている。
これは、僕の上司、Nさんの話です。
ご存じのように、Nさんは毎晩お酒を飲みます。
それも結構な量のお酒を飲みます。
飲みすぎるときは、帰りはタクシーです。
その日も飲みすぎて、タクシーに乗って帰りました。
今は、タクシーチケットも使えなくなっているので、自腹です。
タクシーに乗り込むNさん。
酔っ払っています。
「運ちゃん、頼むわ。高槻まで行って。近くに来たら、言うから、起こして」と言って、Nさんはすぐに寝てしまいました。
ここで高槻の説明を入れます。高槻は、大阪と京都の間にある街。
大阪からも京都からも30分以上はかかります。
で、続きを話します。
いびきをかいて寝るNさん。
かなり走りました。
ようやく高槻です。
運転手は、Nさんを起こします。
「お客さん、高槻ですよ」
目をこすりながら、Nさんは回りを見ます。
車がどこにいるか、わかったようです。
「ああ、ここか。言うで」と言って、道順を説明します。
この先を右に曲がって、そしてまっすぐ。2つ目の信号を左に曲がって。
という具合です。
ようやくタクシーが目的地に到着です。
ところが1ブロック行き過ぎたようです。
「あっ、ちゃうがな。行き過ぎや。前の角まで戻って」と酔っ払いながらも、すこし怒って言うNさん。
運転手は、さからわずに
「大丈夫ですよ。このままバックで戻りますから。バックだとメーターは上がりませんから」とタクシーをバックさせます。
「はい、お客さん、ここでよろしいですか」。
Nさんは、シートに座ったまま、外を見ます。
はたと気がついたようです。
「ごめん、運ちゃん。ここは先週引っ越したのを、思い出したわ。
引っ越し先は、京都や。
このまま京都までバックで行って。
メーターあがらへんのやろ」。
Dr.Pは、僕の英語でも話しのオチを理解してくれました。
ところが、すぐさま、「それでは、新しいジョークです」といままで聞いたことのない話を始めた。
これは、歴史から勉強しないと、Dr.Pには勝てませんわ。
