3つのNO
- 2015/05/11
- 00:00
初めてアメリカに行ったのは、もう随分昔のこと、学生のときだ。
ニューヨークに滞在した。
街のなかでI❤NY の文字を目にしたのが、新鮮だった。
I Love New York という意味であることは、当時はすぐには分からなかった。
まだ英語もろくにできていない。
自分で分かる言葉を目にすると、これは知っているとうれしくなる程である。
地下鉄に乗って毎日マンハッタンに行っていた。
地下鉄の駅には、3つのNOが書いてあった。
一つ目は、 No Smoking である。
これは日本でもよく目にする英語であり、目にしてもなんの違和感もない。
当然の事と思った。
だが、その次のNOには、やや驚いた。
No Spitting である。
spit は、つばをはくということだから、つばを吐いてはだめということになる。
日本では、目にしたことのない標識だ。
というか、日本ではわざわざ書かなくても、当たり前という範疇のことかもしれない。
でも場所によっては、日本でも平気で道につばをする人はいることも確かだ。
それをあえて明示するところが日本との違いかもしれない。
3つめのNOも、そういう点では、2番目のNOと似ている。
No Littering である
これを目にしたときは、僕の乏しい語彙力では、意味が分からなかった。
litter という言葉を使ったことがなかった。
Litterは、ごみを捨てると意味なので、ゴミ捨て禁止ということになる。
最近でこそ、ゴミ捨て禁止という言葉は、日本でも目にするが、当時は、珍しいことが書いてあるな、という印象だった。
分かっていることでもあえてはっきりと書く。
特にニューヨークという街は、様々な人がいるので、よけいにそういうようにするのかもしれない。

ニューヨークに滞在した。
街のなかでI❤NY の文字を目にしたのが、新鮮だった。
I Love New York という意味であることは、当時はすぐには分からなかった。
まだ英語もろくにできていない。
自分で分かる言葉を目にすると、これは知っているとうれしくなる程である。
地下鉄に乗って毎日マンハッタンに行っていた。
地下鉄の駅には、3つのNOが書いてあった。
一つ目は、 No Smoking である。
これは日本でもよく目にする英語であり、目にしてもなんの違和感もない。
当然の事と思った。
だが、その次のNOには、やや驚いた。
No Spitting である。
spit は、つばをはくということだから、つばを吐いてはだめということになる。
日本では、目にしたことのない標識だ。
というか、日本ではわざわざ書かなくても、当たり前という範疇のことかもしれない。
でも場所によっては、日本でも平気で道につばをする人はいることも確かだ。
それをあえて明示するところが日本との違いかもしれない。
3つめのNOも、そういう点では、2番目のNOと似ている。
No Littering である
これを目にしたときは、僕の乏しい語彙力では、意味が分からなかった。
litter という言葉を使ったことがなかった。
Litterは、ごみを捨てると意味なので、ゴミ捨て禁止ということになる。
最近でこそ、ゴミ捨て禁止という言葉は、日本でも目にするが、当時は、珍しいことが書いてあるな、という印象だった。
分かっていることでもあえてはっきりと書く。
特にニューヨークという街は、様々な人がいるので、よけいにそういうようにするのかもしれない。
