カレーライス
- 2015/05/30
- 00:00
遠藤賢司さんのことをブログに書いた。
その中でカレーライスの由来のことに触れたら、その事件はなにかと聴かれた。
その事件は、三島由紀夫さんが割腹自殺をした事件だ。
遠藤賢司さんは、それをテレビで見て、“カレーライス“を作ったという。
君も僕もみんな みんな
好きだよ カレーライスが
君はとんとん じゃがいもにんじん切って
涙を浮かべて玉葱を切って
ばかだな ばかだな ついでに自分の手も切って
僕は座ってギターを弾いてる
よ~ん カレーライス
猫はうるさくつきまとって
私にもはやく くれにゃ~て
う~ん とってもいいにおいだな
僕は寝転んでテレビを見てる
誰かがお腹を切っちゃったって
う~ん とっても痛いだろうにねえ
はは~ん カレーライス
三島由紀夫さんの事件はとても衝撃的で、今でも、僕はその日のことを覚えている。
僕は学生だった。
ちょうどその日は、僕の友人の大学に遊びに行っていた。
僕の友人で中学、高校が同期のN君がいる。
彼の大学は、僕の通っていた大学とは違うのだけど、住んでいるアパートが近いこともあって、卒業後2年目くらいに再会した。
N君を訪ねて、彼の大学に時々行っていた。
ある時は、これから授業があるから、一緒に受けるかと言われて、ついつい気軽に大教室に入り込んで、その授業を聴いたりしていた。
N君の行きつけの喫茶店が大学のそばにあり、その喫茶店に行くと、N君の仲間が何人かいて、すぐに彼らとも親しくなった。
それからは、直接その喫茶店に行って、N君やその仲間と会っていた。
三島由紀夫さんの事件のあった日は、N君の仲間のW君と二人で新宿に出ることになった。
新宿では、紀伊國屋に行ったのだが、はずみでランボーの詩集を買ってしまった。
しかもフランス語の詩集である。
その友達にけしかけられたとしか思えない。
僕の大学での第二外国語は、ドイツ語で、フランス語は全くやっていなかったのだ。
結局あの詩集は、読むこともなく、引越のどさくさに紛れて、どこかに行ってしまった。
遠藤賢司のカレーライスとランボーは、こうやって僕の頭のなかでは、紐付いているんだ。
そんなことがあって、あの日のことがいつまでも、残っている。

その中でカレーライスの由来のことに触れたら、その事件はなにかと聴かれた。
その事件は、三島由紀夫さんが割腹自殺をした事件だ。
遠藤賢司さんは、それをテレビで見て、“カレーライス“を作ったという。
君も僕もみんな みんな
好きだよ カレーライスが
君はとんとん じゃがいもにんじん切って
涙を浮かべて玉葱を切って
ばかだな ばかだな ついでに自分の手も切って
僕は座ってギターを弾いてる
よ~ん カレーライス
猫はうるさくつきまとって
私にもはやく くれにゃ~て
う~ん とってもいいにおいだな
僕は寝転んでテレビを見てる
誰かがお腹を切っちゃったって
う~ん とっても痛いだろうにねえ
はは~ん カレーライス
三島由紀夫さんの事件はとても衝撃的で、今でも、僕はその日のことを覚えている。
僕は学生だった。
ちょうどその日は、僕の友人の大学に遊びに行っていた。
僕の友人で中学、高校が同期のN君がいる。
彼の大学は、僕の通っていた大学とは違うのだけど、住んでいるアパートが近いこともあって、卒業後2年目くらいに再会した。
N君を訪ねて、彼の大学に時々行っていた。
ある時は、これから授業があるから、一緒に受けるかと言われて、ついつい気軽に大教室に入り込んで、その授業を聴いたりしていた。
N君の行きつけの喫茶店が大学のそばにあり、その喫茶店に行くと、N君の仲間が何人かいて、すぐに彼らとも親しくなった。
それからは、直接その喫茶店に行って、N君やその仲間と会っていた。
三島由紀夫さんの事件のあった日は、N君の仲間のW君と二人で新宿に出ることになった。
新宿では、紀伊國屋に行ったのだが、はずみでランボーの詩集を買ってしまった。
しかもフランス語の詩集である。
その友達にけしかけられたとしか思えない。
僕の大学での第二外国語は、ドイツ語で、フランス語は全くやっていなかったのだ。
結局あの詩集は、読むこともなく、引越のどさくさに紛れて、どこかに行ってしまった。
遠藤賢司のカレーライスとランボーは、こうやって僕の頭のなかでは、紐付いているんだ。
そんなことがあって、あの日のことがいつまでも、残っている。
