Bob Dylan 30周年記念
- 2015/06/04
- 00:00
Bob Dylanの30周年記念コンサートをBSで放送したのを録画した。
大分前のことだけどね。
そのコンサートは90年代のものだ。1992年かな。
The BeatlesのGeorge Harrisonがまだ生きていた頃だから、もう随分昔のことだね。
でも、僕はBob Dylanが好きで、今聴いても、知っている曲もいくつかあるので、飽きないし、時々思い出したように、すこしずつ見たりしているわけ。
場所はNew YorkのMadison Square Gardenだ。
Madison Square Garden というと、日本ではプロレスとかの興行で名前を良く聞くけど、コンサートが行われているところ。
Madison Square Gardenには、一度だけ、学生の頃に行ったことがあるんだ。
New Yorkに夏休みに滞在していて、毎週、コンサートの広告が新聞に載っているのを見て、日本ではなかなか見られないものが多かったので、行きたいなぁといつも思っていた。
実際に行ったのは、このときだけだったけどね。
そのときは、Blood Sweat & Tears(BST)のコンサートだっだ。
前座のような形で Miles Davis がでていた。
そのときのお客さんは、BSTがお目当てだったのだろうね。
Mile Davisが長い曲を演奏すると、ブーイングしている人もいたのには、本当に驚いた。
Miles Davisは、日本ではJazzの帝王と言われた人だからね。
帰国してからJAZZの好きな友人に、その話をしたら、えらく怒っていた。
BSTはAl Kooperを中心に結成されたバンドだけど、僕が見に行ったときには、もうAl Kooperはいなかったと思う。
Al Kooperといえば、僕には Bob Dylanの歌の中でも一番好きな歌、 Like a Rolling Stone のキーボード奏者というイメージが強い。
このときのレコーディングのときのエピソードは、WEBにも書いてあったりする。
Al Kooperは、キーボードを弾くつもりでスタジオに行ったわけではなかったのに、自分よりうまい(?)ギタリストがいたのでキーボードにまわったらしい。
本当か、どうかは知らないよ。
でもキーボード担当になって、あれだけ印象に残る出だしのところをやったわけだから、結果は良かったのだろうね。
Like a Rolling Stoneの出だしのところのキーボードは僕がとても好きなフレーズだ。
Bob Dylan 30周年コンサートのトップバッターは、女性だ。
Chrissie Hyndeという名前の女性。
アメリカ オハイオ州の出身。
ギターを弾きながら歌い出す。
僕は彼女のことは、知らなかった。
歌ったのは、 I shall be released だ。
これは、もちろんBob Dylanの曲だけど、Bob Dylan と一緒にやっていた The Bandが歌っているね。
この曲は、日本では、大塚まさじが日本語で、歌っているんだ。
大塚まさじは、大阪のおっちゃん。
日本語の題名は、男らしいってわかるかいって言うんだ。
大塚まさじは、今は亡き西岡恭蔵とのコンビで、プカプカを歌ったりしているけど、男らしいって解るかいの歌詞が、面白いね。
原曲のI shall be released の歌詞を訳したものではなく、雰囲気は同じような感じだけど、全く新しい詩に生まれ変わっていると言ってもいいよ。
カラオケだと、たまに日本語と英語の歌が両方入っていることがあったりする。
そのときは、両方を順番に歌うと、聴いている人は、まずそんなことは知らないので、ただ、英語の歌を歌っているんだ、とか、聴いたことのない日本語の歌を歌っているんだ、で終わりなんだけど。
僕はそういうのが好きだ。
パンツ姿が格好いい彼女は、一曲だけで退場する。
すると、司会者がこれも新しい人に変わって、登場して、次の出演者を紹介する。
その司会者も見た記憶がある。
名前を思い出さない。
なかなか思い出さない、例のやつだ。
きっといつか思い出すだろうけどね。
出演者は、すぐに分かるよ。
そう、 Eric Claptonだ。
Eric Claptonは2曲歌う。
初めは、 Love Minus Zero/ No Limitだ。
これも僕の好きな曲でBob Dylanの歌だ。
フォークからロックに変わり始めた頃、生ギターからエレキギターに変わり始めた頃のBob Dylanが一番好きだからね。
コンサートでものを投げられた頃だね。
僕の中では、時間が止まっているのかもしれない。
遠藤賢司のところでも書いたけど、歌い手はドンドン変わって行っているのに、聴く方はかわっていない。
こういうことはよくあることだ。
この曲は、どこのカラオケにも、入っていない。
生演奏をやっているお店があって、そこでは、フィリピンの年輩の男性が、たいていの曲を弾いてくれる。
カラオケにはないけど、好きな歌があると、その譜面を持って行くと、その次には、ちゃんと伴奏をしてくれたりする。
それは彼と僕との間だけかもしれない。
The Monkeesの I wanna be freeという歌が、これも好きな歌なので、譜面をコピーして持って行ったら、次回行ったときは、演奏をしてくれた。
伴奏付きで、この歌を歌うと、とても気持ちいい。
それで調子に乗って、 Love Minus Zero/No Limit も譜面を持って行ったら、これはだめだった。
なぜかは分からないけど、やってくれなかった。
イメージが悪いのだろうか。
確かに I wanna be free は、メロディはきれいだ。
歌詞の意味を考えると、男の勝手ないいぐさって感じで、女性には受け入れられない内容だけど。
録画したビデオでは、歌詞の訳が画面の下に日本語で表示されるのだけど、Bob Dylanの歌は、訳しても意味が分からないものが多いし、やたら韻を踏むだけの単語の繰り返しのようなところもあったりするので、意味は考えないほうがいいのだろうね。
I shall be released は、まだ意味は分かるけど、 Love Minus Zero/No Limit は、意味不明だ。
Eric Claptonの2曲目は、Don’t think twice, it’s all right. だ。
日本語題名は、くよくよするな だよ。
意味を考えてつけたのだろうね。
これは、まだ歌詞も意味がわかるほうだね。
ギターを弾きながら、歌う Eric Claptonがいいね。
やはりギターソロだと、ものが違うね。
まだまだ続くよ。
(続く)

大分前のことだけどね。
そのコンサートは90年代のものだ。1992年かな。
The BeatlesのGeorge Harrisonがまだ生きていた頃だから、もう随分昔のことだね。
でも、僕はBob Dylanが好きで、今聴いても、知っている曲もいくつかあるので、飽きないし、時々思い出したように、すこしずつ見たりしているわけ。
場所はNew YorkのMadison Square Gardenだ。
Madison Square Garden というと、日本ではプロレスとかの興行で名前を良く聞くけど、コンサートが行われているところ。
Madison Square Gardenには、一度だけ、学生の頃に行ったことがあるんだ。
New Yorkに夏休みに滞在していて、毎週、コンサートの広告が新聞に載っているのを見て、日本ではなかなか見られないものが多かったので、行きたいなぁといつも思っていた。
実際に行ったのは、このときだけだったけどね。
そのときは、Blood Sweat & Tears(BST)のコンサートだっだ。
前座のような形で Miles Davis がでていた。
そのときのお客さんは、BSTがお目当てだったのだろうね。
Mile Davisが長い曲を演奏すると、ブーイングしている人もいたのには、本当に驚いた。
Miles Davisは、日本ではJazzの帝王と言われた人だからね。
帰国してからJAZZの好きな友人に、その話をしたら、えらく怒っていた。
BSTはAl Kooperを中心に結成されたバンドだけど、僕が見に行ったときには、もうAl Kooperはいなかったと思う。
Al Kooperといえば、僕には Bob Dylanの歌の中でも一番好きな歌、 Like a Rolling Stone のキーボード奏者というイメージが強い。
このときのレコーディングのときのエピソードは、WEBにも書いてあったりする。
Al Kooperは、キーボードを弾くつもりでスタジオに行ったわけではなかったのに、自分よりうまい(?)ギタリストがいたのでキーボードにまわったらしい。
本当か、どうかは知らないよ。
でもキーボード担当になって、あれだけ印象に残る出だしのところをやったわけだから、結果は良かったのだろうね。
Like a Rolling Stoneの出だしのところのキーボードは僕がとても好きなフレーズだ。
Bob Dylan 30周年コンサートのトップバッターは、女性だ。
Chrissie Hyndeという名前の女性。
アメリカ オハイオ州の出身。
ギターを弾きながら歌い出す。
僕は彼女のことは、知らなかった。
歌ったのは、 I shall be released だ。
これは、もちろんBob Dylanの曲だけど、Bob Dylan と一緒にやっていた The Bandが歌っているね。
この曲は、日本では、大塚まさじが日本語で、歌っているんだ。
大塚まさじは、大阪のおっちゃん。
日本語の題名は、男らしいってわかるかいって言うんだ。
大塚まさじは、今は亡き西岡恭蔵とのコンビで、プカプカを歌ったりしているけど、男らしいって解るかいの歌詞が、面白いね。
原曲のI shall be released の歌詞を訳したものではなく、雰囲気は同じような感じだけど、全く新しい詩に生まれ変わっていると言ってもいいよ。
カラオケだと、たまに日本語と英語の歌が両方入っていることがあったりする。
そのときは、両方を順番に歌うと、聴いている人は、まずそんなことは知らないので、ただ、英語の歌を歌っているんだ、とか、聴いたことのない日本語の歌を歌っているんだ、で終わりなんだけど。
僕はそういうのが好きだ。
パンツ姿が格好いい彼女は、一曲だけで退場する。
すると、司会者がこれも新しい人に変わって、登場して、次の出演者を紹介する。
その司会者も見た記憶がある。
名前を思い出さない。
なかなか思い出さない、例のやつだ。
きっといつか思い出すだろうけどね。
出演者は、すぐに分かるよ。
そう、 Eric Claptonだ。
Eric Claptonは2曲歌う。
初めは、 Love Minus Zero/ No Limitだ。
これも僕の好きな曲でBob Dylanの歌だ。
フォークからロックに変わり始めた頃、生ギターからエレキギターに変わり始めた頃のBob Dylanが一番好きだからね。
コンサートでものを投げられた頃だね。
僕の中では、時間が止まっているのかもしれない。
遠藤賢司のところでも書いたけど、歌い手はドンドン変わって行っているのに、聴く方はかわっていない。
こういうことはよくあることだ。
この曲は、どこのカラオケにも、入っていない。
生演奏をやっているお店があって、そこでは、フィリピンの年輩の男性が、たいていの曲を弾いてくれる。
カラオケにはないけど、好きな歌があると、その譜面を持って行くと、その次には、ちゃんと伴奏をしてくれたりする。
それは彼と僕との間だけかもしれない。
The Monkeesの I wanna be freeという歌が、これも好きな歌なので、譜面をコピーして持って行ったら、次回行ったときは、演奏をしてくれた。
伴奏付きで、この歌を歌うと、とても気持ちいい。
それで調子に乗って、 Love Minus Zero/No Limit も譜面を持って行ったら、これはだめだった。
なぜかは分からないけど、やってくれなかった。
イメージが悪いのだろうか。
確かに I wanna be free は、メロディはきれいだ。
歌詞の意味を考えると、男の勝手ないいぐさって感じで、女性には受け入れられない内容だけど。
録画したビデオでは、歌詞の訳が画面の下に日本語で表示されるのだけど、Bob Dylanの歌は、訳しても意味が分からないものが多いし、やたら韻を踏むだけの単語の繰り返しのようなところもあったりするので、意味は考えないほうがいいのだろうね。
I shall be released は、まだ意味は分かるけど、 Love Minus Zero/No Limit は、意味不明だ。
Eric Claptonの2曲目は、Don’t think twice, it’s all right. だ。
日本語題名は、くよくよするな だよ。
意味を考えてつけたのだろうね。
これは、まだ歌詞も意味がわかるほうだね。
ギターを弾きながら、歌う Eric Claptonがいいね。
やはりギターソロだと、ものが違うね。
まだまだ続くよ。
(続く)
