少年のこころと
- 2015/01/15
- 00:01
親しくしてもらっているお店がある。
大阪は南のバーである。
マスター1人で30年近くお店をやっている。
お店の名前は変わらないが、場所は3回変わっているはずである。
今の店は、僕が知っている限りは3回目だ。
マスターは、Sさんと呼ぶ。
Sさんは、若いときは芸能界にもいたそうだ。
いろいろなところで経験が豊富である。
ときどき忘れがたいことを言う。
「少年の心をもっていないといけない」
Sさんが言っている意図は、よく分かる。
年を重ねても、いつも純朴で、少年のような素直な心をもっているのは難しいことであるが、大事なことだ。
特に女性に対しては、少年の心がないと、もてないそうだ。
世の中の荒波にもまれるうちに、だんだんと素直な心を持ち続けるのが難しくなり、生きていくためとは言え、ときには、手練手管を使った行動にでてしまう。
企業のなかで仕事をしていても、もちろん独立して起業した場合もそうだ。
いつまでも、きれいごとばかりでは、やっていけない。
ときには、いわゆる汚い仕事もしないといけない。
そのような環境に長い間生活していると、少年の心はいつのまにか、消えてしまう。
それでも、本質的なところでは、少年のこころを持ち続けることはできるのだと、Sさんはいう。
それに加えて、いつも言われることがある。
「こころは少年でいいのです。でも財布は大人でないといけません」
もっともな話で、現実の世界に戻されてしまう。
最悪なのは、その正反対で、「こころは大人、財布は少年」ということになる。
財布はともかく、少年のこころを持ち続けていたいと思う。
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大阪は南のバーである。
マスター1人で30年近くお店をやっている。
お店の名前は変わらないが、場所は3回変わっているはずである。
今の店は、僕が知っている限りは3回目だ。
マスターは、Sさんと呼ぶ。
Sさんは、若いときは芸能界にもいたそうだ。
いろいろなところで経験が豊富である。
ときどき忘れがたいことを言う。
「少年の心をもっていないといけない」
Sさんが言っている意図は、よく分かる。
年を重ねても、いつも純朴で、少年のような素直な心をもっているのは難しいことであるが、大事なことだ。
特に女性に対しては、少年の心がないと、もてないそうだ。
世の中の荒波にもまれるうちに、だんだんと素直な心を持ち続けるのが難しくなり、生きていくためとは言え、ときには、手練手管を使った行動にでてしまう。
企業のなかで仕事をしていても、もちろん独立して起業した場合もそうだ。
いつまでも、きれいごとばかりでは、やっていけない。
ときには、いわゆる汚い仕事もしないといけない。
そのような環境に長い間生活していると、少年の心はいつのまにか、消えてしまう。
それでも、本質的なところでは、少年のこころを持ち続けることはできるのだと、Sさんはいう。
それに加えて、いつも言われることがある。
「こころは少年でいいのです。でも財布は大人でないといけません」
もっともな話で、現実の世界に戻されてしまう。
最悪なのは、その正反対で、「こころは大人、財布は少年」ということになる。
財布はともかく、少年のこころを持ち続けていたいと思う。
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