米倉斉加年さんのこと
- 2015/06/23
- 00:00
突然、米倉斉加年さんのことが頭のなかに浮かんできた。
何の脈絡もなく、出てきた。
俳優の場合は、僕が見た映画とかテレビのシーンのなかでの、その俳優さんがでてくるのだ。
米倉斉加年さんの場合は、映画“男はつらいよ”のなかの一シーンだ。
米倉斉加年さんは、きっと山田洋次監督に気に入られたのだろう。
寅さんの恋敵であったり、主要な役で何度か出ている。
それ以外にも映画のなかでの一場面だけの登場もある。
かえって、そのようなわずかな時間の登場のほうが印象が強く残っている。
米倉斉加年さんの一シーンは、葛飾柴又の駐在勤務になったばかりの巡査の役というのがある。
自転車に乗って柴又の商店街を走っている。
まっすぐに“とらや”に入れない寅さんとばったりはちあう。
出会ったところで、二人のやりとりがある。
米倉斉加年さんの巡査は、新しく駐在に着任したので、寅さんの顔を知らない。
もちろん、寅さんも新人巡査を知らない。
そこで、このやりとりが成り立つのだ。
米倉斉加年さんは、絵を描いているということを、かすかに記憶していた。
調べてみると、随分繊細な絵を描かれている。
画集も出版されている。
”憂気世絵”というものだ。
僕のなかの一番新しい記憶は、テレビの2時間のサスペンス物での、渋い脇役である。
昨年、米倉斉加年さんは、亡くなられた。
あの味のある表情を見たくなったときは、ビデオを借りてこよう。
寅さんのなかの米倉斉加年さんは、いつでも家にある。。。。
何の脈絡もなく、出てきた。
俳優の場合は、僕が見た映画とかテレビのシーンのなかでの、その俳優さんがでてくるのだ。
米倉斉加年さんの場合は、映画“男はつらいよ”のなかの一シーンだ。
米倉斉加年さんは、きっと山田洋次監督に気に入られたのだろう。
寅さんの恋敵であったり、主要な役で何度か出ている。
それ以外にも映画のなかでの一場面だけの登場もある。
かえって、そのようなわずかな時間の登場のほうが印象が強く残っている。
米倉斉加年さんの一シーンは、葛飾柴又の駐在勤務になったばかりの巡査の役というのがある。
自転車に乗って柴又の商店街を走っている。
まっすぐに“とらや”に入れない寅さんとばったりはちあう。
出会ったところで、二人のやりとりがある。
米倉斉加年さんの巡査は、新しく駐在に着任したので、寅さんの顔を知らない。
もちろん、寅さんも新人巡査を知らない。
そこで、このやりとりが成り立つのだ。
米倉斉加年さんは、絵を描いているということを、かすかに記憶していた。
調べてみると、随分繊細な絵を描かれている。
画集も出版されている。
”憂気世絵”というものだ。
僕のなかの一番新しい記憶は、テレビの2時間のサスペンス物での、渋い脇役である。
昨年、米倉斉加年さんは、亡くなられた。
あの味のある表情を見たくなったときは、ビデオを借りてこよう。
寅さんのなかの米倉斉加年さんは、いつでも家にある。。。。
