DOS文書ってなに?
- 2015/07/05
- 00:00
昔、DOS文書というワープロを使っていた。
DOSというのは、Windows95が出てくるまでは、基本ソフトウェア(OS)としては定番だった。
DOSの上で、使えるワープロがDOS文書である。
現在のワープロに比べると、機能面では比べるべくもない。
ただひたすら文字を打ち込むだけである。
プレゼンテーションもDOS文書を使うのであるから、訴える力は、現在のパワーポイントに比べると、1万分の1くらいだろうか、表現のしようがない。
計算機の処理能力は、10年で1000倍速くなると言われている。
ワープロの処理能力を測ることは難しいが、計算機と同程度の進化があると思ってもよいだろう。
Windows95がでてから20年。処理能力は、1000x1000=100万倍進化していると言えるのかもしれない。
DOS文書では作成した資料の見栄えをよくする技は限られていた。
倍角、4倍角、太字にする程度である。
そのころMACはすでに、プレゼンテーション能力はDOS文書を遙かに凌駕していた。
MACには、プレゼンテーションにも使えるツールが揃っていたのだ。
このブログでも紹介したRさんは、 MACを使っていた。
Rさんの資料には、マウスを握る手の絵が表示されている。
その上に1行説明がある。
それだけの1枚の資料。
それをスクリーンに映しながら、Rさんが説明をする。
ちょうどプレゼンテーション資料は、BGMではないが、BGP(Back Ground Picture)として使っている。
Rさんは、説明をするときにスクリーンは見ない。
聴いている人を向いて話しをする。
DOS文書の4倍角しか知らなかった者には、MACは衝撃的だった。
幕末の日本人が見た黒船のようなものだ。
ところがDOS文書を未だに使い続けている達人がいる。
Yさんだ。
Yさんは、技術計算の分野では、卓越した技量を持っている。
世界的にも認められた技術があり、Yさんが書いた書物は、その分野では定番になっている。
Yさんが書いた書物というのは、技術的な資料である。
文章と数式、図で構成されている。
DOS文書の時代から書き始め、20年以上にわたり、更新を続けている。
DOS文書で、このような図が作成できるのかという驚きがある。
10年以上前のことだ。
YさんにそろそろDOS文書からWindowsに移行してはどうですか。
パワーポイントを使った方がよいのでは、と話したことがある。
DOS文書が使えるパソコンもなくなるでしょう。
ところが、YさんはDOS文書を動かすためだけのパソコンを当時、複数台持っていて、いまだに使い続けている。
ここまでくると、もう恐れ入るしかない。
このブログで、DOS文書のことを書いた。
DOS文書ってなにと聞かれたので、当時を思い出して書いてみた。

DOSというのは、Windows95が出てくるまでは、基本ソフトウェア(OS)としては定番だった。
DOSの上で、使えるワープロがDOS文書である。
現在のワープロに比べると、機能面では比べるべくもない。
ただひたすら文字を打ち込むだけである。
プレゼンテーションもDOS文書を使うのであるから、訴える力は、現在のパワーポイントに比べると、1万分の1くらいだろうか、表現のしようがない。
計算機の処理能力は、10年で1000倍速くなると言われている。
ワープロの処理能力を測ることは難しいが、計算機と同程度の進化があると思ってもよいだろう。
Windows95がでてから20年。処理能力は、1000x1000=100万倍進化していると言えるのかもしれない。
DOS文書では作成した資料の見栄えをよくする技は限られていた。
倍角、4倍角、太字にする程度である。
そのころMACはすでに、プレゼンテーション能力はDOS文書を遙かに凌駕していた。
MACには、プレゼンテーションにも使えるツールが揃っていたのだ。
このブログでも紹介したRさんは、 MACを使っていた。
Rさんの資料には、マウスを握る手の絵が表示されている。
その上に1行説明がある。
それだけの1枚の資料。
それをスクリーンに映しながら、Rさんが説明をする。
ちょうどプレゼンテーション資料は、BGMではないが、BGP(Back Ground Picture)として使っている。
Rさんは、説明をするときにスクリーンは見ない。
聴いている人を向いて話しをする。
DOS文書の4倍角しか知らなかった者には、MACは衝撃的だった。
幕末の日本人が見た黒船のようなものだ。
ところがDOS文書を未だに使い続けている達人がいる。
Yさんだ。
Yさんは、技術計算の分野では、卓越した技量を持っている。
世界的にも認められた技術があり、Yさんが書いた書物は、その分野では定番になっている。
Yさんが書いた書物というのは、技術的な資料である。
文章と数式、図で構成されている。
DOS文書の時代から書き始め、20年以上にわたり、更新を続けている。
DOS文書で、このような図が作成できるのかという驚きがある。
10年以上前のことだ。
YさんにそろそろDOS文書からWindowsに移行してはどうですか。
パワーポイントを使った方がよいのでは、と話したことがある。
DOS文書が使えるパソコンもなくなるでしょう。
ところが、YさんはDOS文書を動かすためだけのパソコンを当時、複数台持っていて、いまだに使い続けている。
ここまでくると、もう恐れ入るしかない。
このブログで、DOS文書のことを書いた。
DOS文書ってなにと聞かれたので、当時を思い出して書いてみた。
