お盆休み
- 2015/08/07
- 00:00
8月のお盆休みになる。
5年以上前のことだ。
沖縄に仕事でまめに行っていたことがある。
その年は、8月のお盆の頃にも行った。
訪問先の方は、アメリカの方で、沖縄で仕事をされている。
調達をするときの技術的な窓口になっているのだが、場所が沖縄なので、それほど頻繁に多くの人が本土から飛ぶことはできない。
僕の場合は、突然の出張も許されていたので、飛行機代が一番高いときに、しかも直前に予約をして飛んでいた。
一人で行くことが多かった。
そのときも、入口のロビーのようなところで待っていると、アメリカ人の彼が現れる。
彼は、みんなが休むお盆休みを避けて、別の期間に長い夏休みを取ると言っていた。
僕を見て、一人ですか、とびっくりする。
大抵は、ぞろぞろと何人も連れて訪問する会社が多かったようだ。
一人で来る人はいないという。
もちろん技術的に全ての点をカバーするために、メンバー勢揃いで訪問したほうがいい場合もあるが、多いからと言ってよいとは限らない。
腹を割った話しは1対1でないとできない場合もある。
それは人にもよるのだが、人数が一人であっても、あるいは多くても、話をする内容が変わらない人もいるが、やはりある程度は変わるものだ。
一人だと仕事の話の後、プライベートの話題も出しやすい。
彼は、アメリカ人でありながら、日本のことを随分気に入っていた。
長期間の休みが取れるときは、大抵は本国に帰るのだが、あるときは四国に行ったという。
四国で数週間の休みをどう過ごしたのですか、と聞くと、
お遍路だという。
すでに2回行ったという。
僕もお遍路には関心があるが、まだ行ったことはない。
こういうところからも、彼がアメリカの研究所から日本に転職してきた理由も見えてくる。
沖縄行きは8ヶ月くらい続いた。
年度末にはそれなりのビジネスの成果があった。
彼を訪問した後は、いつものようにレンタカーで万座毛に行った。
10分くらいの散策の後、土産物屋に顔を出す。
気分次第ではあるが、シーサーを買うこともある。
夏の暑いときには、冷たいお茶をサービスしてくれる。
お茶を飲みながら、土産物屋さんのおばさんと話をする。
夏の暑さの中の一休みだ。
さぁ、日帰り出張の帰りの便に間に合うように、空港に急ごう。
8月の万座毛



5年以上前のことだ。
沖縄に仕事でまめに行っていたことがある。
その年は、8月のお盆の頃にも行った。
訪問先の方は、アメリカの方で、沖縄で仕事をされている。
調達をするときの技術的な窓口になっているのだが、場所が沖縄なので、それほど頻繁に多くの人が本土から飛ぶことはできない。
僕の場合は、突然の出張も許されていたので、飛行機代が一番高いときに、しかも直前に予約をして飛んでいた。
一人で行くことが多かった。
そのときも、入口のロビーのようなところで待っていると、アメリカ人の彼が現れる。
彼は、みんなが休むお盆休みを避けて、別の期間に長い夏休みを取ると言っていた。
僕を見て、一人ですか、とびっくりする。
大抵は、ぞろぞろと何人も連れて訪問する会社が多かったようだ。
一人で来る人はいないという。
もちろん技術的に全ての点をカバーするために、メンバー勢揃いで訪問したほうがいい場合もあるが、多いからと言ってよいとは限らない。
腹を割った話しは1対1でないとできない場合もある。
それは人にもよるのだが、人数が一人であっても、あるいは多くても、話をする内容が変わらない人もいるが、やはりある程度は変わるものだ。
一人だと仕事の話の後、プライベートの話題も出しやすい。
彼は、アメリカ人でありながら、日本のことを随分気に入っていた。
長期間の休みが取れるときは、大抵は本国に帰るのだが、あるときは四国に行ったという。
四国で数週間の休みをどう過ごしたのですか、と聞くと、
お遍路だという。
すでに2回行ったという。
僕もお遍路には関心があるが、まだ行ったことはない。
こういうところからも、彼がアメリカの研究所から日本に転職してきた理由も見えてくる。
沖縄行きは8ヶ月くらい続いた。
年度末にはそれなりのビジネスの成果があった。
彼を訪問した後は、いつものようにレンタカーで万座毛に行った。
10分くらいの散策の後、土産物屋に顔を出す。
気分次第ではあるが、シーサーを買うこともある。
夏の暑いときには、冷たいお茶をサービスしてくれる。
お茶を飲みながら、土産物屋さんのおばさんと話をする。
夏の暑さの中の一休みだ。
さぁ、日帰り出張の帰りの便に間に合うように、空港に急ごう。
8月の万座毛


