こがらし・えれじぃ
- 2015/08/10
- 00:00
加川良さんの歌に「こがらし・えれじい」というのがある。
学生の頃、聴いていた。
この中の一節に、「待っては都電はくるもんか」というのがあって、このフレーズがいつまでも僕の記憶の中に残っている。
加川良さんは、きっと中津川フォークジャンボリーで聴いたのだと思う。
中津川フォークジャンボリーは、第1回が1969年に開催され、第3回で終わっている。
僕は一度だけ行っている。
あれは1970年のはずだ。
1971年は、僕にとっては、やり直しの年で、その夏は、日本にいなかった。
加川良さんの歌は、腹に響く歌だ。
自虐的に見えるところもあるが、反戦歌というと嫌がられるかもしれないが、当時の学生には、共感を呼ぶ叫びだった。
「こがらし・えれじぃ」
屋台じゃ 焼きそば20円 焼酎が25円で
靴は水のしみるものさ
シャツとはボタンのとれるものさ
いつでも風が吹いていた
待っても都電は来るもんか
穴ぼこだらけのアスファルトに
なんでもないからならずものさ
純情可憐なすれっからしだってさ
やる気がないからやくざにゃなれず
たかだか女にたかるだけ
てんからてんてん すっからかんのからっけつ
こんこんからせき 空っ風
あかはら 墓ほり ゼニの虫
こがらし こがらし こがらしの街に 今も昔も
これは1番だけ。
作曲は五つの赤い風船の西岡たかしさんなのだ。

学生の頃、聴いていた。
この中の一節に、「待っては都電はくるもんか」というのがあって、このフレーズがいつまでも僕の記憶の中に残っている。
加川良さんは、きっと中津川フォークジャンボリーで聴いたのだと思う。
中津川フォークジャンボリーは、第1回が1969年に開催され、第3回で終わっている。
僕は一度だけ行っている。
あれは1970年のはずだ。
1971年は、僕にとっては、やり直しの年で、その夏は、日本にいなかった。
加川良さんの歌は、腹に響く歌だ。
自虐的に見えるところもあるが、反戦歌というと嫌がられるかもしれないが、当時の学生には、共感を呼ぶ叫びだった。
「こがらし・えれじぃ」
屋台じゃ 焼きそば20円 焼酎が25円で
靴は水のしみるものさ
シャツとはボタンのとれるものさ
いつでも風が吹いていた
待っても都電は来るもんか
穴ぼこだらけのアスファルトに
なんでもないからならずものさ
純情可憐なすれっからしだってさ
やる気がないからやくざにゃなれず
たかだか女にたかるだけ
てんからてんてん すっからかんのからっけつ
こんこんからせき 空っ風
あかはら 墓ほり ゼニの虫
こがらし こがらし こがらしの街に 今も昔も
これは1番だけ。
作曲は五つの赤い風船の西岡たかしさんなのだ。
