ふたたび モンク(2)
- 2015/08/16
- 00:00
“モンク、ロックコンサートへ行く”の筋だ。
警部の息子が学校をサボって、ロックコンサートに行っていることが分かる。
連絡を受けた警部は、ロックコンサート会場へ息子を探しに行くことになる。
妻とは離婚しているので、息子とは同居していないはずだ。
でも元妻から連絡を受ける。
警部は、今日は仕事にならんといいながら、ロック会場へ向かう。
随分時間が自由になるのだと思うが、警部はそれだけえらいのかもしれない。
その場に居合わせたモンクとアシスタントのナタリー(トレイラー・ハワードね)も一緒に行くことになる。
ナタリーは、モンクがロックコンサートに一緒にいくことを怪訝に思う。
およそ潔癖症のモンクには似つかわしくない場所である。
コンサート会場に着くと,その理由が分かった。
モンクは、ロックコンサートを岩の展示会と思っていたのだ。
(そんなやつがいるのかね?)
この回では、ドラマの初めのシーンですでに殺人が行われていて、犯人が分かっている。
このような筋立ては、珍しい運びだ。
犯人は、警部の息子も、そしてロック好きの警部補もお気に入りのロックスター(クリス・ゲター)である。
殺されたのはスタッフの若い男性だ。
スタッフの男性が自作した曲と詩を、共作ということで発表するからという約束で、ロックスターに渡していたのだ。
ロックスターは名前が売れてから10年以上経つが、最近は昔の名前で出ているが、ヒット曲がない。
発売前のCDを入手した若いスタッフは、CDに自分の名前がないことを知る。
ロックスターに問いただすために、コンサートの前夜、ロックスターに会いに行き、殺されてしまう。
息子を探しにロックコンサートの会場に来た警部とモンクとナタリー。
会場に入った途端にモンクは、ロックを演奏する大きな音と雑然とした状態を見て、ここにはいられないと言って、駐車場に戻る。
駐車場で二人を待つことにする。
だが、駐車場もコンサート会場のすぐ隣。
通常の駐車場とは訳が違う。
若者が音楽にあわせて踊っていることにいたたまれなくなり、電話をかけてタクシーを呼ぼうとする。
電話と言っても、モンクは携帯電話を持っていない。
会場のセキュリティに公衆電話はどこかと聞く。
案内された方向に、会場にいる若者たちをかき分けて進んで行く。
ところが、公衆電話ボックスと間違えて、簡易トイレのボックスに入ってしまう。
そこは、潔癖症のモンクには、おぞましい生き地獄である。
その中で頭が半ば錯乱した状態で、電話でタクシーを呼んだつもりになったモンクが出てくる。
電話代の25セントだけは使ってしまっている。
トイレの便器の中に落としてしまったのか、真相は不明だ。
と、ちょうど手分けして息子を探していたナタリーと鉢合わせする。
どうしたのと心配そうにナタリーが話しかける。
ここは生き地獄だとナタリーに言い、一刻も早くここを出たいという。
5つある簡易トイレのボックスのひとつは、故障という札がかけてあり、修理工がドアをなおそうとしている。
修理工が、なかなか開かないドアを強引にこじ開けると、中から若い男性が倒れながら落ちるように出てくる。
腕には注射器がささったままである。
曲を書いた若いスタッフだ。
すでに息がない。
どうやら、トイレの中で麻薬を注射器でうっていて、過剰摂取したのが死因と思われる状況だ。
(つづく)

警部の息子が学校をサボって、ロックコンサートに行っていることが分かる。
連絡を受けた警部は、ロックコンサート会場へ息子を探しに行くことになる。
妻とは離婚しているので、息子とは同居していないはずだ。
でも元妻から連絡を受ける。
警部は、今日は仕事にならんといいながら、ロック会場へ向かう。
随分時間が自由になるのだと思うが、警部はそれだけえらいのかもしれない。
その場に居合わせたモンクとアシスタントのナタリー(トレイラー・ハワードね)も一緒に行くことになる。
ナタリーは、モンクがロックコンサートに一緒にいくことを怪訝に思う。
およそ潔癖症のモンクには似つかわしくない場所である。
コンサート会場に着くと,その理由が分かった。
モンクは、ロックコンサートを岩の展示会と思っていたのだ。
(そんなやつがいるのかね?)
この回では、ドラマの初めのシーンですでに殺人が行われていて、犯人が分かっている。
このような筋立ては、珍しい運びだ。
犯人は、警部の息子も、そしてロック好きの警部補もお気に入りのロックスター(クリス・ゲター)である。
殺されたのはスタッフの若い男性だ。
スタッフの男性が自作した曲と詩を、共作ということで発表するからという約束で、ロックスターに渡していたのだ。
ロックスターは名前が売れてから10年以上経つが、最近は昔の名前で出ているが、ヒット曲がない。
発売前のCDを入手した若いスタッフは、CDに自分の名前がないことを知る。
ロックスターに問いただすために、コンサートの前夜、ロックスターに会いに行き、殺されてしまう。
息子を探しにロックコンサートの会場に来た警部とモンクとナタリー。
会場に入った途端にモンクは、ロックを演奏する大きな音と雑然とした状態を見て、ここにはいられないと言って、駐車場に戻る。
駐車場で二人を待つことにする。
だが、駐車場もコンサート会場のすぐ隣。
通常の駐車場とは訳が違う。
若者が音楽にあわせて踊っていることにいたたまれなくなり、電話をかけてタクシーを呼ぼうとする。
電話と言っても、モンクは携帯電話を持っていない。
会場のセキュリティに公衆電話はどこかと聞く。
案内された方向に、会場にいる若者たちをかき分けて進んで行く。
ところが、公衆電話ボックスと間違えて、簡易トイレのボックスに入ってしまう。
そこは、潔癖症のモンクには、おぞましい生き地獄である。
その中で頭が半ば錯乱した状態で、電話でタクシーを呼んだつもりになったモンクが出てくる。
電話代の25セントだけは使ってしまっている。
トイレの便器の中に落としてしまったのか、真相は不明だ。
と、ちょうど手分けして息子を探していたナタリーと鉢合わせする。
どうしたのと心配そうにナタリーが話しかける。
ここは生き地獄だとナタリーに言い、一刻も早くここを出たいという。
5つある簡易トイレのボックスのひとつは、故障という札がかけてあり、修理工がドアをなおそうとしている。
修理工が、なかなか開かないドアを強引にこじ開けると、中から若い男性が倒れながら落ちるように出てくる。
腕には注射器がささったままである。
曲を書いた若いスタッフだ。
すでに息がない。
どうやら、トイレの中で麻薬を注射器でうっていて、過剰摂取したのが死因と思われる状況だ。
(つづく)
