京都へ
- 2015/01/18
- 00:01
仕事で京都へ行くことがある。
行き先は京都大学のことが多い。
車で行くこともあるが、多くは、電車とバスか、タクシーということになる。
以前は京都駅から京都大学までタクシーで行くことが多かった。
不思議なのは、同じ経路で行くことがほとんどなかったことである。京都の街は、碁盤の目のように道路が規則正しく通っている。
初めての人でも分かりやすいと言えば、分かりやすいのだが、自分で車を運転する場合は、そうはいかない。自分で運転する場合は、決まった道を順番とおりに進むことになる。初めての脇道に入っていくような冒険はできない。
道路も一見さん、お断り、のようなところがある。
タクシーの場合は、運転手の腕の見せ所である。選択肢の多い道筋の中から、時間帯、混み具合、天候等を考えて、最短時間での到達を競うように、車を走らせることが多かった。
ちょうど、お祭りの日にぶつかったことがあった。
タクシーの運転手さんは、用心深い。
「お客さんは、どこからですか」とこちらが京都人でないことを、まず確かめる。
大阪から仕事で来ていると言うと、本音がでてくる。
「祭りの日は、困ったものですわ。商売になりません」
確かに、渋滞だらけの街中を走ることになり、タクシーの効率からいうと、一番悪い日になるのだろう。
その日は、祭りの日ではなかった。
行き先は京都大学。時間にあまり余裕はない。
地下鉄で、京都駅から今出川駅まで出る。そこからタクシーに乗ることにした。
京都の人からのアドバイスは、南北は地下鉄、東西はバスか、タクシー、であった。南北に移動するのにバスは乗ってはいけないということのようだ。渋滞に捕まるケースが多いということだろう。
今出川駅で地下鉄を降りて、地上に向かう。同志社の学生が多い。
同志社大学でも理系は、田辺になるが、文系はこの近くだ。
同志社女子もあるので、女子学生や女子高生が目に付く。
バス停が地上に上がったすぐのところにある。京都のバス停の表示は親切である。自分の乗りたい経路のバスが、どのあたりまで接近していて、どのくらいで停留所に到着するかを表示して、教えてくれる。
時刻表通りには、なかなか動きにくいバスの運行であるので、これは乗客には役に立つ。
ただ、今日は、時間の余裕がないので、タクシーに乗る。
空車も多く、すぐに乗り込む。
京都御所を右手に見て、東に向かって今出川通りを直進する。
考えてみれば、仕事ではよく通り過ぎる京都御所であるが、なかに入ったことは数える程である。もったいない話である。
鴨川を渡る。
京都には、お坊さんと先生と学生がたくさんいて、生産的な活動をしている人口は少ないと言っている人がいた。神社仏閣が多く、学校も多いので、そのとおりだろうが、工場が多く労働人口が多いからと言って、それだけでよいというものではない。
世の中では、いろいろな形で生産に貢献できるものだ。
鴨川を渡り、さらに東進すると百万遍の交差点に着く。
ここを右折すれば、左手が京都大学である。
東大路通りを南下して、1ブロック。次の交差点を左折すると、正門に到着。
タクシーを降りる。
スピードを出して走る自転車に気をつけながら、正門を入る。
昼休みとか学生が教室の外に出ている時間帯は、自転車に要注意だ。
歩いているすぐ脇を猛スピードで走っていく自転車もある。
アカデミックモードに切り替えて、仕事だ。
鴨川を渡る

百万遍の交差点

右折すると左手が京都大学

正門に到着

時計台

行き先は京都大学のことが多い。
車で行くこともあるが、多くは、電車とバスか、タクシーということになる。
以前は京都駅から京都大学までタクシーで行くことが多かった。
不思議なのは、同じ経路で行くことがほとんどなかったことである。京都の街は、碁盤の目のように道路が規則正しく通っている。
初めての人でも分かりやすいと言えば、分かりやすいのだが、自分で車を運転する場合は、そうはいかない。自分で運転する場合は、決まった道を順番とおりに進むことになる。初めての脇道に入っていくような冒険はできない。
道路も一見さん、お断り、のようなところがある。
タクシーの場合は、運転手の腕の見せ所である。選択肢の多い道筋の中から、時間帯、混み具合、天候等を考えて、最短時間での到達を競うように、車を走らせることが多かった。
ちょうど、お祭りの日にぶつかったことがあった。
タクシーの運転手さんは、用心深い。
「お客さんは、どこからですか」とこちらが京都人でないことを、まず確かめる。
大阪から仕事で来ていると言うと、本音がでてくる。
「祭りの日は、困ったものですわ。商売になりません」
確かに、渋滞だらけの街中を走ることになり、タクシーの効率からいうと、一番悪い日になるのだろう。
その日は、祭りの日ではなかった。
行き先は京都大学。時間にあまり余裕はない。
地下鉄で、京都駅から今出川駅まで出る。そこからタクシーに乗ることにした。
京都の人からのアドバイスは、南北は地下鉄、東西はバスか、タクシー、であった。南北に移動するのにバスは乗ってはいけないということのようだ。渋滞に捕まるケースが多いということだろう。
今出川駅で地下鉄を降りて、地上に向かう。同志社の学生が多い。
同志社大学でも理系は、田辺になるが、文系はこの近くだ。
同志社女子もあるので、女子学生や女子高生が目に付く。
バス停が地上に上がったすぐのところにある。京都のバス停の表示は親切である。自分の乗りたい経路のバスが、どのあたりまで接近していて、どのくらいで停留所に到着するかを表示して、教えてくれる。
時刻表通りには、なかなか動きにくいバスの運行であるので、これは乗客には役に立つ。
ただ、今日は、時間の余裕がないので、タクシーに乗る。
空車も多く、すぐに乗り込む。
京都御所を右手に見て、東に向かって今出川通りを直進する。
考えてみれば、仕事ではよく通り過ぎる京都御所であるが、なかに入ったことは数える程である。もったいない話である。
鴨川を渡る。
京都には、お坊さんと先生と学生がたくさんいて、生産的な活動をしている人口は少ないと言っている人がいた。神社仏閣が多く、学校も多いので、そのとおりだろうが、工場が多く労働人口が多いからと言って、それだけでよいというものではない。
世の中では、いろいろな形で生産に貢献できるものだ。
鴨川を渡り、さらに東進すると百万遍の交差点に着く。
ここを右折すれば、左手が京都大学である。
東大路通りを南下して、1ブロック。次の交差点を左折すると、正門に到着。
タクシーを降りる。
スピードを出して走る自転車に気をつけながら、正門を入る。
昼休みとか学生が教室の外に出ている時間帯は、自転車に要注意だ。
歩いているすぐ脇を猛スピードで走っていく自転車もある。
アカデミックモードに切り替えて、仕事だ。
鴨川を渡る

百万遍の交差点

右折すると左手が京都大学

正門に到着

時計台
