寅さんも見たかな
- 2015/01/23
- 00:01
映画では、渥美清さんの「男はつらいよ」が好きだ。
今では、全巻DVDが発売されているが、これも全部揃えた。
はじめて見たのは、大学に入った頃だったが、それからお盆や正月に封切られると毎回すぐに見に行ったというわけではない。寅さんが元気な頃は、ストーリーもいつも定番であったので、そう、マドンナが出てきて、寅さんはいつも振られるということに決まっているというので、敬遠していたようなところがあった。
後半は年に1回の正月だけの封切りになっていき、神戸の地震の後が最後の映画になってしまった。
寅さんがなくなってからのほうが、しっかりと見始めたように思う。
寅さんの映画の好きなところは、日本国中をふらふらと旅をしている、もちろん商売はしているのであるが、勝手気ままな旅をしながらも、いつも葛飾柴又には、叔父叔母夫婦がいて、妹のさくら夫婦、そして満男が待っている、そういう暖かさに共感を覚えるようになってから、寅さんの映画を好きになったような気がする。
しかも、主役が寅さんから甥の満男になってからのほうを気に入っている。満男が主役になってから、いつも最後は、満男の独り言のような台詞が入る。満男が寅さんを見て、年を重ねるに従い、寅さんを理解し、本質をしっかりと見ている。
寅さんは、いつもいつも振られるのではなく、自分から身を引くのである。そこで一歩踏み出していれば、きっと一緒になっていたようなストーリーはいくつもある。
寅さんの映画の中では、どれが一番好きということは言えないが、吉田日出子が寅さんの昔の恋人役で出てくる映画は、好きな映画のひとつだ。場所は、鳥取になる。吉田日出子は旅館の女将役である。
吉田日出子は学生時代から好きな女優だった。あれから随分年を経ているのに、昔と雰囲気が同じ。話し方が同じである。
映画では、満男は恋人の後藤久美子演じる泉を追いかけてきて、鳥取に来て、寅さんとも会う。3人が吉田日出子の旅館に泊まることになる。
シリーズ44作 寅次郎の告白である。
ここでも寅さんは身を引くのであるが、寅さんは鳥取駅を出てから,街の中に消えていく。
仕事で鳥取に行った。
たまたま天気が悪く、雨模様だった。
鳥取駅のプラットフォームで写真を撮った。
この風景を寅さんも見たかなと思いながら、シャッターを押した。

今では、全巻DVDが発売されているが、これも全部揃えた。
はじめて見たのは、大学に入った頃だったが、それからお盆や正月に封切られると毎回すぐに見に行ったというわけではない。寅さんが元気な頃は、ストーリーもいつも定番であったので、そう、マドンナが出てきて、寅さんはいつも振られるということに決まっているというので、敬遠していたようなところがあった。
後半は年に1回の正月だけの封切りになっていき、神戸の地震の後が最後の映画になってしまった。
寅さんがなくなってからのほうが、しっかりと見始めたように思う。
寅さんの映画の好きなところは、日本国中をふらふらと旅をしている、もちろん商売はしているのであるが、勝手気ままな旅をしながらも、いつも葛飾柴又には、叔父叔母夫婦がいて、妹のさくら夫婦、そして満男が待っている、そういう暖かさに共感を覚えるようになってから、寅さんの映画を好きになったような気がする。
しかも、主役が寅さんから甥の満男になってからのほうを気に入っている。満男が主役になってから、いつも最後は、満男の独り言のような台詞が入る。満男が寅さんを見て、年を重ねるに従い、寅さんを理解し、本質をしっかりと見ている。
寅さんは、いつもいつも振られるのではなく、自分から身を引くのである。そこで一歩踏み出していれば、きっと一緒になっていたようなストーリーはいくつもある。
寅さんの映画の中では、どれが一番好きということは言えないが、吉田日出子が寅さんの昔の恋人役で出てくる映画は、好きな映画のひとつだ。場所は、鳥取になる。吉田日出子は旅館の女将役である。
吉田日出子は学生時代から好きな女優だった。あれから随分年を経ているのに、昔と雰囲気が同じ。話し方が同じである。
映画では、満男は恋人の後藤久美子演じる泉を追いかけてきて、鳥取に来て、寅さんとも会う。3人が吉田日出子の旅館に泊まることになる。
シリーズ44作 寅次郎の告白である。
ここでも寅さんは身を引くのであるが、寅さんは鳥取駅を出てから,街の中に消えていく。
仕事で鳥取に行った。
たまたま天気が悪く、雨模様だった。
鳥取駅のプラットフォームで写真を撮った。
この風景を寅さんも見たかなと思いながら、シャッターを押した。
