3つの言葉
- 2015/10/19
- 00:00
先日、WEBを見ていたら、懐かしい人に出会った。
彼は以前、同じ会社で営業だった。
Eさんだ。
しかも非常に優秀な営業で、あっという間に駆け抜けるように昇進していった。
普通はただの社員の次は、主任(係長)、そして課長と上がっていくのだが、Eさんの場合は主任なしで課長になっていた。
こういう優秀な営業には、会社としてもよいお客様を担当させる。
大きく稼ぐ可能性があるお客様を担当させるのは、会社としては、当然のことである。
関西で勤務していたが、数年もすると本社に異動していった。
将来の役員候補という人は、社長の補佐役をして、その後、役員になるというのがよくあるコースだ。
Eさんの場合もその道を走っていたが、ついには会社の枠に収まらずに、外に出てしまった。
外に出てからも、成功を収め、今は、さらに一段上のポジションにいる。
Eさんのような典型的な成功ケースは、今の日本では、特にIT業界では、珍しいことではなく、きっといくつもあるのだと思う。
若い時には、しばらく僕の近くでEさんの仕事を見ていて、思ったことがある。
それは、後輩への技術の伝承、英語で言うと、スキルトランスファーということについてだ。短縮して、スキトラとも言う。
会社の中で仕事を大きく分けると、営業系と技術系の職種があった。
技術系の場合は、昔からの言葉で言うと、システムズ・エンジニアという呼ぶ職種だ。
こういう技術職の場合は、スキトラは、可能である。
若い新人が入ってくる。
先輩のシステムズ・エンジニアについて、勉強する。
仕事をしながら、先輩の仕事のやりかたを覚えていく。
最初は見よう見まねであっても、段々と仕事の内容を理解して、独り立ちしていく。
人によって差はあるが、何年かすると、一人前になっていく。
これが技術系だ。
営業の場合は、こうはいかない。
ある程度のところまでは先輩営業のやっていることを勉強して、同じ事をやろうとするが、なかなか見よう見まねは、通用しない。
営業としてお客様に対して、どう対応していくか、状況対応能力も必要になり、その人にあったやりかたがあり、それは人それぞれ違うものだ。
技術系では、8割くらいは、先輩を見て勉強し、スキルを身につけることはできるが、営業では、スキトラができるのは、3割程度だろう。
非常に優秀だったEさんの部下が、Eさんと同じように優秀な営業かと言えば、必ずしもそうではない。
Eさんが非常に優秀だったせいで、よけいにスキトラは営業ではできないという思いを強くした。
これが、ずっと昔にEさんを見て、考えたことだ。
EさんがWEBに書いてあることを読んで、これはなるほどと思ったことがある。
昔を振り返って書かれていたのだ。
Eさんが課長時代に、当時の部門のトップから社員として1日に必ず一度はやることを3つ決めて提出という指示がでた。
Eさんの回答が素晴らしい。
1日に一度は笑うこと。
1日に一度は笑わせること。
1日に一度は瞑想すること。
の3つだ。
さらに3つめについては、居眠りの言い訳でもあると書いてある。
いいことは、ぱくりでも何でもやったほうがいい。
3つめはともかく、初めの2つは、毎日やってみようか。

彼は以前、同じ会社で営業だった。
Eさんだ。
しかも非常に優秀な営業で、あっという間に駆け抜けるように昇進していった。
普通はただの社員の次は、主任(係長)、そして課長と上がっていくのだが、Eさんの場合は主任なしで課長になっていた。
こういう優秀な営業には、会社としてもよいお客様を担当させる。
大きく稼ぐ可能性があるお客様を担当させるのは、会社としては、当然のことである。
関西で勤務していたが、数年もすると本社に異動していった。
将来の役員候補という人は、社長の補佐役をして、その後、役員になるというのがよくあるコースだ。
Eさんの場合もその道を走っていたが、ついには会社の枠に収まらずに、外に出てしまった。
外に出てからも、成功を収め、今は、さらに一段上のポジションにいる。
Eさんのような典型的な成功ケースは、今の日本では、特にIT業界では、珍しいことではなく、きっといくつもあるのだと思う。
若い時には、しばらく僕の近くでEさんの仕事を見ていて、思ったことがある。
それは、後輩への技術の伝承、英語で言うと、スキルトランスファーということについてだ。短縮して、スキトラとも言う。
会社の中で仕事を大きく分けると、営業系と技術系の職種があった。
技術系の場合は、昔からの言葉で言うと、システムズ・エンジニアという呼ぶ職種だ。
こういう技術職の場合は、スキトラは、可能である。
若い新人が入ってくる。
先輩のシステムズ・エンジニアについて、勉強する。
仕事をしながら、先輩の仕事のやりかたを覚えていく。
最初は見よう見まねであっても、段々と仕事の内容を理解して、独り立ちしていく。
人によって差はあるが、何年かすると、一人前になっていく。
これが技術系だ。
営業の場合は、こうはいかない。
ある程度のところまでは先輩営業のやっていることを勉強して、同じ事をやろうとするが、なかなか見よう見まねは、通用しない。
営業としてお客様に対して、どう対応していくか、状況対応能力も必要になり、その人にあったやりかたがあり、それは人それぞれ違うものだ。
技術系では、8割くらいは、先輩を見て勉強し、スキルを身につけることはできるが、営業では、スキトラができるのは、3割程度だろう。
非常に優秀だったEさんの部下が、Eさんと同じように優秀な営業かと言えば、必ずしもそうではない。
Eさんが非常に優秀だったせいで、よけいにスキトラは営業ではできないという思いを強くした。
これが、ずっと昔にEさんを見て、考えたことだ。
EさんがWEBに書いてあることを読んで、これはなるほどと思ったことがある。
昔を振り返って書かれていたのだ。
Eさんが課長時代に、当時の部門のトップから社員として1日に必ず一度はやることを3つ決めて提出という指示がでた。
Eさんの回答が素晴らしい。
1日に一度は笑うこと。
1日に一度は笑わせること。
1日に一度は瞑想すること。
の3つだ。
さらに3つめについては、居眠りの言い訳でもあると書いてある。
いいことは、ぱくりでも何でもやったほうがいい。
3つめはともかく、初めの2つは、毎日やってみようか。
