説教強盗
- 2015/10/27
- 00:00
久しぶりにミナミのJAZZ BAR “C”に行く。
マスターのSちゃんとの話は、いつも楽しい。
昔勤めていたIT会社の同僚の話が出てきた。
彼は営業一筋。僕よりもかなり若い世代だ。
Sちゃんが言うには、彼の女性の口説き方は、説教強盗だという。
男性が女性といい仲になりたいと思うときは、女性には、甘くて優しい言葉をかけて、女性のこころを気持ちよくさせて、というのが一般的だ。
ところが彼のアプローチは全くそれとは正反対だという。
女性の欠点なり、改めるべきところを、まるで説教するように指摘して、女性のこころを掴むというのだ。
そんなやりかたがあるのかというと、これが結構はまるらしい。
自分の非を言われて気持がいいはずがない。
場合によっては、そんなことは言われなくても分かっている。
なぜわざわざ言うの、と怒られるかもしれない。
でも、女心は不思議なものだ。
かえって、それがいいということもあるのだ。
説教して女性のこころを掴むので、説教強盗と呼ぶわけだ。
男性の目から見ると、真逆に見える。
まさかそれを女性が受け入れることはあるまいと思っていると、さにあらず、かえって女性をリードできるというから、女性というものは不思議である。
こんな話を、中学、高校の同期のI君に話した。
I君は僕のブログにもたびたび登場する。
元大手損保の営業である。
I君が、多くの女性を部下にもつ部門で仕事をしていたときのことだという。
数少ない男性社員のなかに、I君の目から見ると、まるで仕事ができない部下がいた。
いつもいつも叱責ばかりするわけではなく、ある程度は我慢していたのだが、あるとき、女性社員のいるところで叱責せざるを得ない場面となってしまった。
I君もついに堪忍袋の緒が切れる寸前だったというから、相当のところまで抑えていたのだ。
仕事では注意されて当然という失態をやったのだ。
ところが、その男性社員を厳しく指導した後で、部下の女性社員からは全く反対のことを言われたという。
女性社員といっても、ある程度年齢を重ねた、ひらたく言うと関西のおばちゃんでもあるのだが、I君に対して、あれはやりすぎだという。
できの悪い男性社員をかばうのである。
まるでどうしようもない男性社員の所作が、母性本能をくすぐるのだろうか、すっかりI君が悪役になってしまったという。
この男性社員は、説教強盗の営業マンとは違うが、男性の頭で考えるのと、女性の目で判断した評価というのは、全く反対の結果となる場合があるということだ。
女性社員の扱いには、くれぐれも注意しないといけないね。
肝に銘じておこう。

マスターのSちゃんとの話は、いつも楽しい。
昔勤めていたIT会社の同僚の話が出てきた。
彼は営業一筋。僕よりもかなり若い世代だ。
Sちゃんが言うには、彼の女性の口説き方は、説教強盗だという。
男性が女性といい仲になりたいと思うときは、女性には、甘くて優しい言葉をかけて、女性のこころを気持ちよくさせて、というのが一般的だ。
ところが彼のアプローチは全くそれとは正反対だという。
女性の欠点なり、改めるべきところを、まるで説教するように指摘して、女性のこころを掴むというのだ。
そんなやりかたがあるのかというと、これが結構はまるらしい。
自分の非を言われて気持がいいはずがない。
場合によっては、そんなことは言われなくても分かっている。
なぜわざわざ言うの、と怒られるかもしれない。
でも、女心は不思議なものだ。
かえって、それがいいということもあるのだ。
説教して女性のこころを掴むので、説教強盗と呼ぶわけだ。
男性の目から見ると、真逆に見える。
まさかそれを女性が受け入れることはあるまいと思っていると、さにあらず、かえって女性をリードできるというから、女性というものは不思議である。
こんな話を、中学、高校の同期のI君に話した。
I君は僕のブログにもたびたび登場する。
元大手損保の営業である。
I君が、多くの女性を部下にもつ部門で仕事をしていたときのことだという。
数少ない男性社員のなかに、I君の目から見ると、まるで仕事ができない部下がいた。
いつもいつも叱責ばかりするわけではなく、ある程度は我慢していたのだが、あるとき、女性社員のいるところで叱責せざるを得ない場面となってしまった。
I君もついに堪忍袋の緒が切れる寸前だったというから、相当のところまで抑えていたのだ。
仕事では注意されて当然という失態をやったのだ。
ところが、その男性社員を厳しく指導した後で、部下の女性社員からは全く反対のことを言われたという。
女性社員といっても、ある程度年齢を重ねた、ひらたく言うと関西のおばちゃんでもあるのだが、I君に対して、あれはやりすぎだという。
できの悪い男性社員をかばうのである。
まるでどうしようもない男性社員の所作が、母性本能をくすぐるのだろうか、すっかりI君が悪役になってしまったという。
この男性社員は、説教強盗の営業マンとは違うが、男性の頭で考えるのと、女性の目で判断した評価というのは、全く反対の結果となる場合があるということだ。
女性社員の扱いには、くれぐれも注意しないといけないね。
肝に銘じておこう。
