ぶろぐのあたま

好きなテレビ番組「鶴瓶の家族に乾杯」を見た。
もちろん録画だ。

ゲストは斉藤由貴さん。
サスペンスドラマでよく見る女優さんだ。
独特の話し方が面白い。

着飾っているところがない。
もちろん女優なので、自分がどう見られたら、きれいに見えるのかとか、常に意識はしているだろう。
でも、テレビを見ていると自然に話しているように見える。
特に「家族に乾杯」は、シナリオもないので、素の表情が出てくる。

二人で山形市内を歩く。
お城の中の公園に入っていく。
散歩している妊婦さんに会う。
8ヶ月だという。
確かにお腹がはっきりと妊娠していることを語っている。
妊婦さんは、3人目の出産となる。
一人目のとき、二人目のときに、体重がいずれも１５ｋｇも増えたという。
体重が増えすぎないように、妊娠中もダイエットのために散歩しているのだ。
妊婦さんはいろいろ大変なのだ。

斉藤由貴さんにも3人の子供がいるという。
やはり妊娠中には体重が１６ｋｇ増えた。
二人には同じことを経験した共通点がある。
女性同士の話が盛り上がる。

斉藤由貴さんの言った言葉に圧倒される。

「私は、妊娠が大好きなんです。
妊娠期間って、女にしか分からない独特の幸せ感があるんですよ。
二人で行動しているっていう安心感」

これには妊婦さんも大きくうなずくのだ。

これは女性でないと言えない言葉だ。
しかも女性であれば、誰でも言えるかというと、もちろんそうではない。
妊娠を希望してもできない人もいる。
幸運にも子を授かった女性でも、同じ事を言えるとは限らない。
これを言えるのは、女性の強さ、生きていく強さを持っている人だ。