立ち小便のこと
- 2015/12/12
- 00:00
Iさんの若い営業時代の立ち小便の話を書いた。
立ち小便は、犯罪になるのだろうか。
きっと軽犯罪法とか、市の条例違反とかになりそうだと思ってしまう。
調べてみると、確かに軽犯罪法第1条に記載がある。
第1条 左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
26.街路又は公園の他公衆の集合する場所で、たんつばを吐き、又は大小便をし、若しくはこれをさせた者
今では立ち小便を目にすることは減っているが、それでも道ばたで車を止めた、その陰で用を足している男性を見ることがある。
ずっと昔には、小学校のころは、原っぱというのがどこにでもあって、尿意を催すと、そのなかに入って行って、用を足したものだ。
もう10年以上前のことだが、パートナーさんと一緒にアメリカに出張に行ったことがある。
夜のまちで食事をして、お酒も入っていたときだ。
パートナーさんが、トイレに行きたいと言い出した。
どこかトイレを借りられるところがないかと、ダウンタウンの街角で、あたりを見回していると、彼は、ちょっと行ってきますと、走り出した。
よほど我慢していて、すぐにトイレを見つけたものと思っていたが、そうではなかった。
彼は、同じブロックの裏の通りに行って、そこで立ち小便を始めたのだ。
用はすぐに済んだのだが、それをみて唖然としてしまった。
日本でも絶対に立ち小便をすることは決してなかった僕には、信じられない光景だった。きっと彼は、日本にいるときでも、結構平気でどこでもやっていたのだろう。
ましてや、そのときはアメリカである。
信じられない光景を見てしまった。
僕も小学校の5年生までは、立ち小便を平気でしていた。
学校帰りに我慢できないと、半ばふざけながら友達と並んで、おしっこの飛ばしあいをしたものだ。
その頃、父が海外勤務から帰国した。
長い滞在だったが、すっかりアメリカの生活や慣習に慣れた父に、立ち小便の話をしたところ、普段は決して強い言葉を言わない父に、厳しく叱責された。
そのようなことは絶対にやってはいけない。そんなことをすれば、アメリカでは一生、相手にされない。
いままで聞いたことのない強い口調だった。
それは僕の心の中に永遠に残る言葉だった。
その言葉が僕のなかでは、決して消えない記憶の場所に残っている。
僕の目の前で、しかもアメリカの街角で立ち小便をしたパートナーさんのことも一生忘れることはできない。
彼はしばらくすると、転職して、どこかに行ってしまった。
立ち小便は、犯罪になるのだろうか。
きっと軽犯罪法とか、市の条例違反とかになりそうだと思ってしまう。
調べてみると、確かに軽犯罪法第1条に記載がある。
第1条 左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
26.街路又は公園の他公衆の集合する場所で、たんつばを吐き、又は大小便をし、若しくはこれをさせた者
今では立ち小便を目にすることは減っているが、それでも道ばたで車を止めた、その陰で用を足している男性を見ることがある。
ずっと昔には、小学校のころは、原っぱというのがどこにでもあって、尿意を催すと、そのなかに入って行って、用を足したものだ。
もう10年以上前のことだが、パートナーさんと一緒にアメリカに出張に行ったことがある。
夜のまちで食事をして、お酒も入っていたときだ。
パートナーさんが、トイレに行きたいと言い出した。
どこかトイレを借りられるところがないかと、ダウンタウンの街角で、あたりを見回していると、彼は、ちょっと行ってきますと、走り出した。
よほど我慢していて、すぐにトイレを見つけたものと思っていたが、そうではなかった。
彼は、同じブロックの裏の通りに行って、そこで立ち小便を始めたのだ。
用はすぐに済んだのだが、それをみて唖然としてしまった。
日本でも絶対に立ち小便をすることは決してなかった僕には、信じられない光景だった。きっと彼は、日本にいるときでも、結構平気でどこでもやっていたのだろう。
ましてや、そのときはアメリカである。
信じられない光景を見てしまった。
僕も小学校の5年生までは、立ち小便を平気でしていた。
学校帰りに我慢できないと、半ばふざけながら友達と並んで、おしっこの飛ばしあいをしたものだ。
その頃、父が海外勤務から帰国した。
長い滞在だったが、すっかりアメリカの生活や慣習に慣れた父に、立ち小便の話をしたところ、普段は決して強い言葉を言わない父に、厳しく叱責された。
そのようなことは絶対にやってはいけない。そんなことをすれば、アメリカでは一生、相手にされない。
いままで聞いたことのない強い口調だった。
それは僕の心の中に永遠に残る言葉だった。
その言葉が僕のなかでは、決して消えない記憶の場所に残っている。
僕の目の前で、しかもアメリカの街角で立ち小便をしたパートナーさんのことも一生忘れることはできない。
彼はしばらくすると、転職して、どこかに行ってしまった。
