早飯、、、
- 2015/12/17
- 00:00
ブログに福ちゃんのことを書いた。
福ちゃんが寿司を買って、足早に立ち去るところまではよかったのだが、最後の1行には、えらい文句がでた。
まるであれでは関西人が、いつも消化不良で、下痢しているみたいというわけだ。
でも早飯、早糞、芸の内と言う言葉は、随分昔から頭の中にある。
よく考えれば、その通り!と納得する人も多いはずだ。
ずっと昔のことだが、ベンチャー企業から急成長している会社があった。
その会社は社長が技術者なのだが、その技術力と独創性で、創立10年ほどで上場した。
新入社員の選択方法が大変ユニークだった。
ある年は、血液型で決めたという。
また、ある年の試験では、受験生にカレーライスが出されたという。
受験生の待合室が食堂に変わるわけだが、食事を終わった学生から面接試験を順番に受けた。
最後に試験会場に向かった学生は言われたそうだ。
君はもう受けなくてもいいです。お帰りください。
要は、遅飯は失格ということなのだ。
まさに早飯が芸の内なのである。
これらの逸話は、真偽の程は分からない。
耳にした話だ。
ただ、僕はその会社を訪問することがあった。そのときに見たこと、これは本当である。
ちょうどそのベンチャー会社が上場を前にしたころだった。
関係部署の課長クラスの人に集まってもらって、話を聞くことになった。
次期システムの提案には、ユーザーの声、ご要望を聞いて、それを反映させるのが必須である。
参加していただく関係者全員が揃う時刻が会議の開始時刻だ。
担当営業がそれを調整すると、夜の7時開始となった。
7時から始まった会議が終わったのは、11時を廻っていた。
その事業所が辺鄙な場所にあり、地元では不夜城と言われていたという。
僕自身は、会議終了後、家に帰る足にも随分苦労した。
次は、もっと早い時間にやりたいですね、と担当営業がお客様に提案した。
その結果、次の会議は、土曜日開催となった。
時間は昼間だったが、始まる時間が早くなっても、終わる時間はあまり変わらない。
それだけ打合せをする内容が多かったのであるが、皆さんタフな人ばかりだった。
何度か、その会社を訪問したが、感心したことがある。
それは、オフィスの中に入ると、こちらから声をかける前に、挨拶をされることだった。
まだお会いして名刺交換をしていないような方も、入口や、通路ですれ違うと、お客様からどんどん挨拶をされる。
みなさん、洗濯されたばかりのような白い制服で、挨拶の声も気持ちよかったことを覚えている。
あるとき、洗面所をお借りした。
手を洗おうとすると、壁に社是が貼ってある。
創業時から今年の分まで10枚近い社是が並んでいる。
最近のものは、上場のために企業基盤を強固にして、というような比較的一般的な言葉が並ぶ。
ところが、創立時の社是に目を移すと、驚くほど過激な言葉がある。
社員を叱咤激励するというにふさわしい言葉である。
”こんな社員は要らない。言い訳をする者、、、、“
おおよそこんな言葉だったと記憶している。
こういう光景を目にしている僕には、早飯受験で合格、という話を聞いて、それは十分あり得る話だと合点した。
そういえば、この会社も関西圏だ。
やはり、早飯、早糞、芸の内は、関西人固有なのだろうか。
調べてみないといけないね。
福ちゃんが寿司を買って、足早に立ち去るところまではよかったのだが、最後の1行には、えらい文句がでた。
まるであれでは関西人が、いつも消化不良で、下痢しているみたいというわけだ。
でも早飯、早糞、芸の内と言う言葉は、随分昔から頭の中にある。
よく考えれば、その通り!と納得する人も多いはずだ。
ずっと昔のことだが、ベンチャー企業から急成長している会社があった。
その会社は社長が技術者なのだが、その技術力と独創性で、創立10年ほどで上場した。
新入社員の選択方法が大変ユニークだった。
ある年は、血液型で決めたという。
また、ある年の試験では、受験生にカレーライスが出されたという。
受験生の待合室が食堂に変わるわけだが、食事を終わった学生から面接試験を順番に受けた。
最後に試験会場に向かった学生は言われたそうだ。
君はもう受けなくてもいいです。お帰りください。
要は、遅飯は失格ということなのだ。
まさに早飯が芸の内なのである。
これらの逸話は、真偽の程は分からない。
耳にした話だ。
ただ、僕はその会社を訪問することがあった。そのときに見たこと、これは本当である。
ちょうどそのベンチャー会社が上場を前にしたころだった。
関係部署の課長クラスの人に集まってもらって、話を聞くことになった。
次期システムの提案には、ユーザーの声、ご要望を聞いて、それを反映させるのが必須である。
参加していただく関係者全員が揃う時刻が会議の開始時刻だ。
担当営業がそれを調整すると、夜の7時開始となった。
7時から始まった会議が終わったのは、11時を廻っていた。
その事業所が辺鄙な場所にあり、地元では不夜城と言われていたという。
僕自身は、会議終了後、家に帰る足にも随分苦労した。
次は、もっと早い時間にやりたいですね、と担当営業がお客様に提案した。
その結果、次の会議は、土曜日開催となった。
時間は昼間だったが、始まる時間が早くなっても、終わる時間はあまり変わらない。
それだけ打合せをする内容が多かったのであるが、皆さんタフな人ばかりだった。
何度か、その会社を訪問したが、感心したことがある。
それは、オフィスの中に入ると、こちらから声をかける前に、挨拶をされることだった。
まだお会いして名刺交換をしていないような方も、入口や、通路ですれ違うと、お客様からどんどん挨拶をされる。
みなさん、洗濯されたばかりのような白い制服で、挨拶の声も気持ちよかったことを覚えている。
あるとき、洗面所をお借りした。
手を洗おうとすると、壁に社是が貼ってある。
創業時から今年の分まで10枚近い社是が並んでいる。
最近のものは、上場のために企業基盤を強固にして、というような比較的一般的な言葉が並ぶ。
ところが、創立時の社是に目を移すと、驚くほど過激な言葉がある。
社員を叱咤激励するというにふさわしい言葉である。
”こんな社員は要らない。言い訳をする者、、、、“
おおよそこんな言葉だったと記憶している。
こういう光景を目にしている僕には、早飯受験で合格、という話を聞いて、それは十分あり得る話だと合点した。
そういえば、この会社も関西圏だ。
やはり、早飯、早糞、芸の内は、関西人固有なのだろうか。
調べてみないといけないね。
