日本のラグビー
- 2015/12/25
- 00:00
今年の日本のラグビーの活躍は素晴らしい。
ラグビーというスポーツは、実力通りの結果が出るスポーツだ。
野球の場合、実力が総合的に優位であっても、10回戦って、2回か3回くらいは負けることは十分ある。
ところがラグビーでは、そのようなことがまず起きない。
ワールドカップの初戦は、南アフリカ戦。
戦前の予想では、ワールドカップに過去2回優勝した南アフリカが勝つことを誰もが疑わなかった。
ところが、ラストプレーでの逆転で、日本が勝ってしまう。
スポーツ史上最大の番狂わせと言われる。
ワールドカップでは、予選リーグで3勝を上げながら、勝ち点でグループ3位となり、1次リーグ突破はできなかった。
1次リーグ3勝は、素晴らしい成績であり、過去のワールドカップ史上、1次リーグで3勝をあげて、決勝トーナメントに進めなかった初めてのチームとなった。
僕も初戦が始まる前は、絶対に勝てないと思っていた。
全く関心がないということではないが、興味がほとんどなかった。
ところが初戦の勝利で、日本の誰もが、ラグビーへの関心が高くなった。
思えば学生のころは、早稲田の友達が多かったこともあり、ラグビーの早慶戦や日本選手権は、結構テレビで見たものだ。
その後は、新日鉄の七連覇のときや、神戸製鋼の七連覇の試合には、テレビを見て興奮したこともあった。
今回の日本のラグビーは、その戦績もたいしたものであるが、もっと僕の関心を引いたのは、チーム構成である。
ラグビーの国際試合での代表の条件については、詳しくは知らなかったが、ラグビー程国際化の門戸を開いているスポーツはないのではないだろうか。
ラグビーの日本代表の五郎丸選手が、テレビのインタビューで、私だけではなく、チームの他のメンバーももっと見て欲しいと言う趣旨の発言をしていたのを見たことがある。
彼が言うとおり、チームの日本人選手の活躍も素晴らしいが、元々日本国籍ではない外国人選手が、日本国籍を取ったり、またラグビーの国際試合出場の資格の条件を満足した上で活躍している。
この姿は、これからの日本の進む方向を示していると思う。
少子化が進むなか、日本の労働人口は減少し、国内総生産(GDP)もどんどん減っていく。それは日本の国の力が衰えていくことを意味する。
それを補うのは、少子化を止めること、高齢者の活躍の場を増やすこと、さらには国際化である。
日本は島国であり、閉鎖的なところが多いが、海外からの活力を日本のなかに持ってくることが必要となる。
今年のラグビーの活躍がそれを顕著に示している。
五郎丸選手以外の、もとは外国籍の選手のことをもっと見てみたいと思う。
ラグビーの試合は球技場で見たことはないのだが、思い切り厚着をして、カイロも持って防寒対策をして、球技場に行ってみよう。

ラグビーというスポーツは、実力通りの結果が出るスポーツだ。
野球の場合、実力が総合的に優位であっても、10回戦って、2回か3回くらいは負けることは十分ある。
ところがラグビーでは、そのようなことがまず起きない。
ワールドカップの初戦は、南アフリカ戦。
戦前の予想では、ワールドカップに過去2回優勝した南アフリカが勝つことを誰もが疑わなかった。
ところが、ラストプレーでの逆転で、日本が勝ってしまう。
スポーツ史上最大の番狂わせと言われる。
ワールドカップでは、予選リーグで3勝を上げながら、勝ち点でグループ3位となり、1次リーグ突破はできなかった。
1次リーグ3勝は、素晴らしい成績であり、過去のワールドカップ史上、1次リーグで3勝をあげて、決勝トーナメントに進めなかった初めてのチームとなった。
僕も初戦が始まる前は、絶対に勝てないと思っていた。
全く関心がないということではないが、興味がほとんどなかった。
ところが初戦の勝利で、日本の誰もが、ラグビーへの関心が高くなった。
思えば学生のころは、早稲田の友達が多かったこともあり、ラグビーの早慶戦や日本選手権は、結構テレビで見たものだ。
その後は、新日鉄の七連覇のときや、神戸製鋼の七連覇の試合には、テレビを見て興奮したこともあった。
今回の日本のラグビーは、その戦績もたいしたものであるが、もっと僕の関心を引いたのは、チーム構成である。
ラグビーの国際試合での代表の条件については、詳しくは知らなかったが、ラグビー程国際化の門戸を開いているスポーツはないのではないだろうか。
ラグビーの日本代表の五郎丸選手が、テレビのインタビューで、私だけではなく、チームの他のメンバーももっと見て欲しいと言う趣旨の発言をしていたのを見たことがある。
彼が言うとおり、チームの日本人選手の活躍も素晴らしいが、元々日本国籍ではない外国人選手が、日本国籍を取ったり、またラグビーの国際試合出場の資格の条件を満足した上で活躍している。
この姿は、これからの日本の進む方向を示していると思う。
少子化が進むなか、日本の労働人口は減少し、国内総生産(GDP)もどんどん減っていく。それは日本の国の力が衰えていくことを意味する。
それを補うのは、少子化を止めること、高齢者の活躍の場を増やすこと、さらには国際化である。
日本は島国であり、閉鎖的なところが多いが、海外からの活力を日本のなかに持ってくることが必要となる。
今年のラグビーの活躍がそれを顕著に示している。
五郎丸選手以外の、もとは外国籍の選手のことをもっと見てみたいと思う。
ラグビーの試合は球技場で見たことはないのだが、思い切り厚着をして、カイロも持って防寒対策をして、球技場に行ってみよう。
