キンカ
- 2016/01/09
- 00:00
キンカというのは近畿化学協会の略称である。
一般社団法人近畿化学協会というのが正式名称だ。
なぜか、僕はこの協会の会員となっている。
会員となったのは、20年以上前のことだ。
当時、IT系の企業に勤めていたが、僕の役割は、ワークステーションの販売であった。
技術営業の立場であったが、技術系から徐々に営業に変わってゆく、その途上の時期でもあった。
ワークステーションというのは、当時はOS(基本ソフトウェア)はUNIXである。現在のようにサーバ系でもWindowsという時代ではなかった。
そのワークステーション上で稼働するソフトウェアが技術系のアプリケーションソフトウェアというものである。
ワークステーションを売るためには、アプリケーションを使うユーザーへ提案し、購入してもらわないといけない。
そのため、主要なアプリケーションを搭載し、正常に稼働すること、他社よりも高速であるとか、サポートがよいとか、いろいろな優位性を説明しなければならない。
僕自身は技術系でも機械系出身で、化学系は得意な分野ではない。
ところが、化学系のアプリケーションを使ったセミナー兼講習会を開催することになった。
結構おおがかりなイベントで、海外から講師を呼んだり、国内の化学系の大学の先生に来て頂いたりした。
そのときに、大学の先生からの紹介もあって、近畿化学協会に入会したのである。
入会したからと言って、ワークステーションが売れるわけではないが、ひとつは化学に馴染まなければという気持があった。
海外から来て頂いた講師は、以前ブログでも紹介した、Dr.P とSさんだ。
Sさんには、大阪に滞在中に本屋につきあってもらって、適当な本を選んでもらったりもした。
大学の教養時代は、化学では追試を受けた苦い想い出がある。
なぜか中学の頃から化学には馴染んでいなかったからね。
結局,Sさんに選んでもらった本を勉強することはなかったのであるが、キンカだけは会員を継続している。
継続している理由は、ただひとつ、会誌が面白いのである。
と言って、毎号欠かさず熟読するわけではない。
40ページA5版の月刊の小冊子であるが、化学の分野の専門的な話題ばかりではないのだ。
学会員の先生や企業の方が、書かれている内容は、時には趣味に関するものだったり、個人的に調べられたことだったりする。
しかもその深さが半端ではない。とても趣味の領域には治まっていない。
門外漢が読んでも興味を引かれる内容だ。
1月号には、年男、年女の方のメッセージが並ぶ。
最長老は大正9年生まれ、96歳の大先輩、若きは昭和55年生まれの36歳の先生。
僕が該当するのは、まだ当分先のことだけど、こんな門外漢でも、次回は投稿してみようかって、思ってしまう。

一般社団法人近畿化学協会というのが正式名称だ。
なぜか、僕はこの協会の会員となっている。
会員となったのは、20年以上前のことだ。
当時、IT系の企業に勤めていたが、僕の役割は、ワークステーションの販売であった。
技術営業の立場であったが、技術系から徐々に営業に変わってゆく、その途上の時期でもあった。
ワークステーションというのは、当時はOS(基本ソフトウェア)はUNIXである。現在のようにサーバ系でもWindowsという時代ではなかった。
そのワークステーション上で稼働するソフトウェアが技術系のアプリケーションソフトウェアというものである。
ワークステーションを売るためには、アプリケーションを使うユーザーへ提案し、購入してもらわないといけない。
そのため、主要なアプリケーションを搭載し、正常に稼働すること、他社よりも高速であるとか、サポートがよいとか、いろいろな優位性を説明しなければならない。
僕自身は技術系でも機械系出身で、化学系は得意な分野ではない。
ところが、化学系のアプリケーションを使ったセミナー兼講習会を開催することになった。
結構おおがかりなイベントで、海外から講師を呼んだり、国内の化学系の大学の先生に来て頂いたりした。
そのときに、大学の先生からの紹介もあって、近畿化学協会に入会したのである。
入会したからと言って、ワークステーションが売れるわけではないが、ひとつは化学に馴染まなければという気持があった。
海外から来て頂いた講師は、以前ブログでも紹介した、Dr.P とSさんだ。
Sさんには、大阪に滞在中に本屋につきあってもらって、適当な本を選んでもらったりもした。
大学の教養時代は、化学では追試を受けた苦い想い出がある。
なぜか中学の頃から化学には馴染んでいなかったからね。
結局,Sさんに選んでもらった本を勉強することはなかったのであるが、キンカだけは会員を継続している。
継続している理由は、ただひとつ、会誌が面白いのである。
と言って、毎号欠かさず熟読するわけではない。
40ページA5版の月刊の小冊子であるが、化学の分野の専門的な話題ばかりではないのだ。
学会員の先生や企業の方が、書かれている内容は、時には趣味に関するものだったり、個人的に調べられたことだったりする。
しかもその深さが半端ではない。とても趣味の領域には治まっていない。
門外漢が読んでも興味を引かれる内容だ。
1月号には、年男、年女の方のメッセージが並ぶ。
最長老は大正9年生まれ、96歳の大先輩、若きは昭和55年生まれの36歳の先生。
僕が該当するのは、まだ当分先のことだけど、こんな門外漢でも、次回は投稿してみようかって、思ってしまう。
