えべっさん(1)
- 2016/01/15
- 00:00
毎年十日戎には、西宮神社に行くことにしている。
商売の神様なので、今年もビジネスがうまくいきますようにと、お参りするわけだ。
西宮神社には、僕自身関係が深い。
神主さんは、吉井家が代々継いでおられる。西宮神社の神主さん、社務職と言うようだが、初代は、信良さんとある。10世紀の頃の話だ。それ以来、代々の神主さんの名前には“良”か“信”という字が使われている。
僕の中学、高校時代の国語の先生が、当時の神主さんの弟だった。
お名前は、“良峰”と言われた。
と言っても、学生の頃から、毎年毎年、西宮神社にお参りしていたわけではない。
営業の仕事に変わった頃からお参りをし始めた。
初詣でではなく、十日戎の3日間のうちのいずれかに行くのである。
仕事の同僚と行くのは、オフィスが大阪なので、南の今宮戎だったり、北の堀川戎だったり、これも毎年という訳ではない。
今年は、宵宮、本戎、残り福の3日間がいずれも休日となった。
宵宮の日に、会社の同僚と堀川戎に行った。
堀川戎は、梅田からは15分も歩けば到着する。
境内は随分狭いところだ。
土曜日の午後だったので、まだ人出はそれほど多くはない。
境内の入口までは並ぶこともなく、進むことができた。
さすがに境内の中では、行列ができていて、ゆっくりと進むことになったが、これはたいした渋滞ではない。
夜の混む時間帯になると、門に到着するまでに長い行列ができるという。
堀川戎は、二度目であるが、長い行列のなかで待たされた記憶がない。
戎さんでは、笹や熊手という縁起物を買うことになるが、堀川戎では、ミス福娘や、数十年前のミス福娘らしき年齢の女性が数多く並んで売り子をやっている。
よく見ると、芸人と思われる人も中には混じってるようだ。
境内の中の時間は、せいぜい15分くらいだったろうか。
混んでいることを想定していて、戎さんの後の恒例の新年会の店の予約の時間まで随分時間が余ってしまった。
17時開店の店に、30分以上前に到着してしまう。
おそらく中には入れないのではないかと、結構冷えてきたこともあり、どこで時間を潰そうかと考えていた。
ところが、お店の人が、まだ食べる物はすぐには出せないが、飲み物は出せますと、中に入れてくれた。
親切な店の主人で、助かった。
鳥やさんであるが、でてきた料理も、おいしかった。
今年は食べ物には、ついているのかもしれない。
堀川戎に入ると、大きな顔のえべっさんが迎えてくれる。

ミス福娘さん達から笹を買って、良い年でありますようにと、声をかけてもらう。

こちらは芸人さんらしい人も売り子のなかにいるようだ。

お賽銭を入れて,お祈りをするところは、さすがに列が出来ている。
なぜか、お賽銭は、最前列の人だけが投げ込んでいる。
後ろの人は、順番を待っているのだ。

お参りが終わって、出口となっている門を出る。

さぁ、これから時間は早いけど、新年会の会場へ向かう。

開店前に店の中に入れてもらえた、鳥やさん。
出てくる料理は、みんな美味しかった。

商売の神様なので、今年もビジネスがうまくいきますようにと、お参りするわけだ。
西宮神社には、僕自身関係が深い。
神主さんは、吉井家が代々継いでおられる。西宮神社の神主さん、社務職と言うようだが、初代は、信良さんとある。10世紀の頃の話だ。それ以来、代々の神主さんの名前には“良”か“信”という字が使われている。
僕の中学、高校時代の国語の先生が、当時の神主さんの弟だった。
お名前は、“良峰”と言われた。
と言っても、学生の頃から、毎年毎年、西宮神社にお参りしていたわけではない。
営業の仕事に変わった頃からお参りをし始めた。
初詣でではなく、十日戎の3日間のうちのいずれかに行くのである。
仕事の同僚と行くのは、オフィスが大阪なので、南の今宮戎だったり、北の堀川戎だったり、これも毎年という訳ではない。
今年は、宵宮、本戎、残り福の3日間がいずれも休日となった。
宵宮の日に、会社の同僚と堀川戎に行った。
堀川戎は、梅田からは15分も歩けば到着する。
境内は随分狭いところだ。
土曜日の午後だったので、まだ人出はそれほど多くはない。
境内の入口までは並ぶこともなく、進むことができた。
さすがに境内の中では、行列ができていて、ゆっくりと進むことになったが、これはたいした渋滞ではない。
夜の混む時間帯になると、門に到着するまでに長い行列ができるという。
堀川戎は、二度目であるが、長い行列のなかで待たされた記憶がない。
戎さんでは、笹や熊手という縁起物を買うことになるが、堀川戎では、ミス福娘や、数十年前のミス福娘らしき年齢の女性が数多く並んで売り子をやっている。
よく見ると、芸人と思われる人も中には混じってるようだ。
境内の中の時間は、せいぜい15分くらいだったろうか。
混んでいることを想定していて、戎さんの後の恒例の新年会の店の予約の時間まで随分時間が余ってしまった。
17時開店の店に、30分以上前に到着してしまう。
おそらく中には入れないのではないかと、結構冷えてきたこともあり、どこで時間を潰そうかと考えていた。
ところが、お店の人が、まだ食べる物はすぐには出せないが、飲み物は出せますと、中に入れてくれた。
親切な店の主人で、助かった。
鳥やさんであるが、でてきた料理も、おいしかった。
今年は食べ物には、ついているのかもしれない。
堀川戎に入ると、大きな顔のえべっさんが迎えてくれる。

ミス福娘さん達から笹を買って、良い年でありますようにと、声をかけてもらう。

こちらは芸人さんらしい人も売り子のなかにいるようだ。

お賽銭を入れて,お祈りをするところは、さすがに列が出来ている。
なぜか、お賽銭は、最前列の人だけが投げ込んでいる。
後ろの人は、順番を待っているのだ。

お参りが終わって、出口となっている門を出る。

さぁ、これから時間は早いけど、新年会の会場へ向かう。

開店前に店の中に入れてもらえた、鳥やさん。
出てくる料理は、みんな美味しかった。
