えべっさん(2)
- 2016/01/19
- 00:00
今年は、3連休が宵宮、本戎、残り福と重なっているので、平日のえべっさんの日がない。
本戎の日の昼間、午後3時ごろに阪神電車の西宮駅に到着する。

結構お参りをする人で駅前はごった返している。
混んでいる駅前の道を進んで、西宮神社の横の太い道路に出る。
えべっさん筋というそうだ。
もちろん車は規制されていて、普段は車道となっているところを、お参りの人達がぞろぞろと歩いている。

しばらく進む。
道一杯に広がっている行列が完全に止まってしまう。
まだ境内への入口となる表大門までは100メートル以上はある。
進む速さは1分間に1メートルか2メートルである。
ここは、道幅が10メートル以上あり、歩道部分を入れると20メートルくらいある。
ただお店が両側の歩道部分に出ているので、正味人が歩けるところは、大分減っている。
その部分が完全に人で埋まっているのだ。
15分くらい辛抱して歩いたが、門に入ってからのことを考えると、2時間以上はたっぷりかかるはずだ。
門を入り境内の中は、道幅が4メートルくらいのところを進むわけで、今のスピードよりももっと遅くなるに違いない。
これはあかんと一旦引き上げることにした。
夜に出直すことにした。
幸い、家からは遠くはない。
夜の9時半をすぎたくらいに仕切り直して、出かけた。
さすがに今度は、昼間程の人はいない。

表大門までは、すんなりとたどり着く。
表大門は、別名赤門と呼ばれている。
えべっさんのときは、交通規制があり、入門は表大門ということになっている。

表大門までは、停滞することなく着いたのであるが、さすがに門を入ると中は、規制がされている。
すこし前進しては、一時停止、そしてまた前進ということを繰り返す。
ただ、昼間のときのような進み方ではなく、確実に前進している。

しばらく行くとご本殿が見えてくる。
ご本殿の前は、歩く人の幅が広がるので、これからは進みは速い。

お祓いを頭の上でしてもらい、拝殿に進む。
お賽銭を入れて、拝む。
帰りは、社務所にあるお札を買って帰る。
いつものパターンだ。



帰りは、表大門より駅に近い門から出ることになる。
境内では狭い道の両側に、いろいろな店が出ている。
歩いていると、屋台で食べるものを買って、ほおばっている子供たちもいる。
僕はなにも買わずに、帰りを急ぐ。

これからは、午前中に来るのがよさそうだ。
きっと早い時間のほうが、人が少なく、気分もいいに違いない。
最近は昔に比べると参拝する人が増えているような気がする。
それも若い人が多いようだ。
お参りするという、神聖な気持ちを持っているのではなく、お祭りに来るノリで集まっているようだ。
それでも来ないよりは、来る方がよいということかもしれないが、なにかすっきりしない思いを持ちながら、えべっさんを後にした。
本戎の日の昼間、午後3時ごろに阪神電車の西宮駅に到着する。

結構お参りをする人で駅前はごった返している。
混んでいる駅前の道を進んで、西宮神社の横の太い道路に出る。
えべっさん筋というそうだ。
もちろん車は規制されていて、普段は車道となっているところを、お参りの人達がぞろぞろと歩いている。

しばらく進む。
道一杯に広がっている行列が完全に止まってしまう。
まだ境内への入口となる表大門までは100メートル以上はある。
進む速さは1分間に1メートルか2メートルである。
ここは、道幅が10メートル以上あり、歩道部分を入れると20メートルくらいある。
ただお店が両側の歩道部分に出ているので、正味人が歩けるところは、大分減っている。
その部分が完全に人で埋まっているのだ。
15分くらい辛抱して歩いたが、門に入ってからのことを考えると、2時間以上はたっぷりかかるはずだ。
門を入り境内の中は、道幅が4メートルくらいのところを進むわけで、今のスピードよりももっと遅くなるに違いない。
これはあかんと一旦引き上げることにした。
夜に出直すことにした。
幸い、家からは遠くはない。
夜の9時半をすぎたくらいに仕切り直して、出かけた。
さすがに今度は、昼間程の人はいない。

表大門までは、すんなりとたどり着く。
表大門は、別名赤門と呼ばれている。
えべっさんのときは、交通規制があり、入門は表大門ということになっている。

表大門までは、停滞することなく着いたのであるが、さすがに門を入ると中は、規制がされている。
すこし前進しては、一時停止、そしてまた前進ということを繰り返す。
ただ、昼間のときのような進み方ではなく、確実に前進している。

しばらく行くとご本殿が見えてくる。
ご本殿の前は、歩く人の幅が広がるので、これからは進みは速い。

お祓いを頭の上でしてもらい、拝殿に進む。
お賽銭を入れて、拝む。
帰りは、社務所にあるお札を買って帰る。
いつものパターンだ。



帰りは、表大門より駅に近い門から出ることになる。
境内では狭い道の両側に、いろいろな店が出ている。
歩いていると、屋台で食べるものを買って、ほおばっている子供たちもいる。
僕はなにも買わずに、帰りを急ぐ。

これからは、午前中に来るのがよさそうだ。
きっと早い時間のほうが、人が少なく、気分もいいに違いない。
最近は昔に比べると参拝する人が増えているような気がする。
それも若い人が多いようだ。
お参りするという、神聖な気持ちを持っているのではなく、お祭りに来るノリで集まっているようだ。
それでも来ないよりは、来る方がよいということかもしれないが、なにかすっきりしない思いを持ちながら、えべっさんを後にした。