刑事フォイル
- 2016/01/22
- 00:00
イギリスのドラマというのは、“刑事フォイル“だ。
刑事物ではあるが、時代が第2次世界大戦が始まった1941年であるというところが珍しい。
場所はイギリスの郊外ヘイスティングである。
まだドイツが優勢の時代で、イギリス国内は空爆の危険のなかで、市民が生活している。
戦争中でも犯罪は起こるわけで、そのなかで通常と同じように犯罪捜査に対して,優れた見識と判断力を持ったフォイル警視正が取組み、解決していく。
フォイル警視正は、道徳心が強く、誠実で賢明、信頼できる人物だ。
罪は憎むが時として、情状酌量で無罪として容疑者を追求しないこともある。
もちろん真犯人には厳しい処罰を下す。
非常に人間味がある警察官だ。
犯人を見つけ出すところは、刑事物ならではの謎解きがあるのだが、なかなか面白い筋書きになっていることが多い。
戦争中の人間ドラマと,刑事物での犯人捜しが微妙に絡み合いながら展開されていく。
“刑事コロンボ”と比較するのは、時代も場所も異なるので、無理があるかもしれない。
観る人の好みによるだろうが、一言で言うと、コロンボのほうがロサンゼルスらしい乱暴な、強引なところがある。
コロンボが通常は単独行動ではないはずの刑事でありながら、一人でどんどん推理を進めていく。同僚はいるのだが、ほとんどいないのに等しい。
それに比べ、フォイルは、助手の刑事もいれば、車の運転ができないフォイルを助けるような専属の女性ドライバーもいる。
コロンボは、話のなかでは、しばしば登場する“うちのかみさん”が実際に姿を現すことはない。
一方、フォイルは、奥さんをすでに亡くしているが、唯一の家族である息子は、しばしば登場し、重要な役割を担っている。
息子は、空軍の優秀なパイロットである。
フォイルの推理の進め方は、イギリスらしく重厚で知性を感じるところが多いにある。
今では、僕はフォイルのほうが好きになっている。
ただ、これはコロンボが毎日登場してくることからくる、満腹感のせいかもしれない。
刑事フォイルは、イギリスでは、2015年にシーズン8がファイナルシーズンで、すでに放映は終了しているとのことだ。
日本ではまだシーズン3なので、しばらくは、テレビで楽しむことができそうだ。

刑事物ではあるが、時代が第2次世界大戦が始まった1941年であるというところが珍しい。
場所はイギリスの郊外ヘイスティングである。
まだドイツが優勢の時代で、イギリス国内は空爆の危険のなかで、市民が生活している。
戦争中でも犯罪は起こるわけで、そのなかで通常と同じように犯罪捜査に対して,優れた見識と判断力を持ったフォイル警視正が取組み、解決していく。
フォイル警視正は、道徳心が強く、誠実で賢明、信頼できる人物だ。
罪は憎むが時として、情状酌量で無罪として容疑者を追求しないこともある。
もちろん真犯人には厳しい処罰を下す。
非常に人間味がある警察官だ。
犯人を見つけ出すところは、刑事物ならではの謎解きがあるのだが、なかなか面白い筋書きになっていることが多い。
戦争中の人間ドラマと,刑事物での犯人捜しが微妙に絡み合いながら展開されていく。
“刑事コロンボ”と比較するのは、時代も場所も異なるので、無理があるかもしれない。
観る人の好みによるだろうが、一言で言うと、コロンボのほうがロサンゼルスらしい乱暴な、強引なところがある。
コロンボが通常は単独行動ではないはずの刑事でありながら、一人でどんどん推理を進めていく。同僚はいるのだが、ほとんどいないのに等しい。
それに比べ、フォイルは、助手の刑事もいれば、車の運転ができないフォイルを助けるような専属の女性ドライバーもいる。
コロンボは、話のなかでは、しばしば登場する“うちのかみさん”が実際に姿を現すことはない。
一方、フォイルは、奥さんをすでに亡くしているが、唯一の家族である息子は、しばしば登場し、重要な役割を担っている。
息子は、空軍の優秀なパイロットである。
フォイルの推理の進め方は、イギリスらしく重厚で知性を感じるところが多いにある。
今では、僕はフォイルのほうが好きになっている。
ただ、これはコロンボが毎日登場してくることからくる、満腹感のせいかもしれない。
刑事フォイルは、イギリスでは、2015年にシーズン8がファイナルシーズンで、すでに放映は終了しているとのことだ。
日本ではまだシーズン3なので、しばらくは、テレビで楽しむことができそうだ。
