N会総会(1)
- 2016/02/18
- 00:00
2か月半ぶりのN会である。
前回は、風邪をこじらせてなかなか咳が抜けず、仕事も休んだ日のN会だったので、欠席している。
今回は、珍しくフルメンバーの参加だ。
と言っても8名である。
メンバーは、中学、高校の同期である。
同期という共通点以外では、勤めた企業は別々であるが、全員がサラリーマンというところが共通だ。
当然戸籍上の年齢は、同じである。ただ、当然と書いてはいるが、かつては同級生のなかに、年齢が1歳上の人もいた。
その年上の同級生は、小学校のときに事情があって、1年遅らせたと、だいぶ後になって聞いた。
N会のメンバーは、確かに年齢は同じ、学年は同じである。
今回、誕生日を祝ってもらったのがY君である。もともとN会の設立メンバーである。
職場が大阪のど真ん中だった。仕事柄いろいろな店にも詳しい。
初めのころの会場選びは、ほとんどがY君に任せていた。
いまでは、健康的なウォーキングに精を出しているという。
N会には、部会がいくつかある。
ゴルフの会、競馬の会、登山の会がある。
登山の会が最も活動が多いようだ。
それぞれにリーダー的な存在がいる。
先日の登山にもY君は当然参加した。
僕自身は参加したことがないので、参加したメンバーから話を聞くだけだが、Y君の登山はなかなか面白いらしい。
と言っても、なにが面白いのか、他の人には想像できないだろう。
それは春歌(しゅんか)である。
山道で周りに他の人、他のグループが視界に入るときに、大きな声で春歌を叫ぶそうだ。
いまどき春歌と言っても若い人にはなんのことやら分からないだろう。
僕たちの学生時代には、数え唄のなかに春歌があった。
ひとつとせ、一人娘とやる時にゃ、、、、、から始まって、延々と続いていく。
でも、大自然のなかで大声で春歌をうたうという、その意図はだれにも分からない。
きっとそれは、Y君独特のエンターテイメント精神から来ているのだろう。
もっとも同行しているメンバーは、また始まったかと、止められない春歌には、もうあきらめているに違いない。
(つづく)

前回は、風邪をこじらせてなかなか咳が抜けず、仕事も休んだ日のN会だったので、欠席している。
今回は、珍しくフルメンバーの参加だ。
と言っても8名である。
メンバーは、中学、高校の同期である。
同期という共通点以外では、勤めた企業は別々であるが、全員がサラリーマンというところが共通だ。
当然戸籍上の年齢は、同じである。ただ、当然と書いてはいるが、かつては同級生のなかに、年齢が1歳上の人もいた。
その年上の同級生は、小学校のときに事情があって、1年遅らせたと、だいぶ後になって聞いた。
N会のメンバーは、確かに年齢は同じ、学年は同じである。
今回、誕生日を祝ってもらったのがY君である。もともとN会の設立メンバーである。
職場が大阪のど真ん中だった。仕事柄いろいろな店にも詳しい。
初めのころの会場選びは、ほとんどがY君に任せていた。
いまでは、健康的なウォーキングに精を出しているという。
N会には、部会がいくつかある。
ゴルフの会、競馬の会、登山の会がある。
登山の会が最も活動が多いようだ。
それぞれにリーダー的な存在がいる。
先日の登山にもY君は当然参加した。
僕自身は参加したことがないので、参加したメンバーから話を聞くだけだが、Y君の登山はなかなか面白いらしい。
と言っても、なにが面白いのか、他の人には想像できないだろう。
それは春歌(しゅんか)である。
山道で周りに他の人、他のグループが視界に入るときに、大きな声で春歌を叫ぶそうだ。
いまどき春歌と言っても若い人にはなんのことやら分からないだろう。
僕たちの学生時代には、数え唄のなかに春歌があった。
ひとつとせ、一人娘とやる時にゃ、、、、、から始まって、延々と続いていく。
でも、大自然のなかで大声で春歌をうたうという、その意図はだれにも分からない。
きっとそれは、Y君独特のエンターテイメント精神から来ているのだろう。
もっとも同行しているメンバーは、また始まったかと、止められない春歌には、もうあきらめているに違いない。
(つづく)
