久しぶりの歯医者
- 2016/02/26
- 00:00
長い間、歯医者に行っていなかった。
もともと歯が痛くならないと通院しないという、典型的な歯医者嫌いかもしれない。
痛くないのに、歯医者に行ったのは、皮膚科に通院していたときに、奥さんが美容皮膚科、旦那さんが歯医者という病院に行ったとき以来である。
あのときは、額にできた小さなできものを除去してもらうために、皮膚科に通っていた。
除去手術は、レーザーで簡単にできたのであるが、手術後何度か通院した。
後処理をきっちりやってもらうためだ。
その2年くらい前にも同じ場所に小さなできものが出てきて、同じようにレーザーで除去してもらった。
そのときは後処理の回数が少なかったせいか、体が以前のことを記憶していたせいか、2年経ってから、全く同じ場所に同じできものが出てきた。
それを説明すると女医さんが随分丁寧に、何度も後処理をしてくれた。
旦那さんのやっている歯医者とは同じ受付だったので、待合室にいるときに、ついでになんとなく、歯石を取ってもらうよう予約を入れたのだ。
あのときの旦那歯科は、結構なお年で、自ら歯石除去をやってくれた。
診察台に寝ていると、ここに座ってもらったからには、あきらめてもらわんと、私はぼけ防止でやっているからと、吉本新喜劇顔負けのギャグを言われた記憶がある。
そのときに比べると、今日の歯医者さんは随分若い。
2年くらい前に開業した若い医師である。
夫婦でやっておられる。
レントゲンを撮るのは当たり前だが、診察台は、半個室のようになっている。
パーティションで仕切られている。診察台の前の壁には、そこそこ大きな液晶モニターが設置されている。
もちろんテレビを見るためではない。
撮影したレントゲン写真の映像が表示され、それを見ながら説明を受けるのだ。
まずはじめに、全部の歯の状況をチェックされる。
診察台の横にいる女医さんと、その後ろに補助の女性がいる。
僕の目からは二人とも視界の外だ。
右上、1番、健全とか、5番、欠損とか、その他にも意味不明の言葉を発せられる。
2とか3とか数字を言う場合もある。
それを補助の女性がすばやく書き取っていくのだろう。
ひととおり上と下の歯をチェックした後、矯正をされたことがありますか、と聞かれる。
さすがプロである。
当たり前のことであるが、歯の本数が標準本数よりも少ないので、抜歯をして、歯を矯正したことが分かるのだ。
はい、小学校の頃に、と答える。
当時としては、歯の矯正は今ほど一般的でなかった。
海外勤務から戻ってきた父が、歯並びが米国では、重視されていることを知り、それを息子に適用したのである。
何ヶ月も歯医者に通ったことをかすかに覚えている。
検査の結果は、僕が思っていた以上に、正常だったようだ。
長い間放置していた割には、歯がよく頑張ってくれていたのだ。
歯石を取るのは、30分程度だったが、歯石を取った後も、診察台に座ったまま、除去前と除去後の写真を二つ並べて、目の前のモニターで見ることができる。
なるほど、こんなにきれいに取れている。
すぐに拡大して目の前のモニターで見られるとは、わかりやすい。
施術中は、目の上に布が置かれるので、若い女性が歯石除去をやってくれたのは、確かだが、その女性の顔までは残念ながらはっきりと確認できなかった。
いままで歯医者というと、やたらと治療期間を引き延ばすような印象があり、あまり行く気になれなかったが、これからは、まめにいくことにしよう。
幸い、今回の歯医者さんは、好印象だった。
そのうち、施術してくれる若い女性の顔もしっかりと見ることもできるだろう。
自分の歯をできる限り現役で使えるように、しないとね。

もともと歯が痛くならないと通院しないという、典型的な歯医者嫌いかもしれない。
痛くないのに、歯医者に行ったのは、皮膚科に通院していたときに、奥さんが美容皮膚科、旦那さんが歯医者という病院に行ったとき以来である。
あのときは、額にできた小さなできものを除去してもらうために、皮膚科に通っていた。
除去手術は、レーザーで簡単にできたのであるが、手術後何度か通院した。
後処理をきっちりやってもらうためだ。
その2年くらい前にも同じ場所に小さなできものが出てきて、同じようにレーザーで除去してもらった。
そのときは後処理の回数が少なかったせいか、体が以前のことを記憶していたせいか、2年経ってから、全く同じ場所に同じできものが出てきた。
それを説明すると女医さんが随分丁寧に、何度も後処理をしてくれた。
旦那さんのやっている歯医者とは同じ受付だったので、待合室にいるときに、ついでになんとなく、歯石を取ってもらうよう予約を入れたのだ。
あのときの旦那歯科は、結構なお年で、自ら歯石除去をやってくれた。
診察台に寝ていると、ここに座ってもらったからには、あきらめてもらわんと、私はぼけ防止でやっているからと、吉本新喜劇顔負けのギャグを言われた記憶がある。
そのときに比べると、今日の歯医者さんは随分若い。
2年くらい前に開業した若い医師である。
夫婦でやっておられる。
レントゲンを撮るのは当たり前だが、診察台は、半個室のようになっている。
パーティションで仕切られている。診察台の前の壁には、そこそこ大きな液晶モニターが設置されている。
もちろんテレビを見るためではない。
撮影したレントゲン写真の映像が表示され、それを見ながら説明を受けるのだ。
まずはじめに、全部の歯の状況をチェックされる。
診察台の横にいる女医さんと、その後ろに補助の女性がいる。
僕の目からは二人とも視界の外だ。
右上、1番、健全とか、5番、欠損とか、その他にも意味不明の言葉を発せられる。
2とか3とか数字を言う場合もある。
それを補助の女性がすばやく書き取っていくのだろう。
ひととおり上と下の歯をチェックした後、矯正をされたことがありますか、と聞かれる。
さすがプロである。
当たり前のことであるが、歯の本数が標準本数よりも少ないので、抜歯をして、歯を矯正したことが分かるのだ。
はい、小学校の頃に、と答える。
当時としては、歯の矯正は今ほど一般的でなかった。
海外勤務から戻ってきた父が、歯並びが米国では、重視されていることを知り、それを息子に適用したのである。
何ヶ月も歯医者に通ったことをかすかに覚えている。
検査の結果は、僕が思っていた以上に、正常だったようだ。
長い間放置していた割には、歯がよく頑張ってくれていたのだ。
歯石を取るのは、30分程度だったが、歯石を取った後も、診察台に座ったまま、除去前と除去後の写真を二つ並べて、目の前のモニターで見ることができる。
なるほど、こんなにきれいに取れている。
すぐに拡大して目の前のモニターで見られるとは、わかりやすい。
施術中は、目の上に布が置かれるので、若い女性が歯石除去をやってくれたのは、確かだが、その女性の顔までは残念ながらはっきりと確認できなかった。
いままで歯医者というと、やたらと治療期間を引き延ばすような印象があり、あまり行く気になれなかったが、これからは、まめにいくことにしよう。
幸い、今回の歯医者さんは、好印象だった。
そのうち、施術してくれる若い女性の顔もしっかりと見ることもできるだろう。
自分の歯をできる限り現役で使えるように、しないとね。
