トイレの話(2)
- 2016/03/25
- 00:00
尿はねのテレビを見て思い出したことがある。
中学、高校の同期の集まり、N会の会合のときだ。
家でトイレをするときに、小便のときだが、立ってするか、座ってするかということの話になった。
そのときの参加者は7人である。
順番に答えていく。
座ってする人、立ったままする人。
6人まで回答したときに3対3である。
それぞれに言い分がある。
座ったほうが方向の定まらない尿の行方に悩むこともないし、周りを汚すこともないというのが座る派の言い分である。
立ってする派は、方向が定められないことはない、座ってするといちいちズボンを下ろさないといけない、立ってするほうが早く済む。
さすがに立ってするのが男の威厳を保てるなんていう奴はいなかったが、それぞれに言い分がある。
さて、7人目は、Y君だ。
例の小銭入れを山で落とした、執念の男である。
「俺は立ってする。座られへんからな」
「座られへんとは、そうか、痔か」
「ちゃうちゃう。俺んちは、小便用と大便用が別なんや」
思い出した。
彼の家は、豪邸である。
便所も広い。男性用のトイレが別にあるのだ。
「それはあかん。アンケートの対象外や」
今度全員が参加するN会で再度アンケートを取ってみよう。
全員で8人。Y君を除くと7人で、決着を付けることができるはずだ。
それにしても、TV番組で“一歩前に”という言葉を読んで、〝今日も元気で行こう“ということだと思っていたゲストには、驚いたね。
あれはネタかな。
松岡修造さんみたいだね。

中学、高校の同期の集まり、N会の会合のときだ。
家でトイレをするときに、小便のときだが、立ってするか、座ってするかということの話になった。
そのときの参加者は7人である。
順番に答えていく。
座ってする人、立ったままする人。
6人まで回答したときに3対3である。
それぞれに言い分がある。
座ったほうが方向の定まらない尿の行方に悩むこともないし、周りを汚すこともないというのが座る派の言い分である。
立ってする派は、方向が定められないことはない、座ってするといちいちズボンを下ろさないといけない、立ってするほうが早く済む。
さすがに立ってするのが男の威厳を保てるなんていう奴はいなかったが、それぞれに言い分がある。
さて、7人目は、Y君だ。
例の小銭入れを山で落とした、執念の男である。
「俺は立ってする。座られへんからな」
「座られへんとは、そうか、痔か」
「ちゃうちゃう。俺んちは、小便用と大便用が別なんや」
思い出した。
彼の家は、豪邸である。
便所も広い。男性用のトイレが別にあるのだ。
「それはあかん。アンケートの対象外や」
今度全員が参加するN会で再度アンケートを取ってみよう。
全員で8人。Y君を除くと7人で、決着を付けることができるはずだ。
それにしても、TV番組で“一歩前に”という言葉を読んで、〝今日も元気で行こう“ということだと思っていたゲストには、驚いたね。
あれはネタかな。
松岡修造さんみたいだね。
