Which do you want ?
- 2016/03/31
- 00:00
学生の頃に、アメリカのテレビで流れていたCMのフレーズ。
なぜか、今でも覚えている。
アメリカで、テレビで煙草のCMが放送されなくなる直前だった。
当時は、まだ日本では喫煙が健康に有害であることが分かっていても、そのことを煙草の箱に記載したり、テレビのCMを禁止するということはなかった。
アメリカでは、そういうところは随分と厳しく、日本に比べると相当早い時期から、煙草が有害であることが煙草の箱に堂々と表示されていた。
僕が覚えているのは、アメリカでのテレビの最後の煙草のCMだったのかもしれない。
CMはこういう内容だ。
居間で老婦人が手紙を書いている。
煙草会社への投書である。
その煙草会社では、CMで、
Winston tastes good like a cigarette should.
というフレーズを使っていた。
日本語で言うと、Winstonは煙草本来の味がします、というような意味だ。
Winstonは煙草の銘柄である。
老婦人の指摘は、ここでは like ではなく、 as という言葉を使うのが正しいというものだ。
すなわち、
Winston tastes good as a cigarette should.
という言い方が正しいというのだ。
このようなCMの表現に関するクレームは、日本でもよく行われていることだ。
万国共通である。
それに対する煙草のメーカーからの回答が、このブログのタイトルになっている“Which do you want ?”である。
この後は、こういう言葉が続く。
Which do you want , good grammar or good taste ?
Winston tastes good like a cigarette should.
あなたは、正しい文法と、おいしい煙草、どちらがお好みですか。
Winstonは、煙草本来の味をお届けします。
という意味だ。
ただし、 like と as の違いを日本語で表現することは、僕にはできない。
煙草メーカーの老婦人のクレーム対する回答を日本語で分かりやすく言うとこうなる。
おばさん。
文法としては、正しくないのは分かっていますよ。
でも、正しい文法とおいしい煙草、どちらのほうがお望みですか。
あくまでもWinstonは、これでいきますからね。
文章で書くとlike と as の違いが分からないが、テレビコマーシャルでは、メロディに乗って歌われている。
それを聞くと、なぜか like のほうがノリがいいのである。

なぜか、今でも覚えている。
アメリカで、テレビで煙草のCMが放送されなくなる直前だった。
当時は、まだ日本では喫煙が健康に有害であることが分かっていても、そのことを煙草の箱に記載したり、テレビのCMを禁止するということはなかった。
アメリカでは、そういうところは随分と厳しく、日本に比べると相当早い時期から、煙草が有害であることが煙草の箱に堂々と表示されていた。
僕が覚えているのは、アメリカでのテレビの最後の煙草のCMだったのかもしれない。
CMはこういう内容だ。
居間で老婦人が手紙を書いている。
煙草会社への投書である。
その煙草会社では、CMで、
Winston tastes good like a cigarette should.
というフレーズを使っていた。
日本語で言うと、Winstonは煙草本来の味がします、というような意味だ。
Winstonは煙草の銘柄である。
老婦人の指摘は、ここでは like ではなく、 as という言葉を使うのが正しいというものだ。
すなわち、
Winston tastes good as a cigarette should.
という言い方が正しいというのだ。
このようなCMの表現に関するクレームは、日本でもよく行われていることだ。
万国共通である。
それに対する煙草のメーカーからの回答が、このブログのタイトルになっている“Which do you want ?”である。
この後は、こういう言葉が続く。
Which do you want , good grammar or good taste ?
Winston tastes good like a cigarette should.
あなたは、正しい文法と、おいしい煙草、どちらがお好みですか。
Winstonは、煙草本来の味をお届けします。
という意味だ。
ただし、 like と as の違いを日本語で表現することは、僕にはできない。
煙草メーカーの老婦人のクレーム対する回答を日本語で分かりやすく言うとこうなる。
おばさん。
文法としては、正しくないのは分かっていますよ。
でも、正しい文法とおいしい煙草、どちらのほうがお望みですか。
あくまでもWinstonは、これでいきますからね。
文章で書くとlike と as の違いが分からないが、テレビコマーシャルでは、メロディに乗って歌われている。
それを聞くと、なぜか like のほうがノリがいいのである。
