SE論文
- 2016/04/07
- 00:00
IT会社に勤めていたときは、技術系と営業系に分けると技術系の仕事をしていたことがある。
毎年SE論文の公募があった。
初めて挑戦したところ、運よく入選した。
そのときは気楽に書いたのだが、後になって、入選するということは、それなりに意義があるものであるということが分かった。
その後は、挑戦することがなく、挑戦しても簡単に通らなくなった。
そこで、もうすこし楽な経験報告という公募に投稿した。
こちらは比較的簡単に、何回か採択された。
SEにとっては、賞金も出るので、頑張って小遣い稼ぎをするという意味あいもあった。
このSE論文に毎年のように当選している人がいた。
論文に当選する場合にもランクがある。
上は最優秀論文から、優秀論文と単なる入選というランク分けがされている。
毎年のように当選している人は、最優秀にも選ばれ、優秀にも数回選ばれていて、社内でも有名な方だった。
その方が最後に書いた論文は、なんとタイトルが“SE論文の書き方”である。
もちろんこれも入選ではあるが、採択されている。
おそらく、論文を書くスキルが半端ではなかったのだろう。
毎年のように書くテーマがあることもすごいことである。
通常は、数年間かけて一つのテーマについて書ける、というものだ。
半年か1年やっただけのことで書けるというものではない。
ただ、その方にとっては、1年もやれば、本筋が見えてきて、論文を書くためのストーリーができあがるのだろう。
そして、極めつけのすごいこと。
それはその方の論文集が発刊されたことだ。
もちろん一般の書籍で販売するというものではないが、社内のSE論文の担当部門が書籍にまとめたのである。
何事も本にまとめ上げるというのは、相当なスキルとワークロードが必要な仕事である。
だが、それだけの意味はあるのだ。
本というものは、形として残る。
今は、電子出版というより簡便な方法もあるが、やはり印刷したもので書籍として、手に持てるということはよいものだ。

毎年SE論文の公募があった。
初めて挑戦したところ、運よく入選した。
そのときは気楽に書いたのだが、後になって、入選するということは、それなりに意義があるものであるということが分かった。
その後は、挑戦することがなく、挑戦しても簡単に通らなくなった。
そこで、もうすこし楽な経験報告という公募に投稿した。
こちらは比較的簡単に、何回か採択された。
SEにとっては、賞金も出るので、頑張って小遣い稼ぎをするという意味あいもあった。
このSE論文に毎年のように当選している人がいた。
論文に当選する場合にもランクがある。
上は最優秀論文から、優秀論文と単なる入選というランク分けがされている。
毎年のように当選している人は、最優秀にも選ばれ、優秀にも数回選ばれていて、社内でも有名な方だった。
その方が最後に書いた論文は、なんとタイトルが“SE論文の書き方”である。
もちろんこれも入選ではあるが、採択されている。
おそらく、論文を書くスキルが半端ではなかったのだろう。
毎年のように書くテーマがあることもすごいことである。
通常は、数年間かけて一つのテーマについて書ける、というものだ。
半年か1年やっただけのことで書けるというものではない。
ただ、その方にとっては、1年もやれば、本筋が見えてきて、論文を書くためのストーリーができあがるのだろう。
そして、極めつけのすごいこと。
それはその方の論文集が発刊されたことだ。
もちろん一般の書籍で販売するというものではないが、社内のSE論文の担当部門が書籍にまとめたのである。
何事も本にまとめ上げるというのは、相当なスキルとワークロードが必要な仕事である。
だが、それだけの意味はあるのだ。
本というものは、形として残る。
今は、電子出版というより簡便な方法もあるが、やはり印刷したもので書籍として、手に持てるということはよいものだ。
