ぶろぐのあたま

かいとうげと読む。
大阪駅前ビルの地下にある居酒屋だ。
実はこちらが2号店である。
北新地に1号店がある。
北新地の店長が、とても気持ちの良い女性である。
小柄ながら頑張り屋さんだ。

店はいつも混んでいる。
北新地店は、場所柄閉店時間が随分と遅い。
店長はいつでも店に出ている。

いつ休むのですか、と聞いたことがある。
月に2日くらいは休みますよ、と言っていた。

あるとき、8人で予約を入れた。
店に入る前に、電話を入れた。
虫の知らせだった。

電話で確認すると、予約していた日は翌日である。
困った。
どちらの間違いか、分からない。
多分、僕が間違えたのだろう。

一緒に仕事をしているパートナーさんと行く予定だった。
何とか入りませんかと、無茶を承知で頼んでみた。
案の定、店は予約で満員だった。

ところが店長は、なんとかしますという。
店の近くの他の店の場所を使って、こちらの料理を持っていくというのだ。
値段も変わらないという。
どこまで客の言うことを聞いてくれるのだと、正直驚いた。

だが、いつも満員ということが多く、なかなか予約を入れられないことが続いた。
そのうちに、2号店が駅前ビルにできた。
こちらはビルの締まる時間には、店も閉店なので、北新地店のように遅い時間に行くことはできない。
でも、もともと食事がメインで行くところなので、閉店時間は、全く問題にならない。
料理や、お酒は北新地店と変わることがない。
もちろんサービスレベルも同じだ。
最近は、駅前ビル店に行くことが多くなった。

壁にはいろいろな張り紙が貼ってある。
メニューだけではなく、4字熟語が多い。
お客様のことを第一に考えているところは、北新地店と同じだ。

また気の置けない仲間と、おいしい酒と食事を楽しみに行こう。