ソフトウェアのプロジェクト(1)
- 2016/04/15
- 00:00
アメリカの研究所にいる人たちと仕事をしていたことがある。
研究所にソフトウェアを開発しているグループがいた。
総勢10名程度の小規模なグループである。
一人ひとりが専門の担当分野を持っている。
その中の一人に日本人がいる。Tさんだ。
Tさんとコンビを組んでいたのがMさん。
Mさんはインド人である。
インド人と言うと、数学が強そうなイメージがあるが、実際そのとおりだった。
開発していたソフトウェアは、有限要素法に関するもので、高速処理が一つの売りだった。
Mさんは、メッシュカットという。
有限要素法には必須の解析対象をメッシュに分割する仕事を担当していたが、名前がメッシュを切るという、仕事と名前がぴったりと一致するというネタのような名前だった。
MさんとTさんの仕事のやりかたは大きく違っていた。
Mさんは朝早く研究所に行き、夕方には家に帰る。
家に帰ると、子供の面倒を見たり、家事もやる。
寝る前にはPCに向かうことはあるのだが、ギターを弾いて子供を寝かせるという。
生活スタイルがマイホームパパである。
Tさんの仕事は遅い時間から始まる。
午後、研究所に入る。
仕事を始めると定時とかは関係ない。
ペースがあがると夜中でも仕事をしている。
日本で仕事を朝の9時に始めるとき、研究所はカリフォルニアにあるので、17時である。
日本からメールを送ると、Tさんはリアルタイムで返事がくる。
日本の午後に送っても、それは変わらない。
Tさんが帰宅するのは、陽が昇る前くらいになる。
このソフトウェアは5年くらいやっていたが、いろいろな思い出がつまっている。

研究所にソフトウェアを開発しているグループがいた。
総勢10名程度の小規模なグループである。
一人ひとりが専門の担当分野を持っている。
その中の一人に日本人がいる。Tさんだ。
Tさんとコンビを組んでいたのがMさん。
Mさんはインド人である。
インド人と言うと、数学が強そうなイメージがあるが、実際そのとおりだった。
開発していたソフトウェアは、有限要素法に関するもので、高速処理が一つの売りだった。
Mさんは、メッシュカットという。
有限要素法には必須の解析対象をメッシュに分割する仕事を担当していたが、名前がメッシュを切るという、仕事と名前がぴったりと一致するというネタのような名前だった。
MさんとTさんの仕事のやりかたは大きく違っていた。
Mさんは朝早く研究所に行き、夕方には家に帰る。
家に帰ると、子供の面倒を見たり、家事もやる。
寝る前にはPCに向かうことはあるのだが、ギターを弾いて子供を寝かせるという。
生活スタイルがマイホームパパである。
Tさんの仕事は遅い時間から始まる。
午後、研究所に入る。
仕事を始めると定時とかは関係ない。
ペースがあがると夜中でも仕事をしている。
日本で仕事を朝の9時に始めるとき、研究所はカリフォルニアにあるので、17時である。
日本からメールを送ると、Tさんはリアルタイムで返事がくる。
日本の午後に送っても、それは変わらない。
Tさんが帰宅するのは、陽が昇る前くらいになる。
このソフトウェアは5年くらいやっていたが、いろいろな思い出がつまっている。
