おかしな人たち(1)
- 2016/04/14
- 00:00
世の中には、おかしな人が多くいるものだ。
こちらの身に危険を及ぼす場合でなければ、ただの笑い話ということもあるが、時としては、危険な接触になることもあり、そういう場面には出くわしたくないものである。
タクシーに一人で乗っていたときのことだ。
信号でタクシーが止まる。
見るともなく、外の景色を見ている。
舗道を歩いている人、人。
市内の繁華街なので、結構な人である。
その中の一人が、車に近づいてくる。
横断歩道を歩くわけでもなく、こちらに向かって、小走りでやってくる。
車のところまで来ると、助手席の窓をノックする。
運転手に、タクシーに乗るという意思表示をしている。
後部座席に座っているのが見えないのか。
運転手もキョトンとしている。
ようやくこちらの存在に気が付いた、間の抜けたサラリーマン風の男性は、こちら以上にびっくりした顔をして、あわてて立ち去っていく。
タクシーに乗る機会は多いが、こんな経験は初めてだ。
「お客さんのお知り合いですか」と運転手さんが尋ねる。
「とんでもない。全然知らない人ですわ」
変わった人ですねと、運転手は、信号の変わったのを見て、車を走らせていく。
都会にはおかしな人がたくさんいるものだ。
気をつけないといけないね。
こちらの身に危険を及ぼす場合でなければ、ただの笑い話ということもあるが、時としては、危険な接触になることもあり、そういう場面には出くわしたくないものである。
タクシーに一人で乗っていたときのことだ。
信号でタクシーが止まる。
見るともなく、外の景色を見ている。
舗道を歩いている人、人。
市内の繁華街なので、結構な人である。
その中の一人が、車に近づいてくる。
横断歩道を歩くわけでもなく、こちらに向かって、小走りでやってくる。
車のところまで来ると、助手席の窓をノックする。
運転手に、タクシーに乗るという意思表示をしている。
後部座席に座っているのが見えないのか。
運転手もキョトンとしている。
ようやくこちらの存在に気が付いた、間の抜けたサラリーマン風の男性は、こちら以上にびっくりした顔をして、あわてて立ち去っていく。
タクシーに乗る機会は多いが、こんな経験は初めてだ。
「お客さんのお知り合いですか」と運転手さんが尋ねる。
「とんでもない。全然知らない人ですわ」
変わった人ですねと、運転手は、信号の変わったのを見て、車を走らせていく。
都会にはおかしな人がたくさんいるものだ。
気をつけないといけないね。