祇園饅頭
- 2016/09/01
- 00:00
真夏に差し掛かる、少し前の時分の話だ。
京都の街に用があってでかけた。
京都に居を構える先輩のGさんと一緒に街を歩いた。
二人で用を済ませて、平安神宮のあたりから、僕は大阪に戻るので、地下鉄の駅までの道をGさんの案内で一緒に歩いた。
車も通らないような細い道。
道の横には川が流れる。
暑さのなかで鴨が、日陰になっている涼しげな川のなかで遊んでいる。
祇園精舎という垂れ幕のある家がある。
すこし歩を進めると、隠れ古美術という店がある。
文化財の隠れ家であるという説明が書いてある。
今日は時間がない。
今度来るときは覚えておこう。
川から離れた道に入る。
小さなお店が出てくる。
そのなかのひとつが、祇園饅頭だ。
店の軒下で先客がひとり。
注文をしてできあがりを待っている。
思わず、足を停めて覗き込む。
店のなかを見ると、昔ながらの製造現場が目の前にある。
いくつか注文をして、袋にいれてもらう。
Gさんも一緒に頼む。
見ているだけでおいしそうだ。
そこから地下鉄の駅までは、数分である。
表通りから一歩裏に入ると、こんな通りがある。
いかにも京都らしい風景だ。












京都の街に用があってでかけた。
京都に居を構える先輩のGさんと一緒に街を歩いた。
二人で用を済ませて、平安神宮のあたりから、僕は大阪に戻るので、地下鉄の駅までの道をGさんの案内で一緒に歩いた。
車も通らないような細い道。
道の横には川が流れる。
暑さのなかで鴨が、日陰になっている涼しげな川のなかで遊んでいる。
祇園精舎という垂れ幕のある家がある。
すこし歩を進めると、隠れ古美術という店がある。
文化財の隠れ家であるという説明が書いてある。
今日は時間がない。
今度来るときは覚えておこう。
川から離れた道に入る。
小さなお店が出てくる。
そのなかのひとつが、祇園饅頭だ。
店の軒下で先客がひとり。
注文をしてできあがりを待っている。
思わず、足を停めて覗き込む。
店のなかを見ると、昔ながらの製造現場が目の前にある。
いくつか注文をして、袋にいれてもらう。
Gさんも一緒に頼む。
見ているだけでおいしそうだ。
そこから地下鉄の駅までは、数分である。
表通りから一歩裏に入ると、こんな通りがある。
いかにも京都らしい風景だ。











