京都行き(1)
- 2015/02/17
- 00:00
JRで新大阪から京都へ行くことになった。
昼間の時間帯だったが、時間に余裕があったので、快速に乗ることにした。
快速だと、高槻からは各停になる。その分、後で発車する新快速のほうが京都に早く着く。
快速に乗ったのは、座っていくためだ。
一番前の車両に乗ったが、社内は十分すいている。4人掛けのところを独り占めである。
随分昔のことだが、京都を越えて滋賀の草津まで新快速で行くことがあった。そのときは新快速でも車内はすいていた。
今日と同じように、4人掛けに一人だった。
京都を過ぎたところで女子高生が一人で乗ってきた。
僕の前の空いている席に座る。
ごく普通の女子高生である。
僕は、その日に仕事で使う資料を見ていた。
しばらくすると、その女子高生が、ハイと言って、僕にあめちゃんを渡してくれた。
まるで大阪のおばちゃんのようだ。
僕は、ありがとうと素直にもらって、口に入れた。
会話はそれだけだった。
もう20年以上前のことだけど、いまでもその事は覚えている。
そんなことを思い出しながら、快速電車の揺れに心地よく体を任せていた。
高槻で後から出発した新快速が抜かしていく。
しばらくすると、今年の連続テレビ小説「マッサン」にでてきたサントリーの工場がある山崎だ。
山崎にはサントリーのビール工場もある。以前会社の同僚と工場見学に行ったことがある。
しかも休日出勤の代わりに休暇が取れたので、平日の午後だった。
昼間から飲んだビールののどごしが気持ちよかった。
京都までもう一息。
駅の名前がだんだん京都らしくなってくるような気がする。
次は、長岡京。
以前は確か、神足(こうたり)という駅名だったはずだ。
長岡京も京都らしい名前であるが、神足のほうが、京都らしさでは一枚上手ではないだろうか。
なぜ駅名を変えたのだろう。
山崎駅を過ぎると、サントリーのビール工場が見える。

長岡京駅。駅の向こう側のビルが村田製作所。


長岡京の手前には、大きな工場が並んでいる。



昼間の時間帯だったが、時間に余裕があったので、快速に乗ることにした。
快速だと、高槻からは各停になる。その分、後で発車する新快速のほうが京都に早く着く。
快速に乗ったのは、座っていくためだ。
一番前の車両に乗ったが、社内は十分すいている。4人掛けのところを独り占めである。
随分昔のことだが、京都を越えて滋賀の草津まで新快速で行くことがあった。そのときは新快速でも車内はすいていた。
今日と同じように、4人掛けに一人だった。
京都を過ぎたところで女子高生が一人で乗ってきた。
僕の前の空いている席に座る。
ごく普通の女子高生である。
僕は、その日に仕事で使う資料を見ていた。
しばらくすると、その女子高生が、ハイと言って、僕にあめちゃんを渡してくれた。
まるで大阪のおばちゃんのようだ。
僕は、ありがとうと素直にもらって、口に入れた。
会話はそれだけだった。
もう20年以上前のことだけど、いまでもその事は覚えている。
そんなことを思い出しながら、快速電車の揺れに心地よく体を任せていた。
高槻で後から出発した新快速が抜かしていく。
しばらくすると、今年の連続テレビ小説「マッサン」にでてきたサントリーの工場がある山崎だ。
山崎にはサントリーのビール工場もある。以前会社の同僚と工場見学に行ったことがある。
しかも休日出勤の代わりに休暇が取れたので、平日の午後だった。
昼間から飲んだビールののどごしが気持ちよかった。
京都までもう一息。
駅の名前がだんだん京都らしくなってくるような気がする。
次は、長岡京。
以前は確か、神足(こうたり)という駅名だったはずだ。
長岡京も京都らしい名前であるが、神足のほうが、京都らしさでは一枚上手ではないだろうか。
なぜ駅名を変えたのだろう。
山崎駅を過ぎると、サントリーのビール工場が見える。

長岡京駅。駅の向こう側のビルが村田製作所。


長岡京の手前には、大きな工場が並んでいる。


