虫の声
- 2016/09/12
- 00:00
岡林信康の歌にね、「つばめ」っていうのがあるんだ。知ってるかな。
。。。。「つばめ」?知らない。
タイトルが「俺らいちぬけた」というアルバムに入っているんだよ。知らないよね。
。。。。「おいらいちぬけた」? 聞いたような気もするけど、おかしな名前のアルバムね。
そうだね。今いる生活は息苦しい、やっていけないということで、抜け出すっていう感じ。田舎を抜けて、都会へ行き、そして都会も抜け出してしまう。
同じアルバムのなかに「申し訳ないが気分がいい」という歌も入っている。これも気持ちのいい歌なんだ。
。。。。それも、おかしな題名ね。気分がよければ、気分がいいって言えばいいのに、なぜ申し訳ないって言うの。
当時はそういう雰囲気だったのだろうね。自分だけが気分がいいって言えないような雰囲気なんだろう。
。。。。当時っていうのは、70年代ってこと。私は好きよ。その時代のこと。まだ小さかったから、リアルタイムではないけど、後でいろいろ話を聞くとね。
学生はいまよりも、もっと、まじめで純粋だったような気がするね。
。。。。。でもどうして、「つばめ」とか「おいらいちぬけた」なの。突然に言い出して。
突然ではないよ。昨日の夜、「虫の声」を聞いたっていったよね。
。。。。そう、夏の終わり、秋の始まりを知らせるような虫の声を聞いたの。
それが「つばめ」のなかの歌と重なったんだね。僕は長い間、虫の声を聞いたような記憶がないから、ああ、そうだ、それって、「つばめ」と同じだってね。
。。。。「つばめ」の歌詞はどんな歌詞?
以前、このブログにも書いていたね。虫の声のくだりは、秋の歌詞だね。
3番の秋の詩は、これだよ。
もう随分長い間 きくこともないが
遠い日のぼくの秋には 歌う虫たち
秋の夜が うたにつつまれ
きれるように すきとおり
ぼくは虫のうたにかこまれ
夜とひとつになる
あのうたも死んでしまった この町で
なにも変わってないように 時はめぐってゆく
。。。。きれるようにすきとおり、とか、僕は夜とひとつになる、なんて、岡林さんも随分ロマンチックね。顔に似合わず。
顔に似合わずはないだろう。男はいつもロマンチックなんだよ。
。。。。そういう気分でいるのが、きっと気持ちいいのね。
まあ、それはどうでもいいけど、本当にもうずいぶん、僕は虫の声を聞いていないなぁ。

。。。。「つばめ」?知らない。
タイトルが「俺らいちぬけた」というアルバムに入っているんだよ。知らないよね。
。。。。「おいらいちぬけた」? 聞いたような気もするけど、おかしな名前のアルバムね。
そうだね。今いる生活は息苦しい、やっていけないということで、抜け出すっていう感じ。田舎を抜けて、都会へ行き、そして都会も抜け出してしまう。
同じアルバムのなかに「申し訳ないが気分がいい」という歌も入っている。これも気持ちのいい歌なんだ。
。。。。それも、おかしな題名ね。気分がよければ、気分がいいって言えばいいのに、なぜ申し訳ないって言うの。
当時はそういう雰囲気だったのだろうね。自分だけが気分がいいって言えないような雰囲気なんだろう。
。。。。当時っていうのは、70年代ってこと。私は好きよ。その時代のこと。まだ小さかったから、リアルタイムではないけど、後でいろいろ話を聞くとね。
学生はいまよりも、もっと、まじめで純粋だったような気がするね。
。。。。。でもどうして、「つばめ」とか「おいらいちぬけた」なの。突然に言い出して。
突然ではないよ。昨日の夜、「虫の声」を聞いたっていったよね。
。。。。そう、夏の終わり、秋の始まりを知らせるような虫の声を聞いたの。
それが「つばめ」のなかの歌と重なったんだね。僕は長い間、虫の声を聞いたような記憶がないから、ああ、そうだ、それって、「つばめ」と同じだってね。
。。。。「つばめ」の歌詞はどんな歌詞?
以前、このブログにも書いていたね。虫の声のくだりは、秋の歌詞だね。
3番の秋の詩は、これだよ。
もう随分長い間 きくこともないが
遠い日のぼくの秋には 歌う虫たち
秋の夜が うたにつつまれ
きれるように すきとおり
ぼくは虫のうたにかこまれ
夜とひとつになる
あのうたも死んでしまった この町で
なにも変わってないように 時はめぐってゆく
。。。。きれるようにすきとおり、とか、僕は夜とひとつになる、なんて、岡林さんも随分ロマンチックね。顔に似合わず。
顔に似合わずはないだろう。男はいつもロマンチックなんだよ。
。。。。そういう気分でいるのが、きっと気持ちいいのね。
まあ、それはどうでもいいけど、本当にもうずいぶん、僕は虫の声を聞いていないなぁ。
