ぶろぐのあたま

笑福亭鶴瓶さんの「家族に乾杯」という番組がある。
いつの頃からか、ほぼ見続けるようになった。
若い時にはきっと見ようとは思わなかった番組である。
食べ物の嗜好が年齢とともに変わるように、テレビ番組の好みも変わっていく。

昨年までは2週に分けて、一人のゲストの放送分を流していたが、最近は時間を長くして、1週で放送している。全体としての長さは短くなるが、1週で放送するほうが見やすくなる。
以前は1週目と2週目の間に時間的な区切りがあったのだが、今はその区切りがなくなっている。その代わり、間に「家族に一杯」という短いコーナーがある。

これは名前のとおり、その週に訪ねた土地の名物ともいえる麺類を紹介している。
僕の見た限りでは、「家族に一杯」というとおり、どんな料理でもよいというわけではなく、蕎麦やうどん、ラーメンに限定していた。
ナレーションは、常盤貴子さんである。本人は画面のなかには登場しない。声だけの出演である。
妙にその声が画面にあっている。
こうやって紹介されると、本当においしそうだ。
その土地に行って食べてみたくなるくらいだ。

バックに音楽が流れる。いやこれは毎回かどうかは分からない。
はっきりとは覚えていない。
最近の放送では、洋楽が流れていた。
画面のなかには、うどんを作っている主人も登場している。

回ごとに、「家族の一杯」の描き方がことなるのだ。
こういうように撮る、この音楽を流す、という決まりはないのだろう。

でも共通して言えることは、いかにもおいしそうだということだ。
でも一度も放送された「家族に一杯」を食べに行ったことはない。

WEBの威力はここでもすごいものだ。
「家族に一杯」を検索すると、すぐさまいままでのメニュー一覧が出てくる。
2016年3月21日の石川県金沢市が第1回だという。
そのときは、いなりうどんと書いてある。
登場したゲストは、「家族に一杯」とは関係ないが、別のWEBで調べると、柄本　佑（えもとたすく）さんとある。このときは、朝の連続テレビ小説で「あさが来た」が放送されていて、それに出演していたこともあって、ゲストに呼ばれたのかもしれない。
ただこのときの「家族に乾杯」の記憶は、ほとんど残っていない。

「家族に一杯」を僕自身が、食べることはないだろうと思っていたが、なんと次回は兵庫県西宮市に来るという。これは地元である。
しかもゲストは佐渡裕さんである。佐渡裕さんが前回ゲストで登場したときのことは、良く覚えている。地元の人とゴルフをやったり、やはり演奏にも関わっていたように思う。

次回の「家族に一杯」を楽しみに待っている。
こんなことも珍しいね。