甲子園最終戦
- 2016/10/05
- 00:00
今年の阪神タイガースの最終試合は、甲子園でのホームゲームとなった。
前日の試合も甲子園でのゲームで、最後の最後、阪神タイガースは絶好調で7連勝でシーズンを締めくくった。
最終試合は、福原投手の引退試合となり、相手チームが巨人ということもあり、4万人以上のファンが詰めかけた。
チーム成績はセリーグ4位。クライマックスシリーズに出られないという体たらくな成績である。それにも関わらず多くのファンはつめかける。
球団は感謝しないといけない。
興行収入は、チームの成績が下がっても、それほど減ることはなく、チームの成績が悪いので、選手の年俸は抑えられる。球団にとってはこれほどいいことはない。
昔のように優勝を争っているときに、エースに向かって、球団のトップが勝たなくてもいい、優勝しなくてもいいなんてことを言うことはないだろうが、ビジネスとしては一見問題ないようにも見える。
だが、それではファンは満足しない。結局一番重要なものは、お客様が満足することであり、試合に勝って、優勝してファンを喜ばせることが長い目で見れば、球団にとっても最も重要なのだ。
最終試合は、雨天順延試合であり、いつ開催になるかは、直前にならないと分からなかった。きっと、初めから日程が決まっていて、その日が福原投手の引退試合になることが分かっていれば、僕も、なんとか球場にかけつけたのであるが、今回は、いくつも予定が重なってしまい、調整不能で、録画したテレビを後で見るだけになってしまった。
それでも、福原忍投手の挨拶を聞きながら、またチームメートひとりひとりと最後の言葉をかわしたり、抱き合ったりしているのを見ていると、目頭が熱くなってくる。
毎年、引退する選手は必ず出てくる。
福原投手のように引退試合を球団がやってくれる選手は一握りである。
去年は甲子園で関本選手が引退試合をやっている。
福原投手は、阪神タイガース一筋に18年。
18年というとプロ野球選手としては長い方であるが、人生を考えるとこれから先のほうがはるかに長い時間である。
ここで燃え尽きてしまってはしようがないのだが、やはり燃え尽きるまでひとつのことをやりぬくということが、これからの人生にも大きなエネルギーとなるのだろう。
引退試合ができる選手もいれば、戦力外、要はくびになった選手も、今年は沢山出た。
投手では、鶴、二神、筒井、小嶋、岩本、野手では、柴田講平、坂、一二三が来期の契約を結ばないと伝えられている。
なかにはドラフトで一位指名を受けた選手もいるのだ。
今年も一軍の試合に出場した選手も多くいる。
まだまだ若い選手も多く、これから次の契約を求めて、多くの選手がトライアウトに挑むのだろう。今年のトライアウトは甲子園球場で行われるという。
トライアウトを見に行くことはないだろうが、他の球団、日本以外でもいいから、野球を続けたいならば、どこかの球団で頑張って欲しいものだ。

前日の試合も甲子園でのゲームで、最後の最後、阪神タイガースは絶好調で7連勝でシーズンを締めくくった。
最終試合は、福原投手の引退試合となり、相手チームが巨人ということもあり、4万人以上のファンが詰めかけた。
チーム成績はセリーグ4位。クライマックスシリーズに出られないという体たらくな成績である。それにも関わらず多くのファンはつめかける。
球団は感謝しないといけない。
興行収入は、チームの成績が下がっても、それほど減ることはなく、チームの成績が悪いので、選手の年俸は抑えられる。球団にとってはこれほどいいことはない。
昔のように優勝を争っているときに、エースに向かって、球団のトップが勝たなくてもいい、優勝しなくてもいいなんてことを言うことはないだろうが、ビジネスとしては一見問題ないようにも見える。
だが、それではファンは満足しない。結局一番重要なものは、お客様が満足することであり、試合に勝って、優勝してファンを喜ばせることが長い目で見れば、球団にとっても最も重要なのだ。
最終試合は、雨天順延試合であり、いつ開催になるかは、直前にならないと分からなかった。きっと、初めから日程が決まっていて、その日が福原投手の引退試合になることが分かっていれば、僕も、なんとか球場にかけつけたのであるが、今回は、いくつも予定が重なってしまい、調整不能で、録画したテレビを後で見るだけになってしまった。
それでも、福原忍投手の挨拶を聞きながら、またチームメートひとりひとりと最後の言葉をかわしたり、抱き合ったりしているのを見ていると、目頭が熱くなってくる。
毎年、引退する選手は必ず出てくる。
福原投手のように引退試合を球団がやってくれる選手は一握りである。
去年は甲子園で関本選手が引退試合をやっている。
福原投手は、阪神タイガース一筋に18年。
18年というとプロ野球選手としては長い方であるが、人生を考えるとこれから先のほうがはるかに長い時間である。
ここで燃え尽きてしまってはしようがないのだが、やはり燃え尽きるまでひとつのことをやりぬくということが、これからの人生にも大きなエネルギーとなるのだろう。
引退試合ができる選手もいれば、戦力外、要はくびになった選手も、今年は沢山出た。
投手では、鶴、二神、筒井、小嶋、岩本、野手では、柴田講平、坂、一二三が来期の契約を結ばないと伝えられている。
なかにはドラフトで一位指名を受けた選手もいるのだ。
今年も一軍の試合に出場した選手も多くいる。
まだまだ若い選手も多く、これから次の契約を求めて、多くの選手がトライアウトに挑むのだろう。今年のトライアウトは甲子園球場で行われるという。
トライアウトを見に行くことはないだろうが、他の球団、日本以外でもいいから、野球を続けたいならば、どこかの球団で頑張って欲しいものだ。
