家族に乾杯! 西宮編
- 2016/10/07
- 00:00
今週の「家族に乾杯」は、なんと西宮市がロケ地である。
ゲストは、西宮の芸文の芸術監督でもある佐渡裕さんである。
芸文は、正式名称は、兵庫県立芸術文化センターという。
ただ、よく知っている人は、げいぶんと呼ぶ。
鶴瓶さんは、西宮に住んでいるそうだから、二人の地元がロケ地になっているのだ。
「家族に乾杯」というと、ほとんどが地方に行く。
西宮市というのは、例外的なロケ地ということになる。
元々は熊本に行くはずだったが、現地の状況を考えて、熊本行きを中止して、西宮になったという話だ。
佐渡裕さんが家族に乾杯のゲストに来られたのは、今回が3回目だ。
前回はテレビで見た記憶があるが、そのときも熊本に行っていた。
西宮というと僕の地元でもあるので、冒頭に鶴瓶さんと佐渡裕さんが落ち合う高木公園も行ったことはないが、すぐ近くの道をいつも車で走っている。
テレビのなかに出てくる周りの景色に、ついつい目が行ってしまう。
自分の知っている場所や建物、お店が次々に登場する。
ゲストに佐渡裕さんが登場するときは、二人はどれだけ素晴らしい人たちと出会い、いかに内容のあることをやるかを勝負するという流れになる。
このような出会い勝負をするというのは、確か、前川清さんのときもそうだった。
いつもは、しばらくの間、二人が一緒に歩いて、番組の中頃に、それぞれが別の方向に行くというパターンであるが、今回は二人ともが地元で馴染みがあるということで、いきなり別れて単独行となる。
佐渡裕さんは、一人で歩き始めて、すぐに幼稚園でコーラスの練習を終えて帰宅する女性に出会う。そこからコーラスの練習に来ていた女性たちに、再度集まってもらい、午後1時半にコーラスの練習に参加するということが決まる。
そこで、佐渡裕さんが言う。「これで鶴瓶に勝ったな」
自分の得意分野の土俵に持ち込んだのだから、確かに勝負は、ここでほぼ決まったと言えるだろう。
鶴瓶さんは、甲子園球場に向かう。
甲子園球場のまわりにどんな人が住んでいるかを見てみたいというのだ。
甲子園球場とくれば、もちろん僕には最も親しみのわく場所だ。
甲子園球場の正面からぐるっとライトスタンド側の奥の方に進んでいく。
ただ、その後は、住宅街に入ってしまったので、僕には初めて見る場所だ。
佐渡裕さんは、コーラスの練習再開までの時間を、芸文の地元の支援者でもある幼稚園に行く。ここには教会もある。
場所は、阪急西宮北口の駅の北西側で、ここは僕がよく歩いている商店街の近くだ。
テレビで見ると大きな建物に見えるのだが、放送の後、改めて行ってみると、テレビで見るほど大きな間口ではない。
テレビカメラで見る場合と自分の目で見る場合では、印象が随分と違うものである。
コーラスの練習再開時間となる。
佐渡裕さんが参加し、指揮者として指導する。
歌っている歌は、NHKの連続テレビ小説の「あさが来た」の主題歌である。
「365日の紙飛行機」。こういうコーラスで歌うにはぴったりの歌だ。
佐渡裕さんが指導をすると、みるみるコーラスの歌がよくなっていく。
さすがというのもおこがましいが、やはり世界的なレベルの方が指導すると、これほどによくなるのかと、少し心が動いた。
きっと、歌っている女性たちも、佐渡裕さんが指揮していると思うと、気持ちが入ってくるのだろう。
最後は、幼稚園児も全員集まり、幼稚園の先生たち、関係者も集まり、ちょっとしたコンサートだ。
鶴瓶さんは、甲子園球場近くの住宅街の後は、西宮浜に向かう。
そこで知り合った、二人の子供とその友達を連れた、若い奥さんの家へ行く。
ここが今回の最終訪問場所となる。
佐渡裕さんは、初めに打ち合わせたとおり、後で合流しましょうということで、この家へやってくる。
この奥さん、阪神タイガースファン。それもかなりのファンである。
佐渡裕さんは到着するなり、家にあったリコーダーで、「六甲おろし」を演奏する。
やはり、西宮は、甲子園。甲子園とくれば、六甲おろしである。
今回の旅は、僕がよく知っている場所だったせいか、地方ロケに比べると、感じ方が違うような気がした。地方の場合は、全く知らない場所、全く知らない建物やその土地のものに出会い、驚きや感じるところが大きい。
その点では、知っている場所でのロケは、背景が面白くないのかなという気がしていた。
ああ、あそこだ。ここ知っているというのも、それはそれで面白いのだが、「家族に乾杯」はやはり、地方ロケがいいなぁ、と思っていた。
ただ、こうやって、書いていくうちに、気付いた。
きっと今回の「家族に乾杯」は、僕には記憶に残る番組となったのは確かである。
途中に挿入される「家族に一杯」も、どの店が出てくるのだろうと楽しみにしていたが、国道43号線沿いのお店が出てきた。
西宮神社のすぐ隣だ。
店の名前を「ひるね」という。店の名前を書いた「ひるね」という字が、横に寝ているところは、いかにも関西人だ。
中華食堂であるが、ラーメンが見えないくらいに、大きなチャーシューが入っているラーメンが売りだそうだ。
下町の雰囲気の、気軽に入れるお店のようだ。
今度行ってみよう。

ゲストは、西宮の芸文の芸術監督でもある佐渡裕さんである。
芸文は、正式名称は、兵庫県立芸術文化センターという。
ただ、よく知っている人は、げいぶんと呼ぶ。
鶴瓶さんは、西宮に住んでいるそうだから、二人の地元がロケ地になっているのだ。
「家族に乾杯」というと、ほとんどが地方に行く。
西宮市というのは、例外的なロケ地ということになる。
元々は熊本に行くはずだったが、現地の状況を考えて、熊本行きを中止して、西宮になったという話だ。
佐渡裕さんが家族に乾杯のゲストに来られたのは、今回が3回目だ。
前回はテレビで見た記憶があるが、そのときも熊本に行っていた。
西宮というと僕の地元でもあるので、冒頭に鶴瓶さんと佐渡裕さんが落ち合う高木公園も行ったことはないが、すぐ近くの道をいつも車で走っている。
テレビのなかに出てくる周りの景色に、ついつい目が行ってしまう。
自分の知っている場所や建物、お店が次々に登場する。
ゲストに佐渡裕さんが登場するときは、二人はどれだけ素晴らしい人たちと出会い、いかに内容のあることをやるかを勝負するという流れになる。
このような出会い勝負をするというのは、確か、前川清さんのときもそうだった。
いつもは、しばらくの間、二人が一緒に歩いて、番組の中頃に、それぞれが別の方向に行くというパターンであるが、今回は二人ともが地元で馴染みがあるということで、いきなり別れて単独行となる。
佐渡裕さんは、一人で歩き始めて、すぐに幼稚園でコーラスの練習を終えて帰宅する女性に出会う。そこからコーラスの練習に来ていた女性たちに、再度集まってもらい、午後1時半にコーラスの練習に参加するということが決まる。
そこで、佐渡裕さんが言う。「これで鶴瓶に勝ったな」
自分の得意分野の土俵に持ち込んだのだから、確かに勝負は、ここでほぼ決まったと言えるだろう。
鶴瓶さんは、甲子園球場に向かう。
甲子園球場のまわりにどんな人が住んでいるかを見てみたいというのだ。
甲子園球場とくれば、もちろん僕には最も親しみのわく場所だ。
甲子園球場の正面からぐるっとライトスタンド側の奥の方に進んでいく。
ただ、その後は、住宅街に入ってしまったので、僕には初めて見る場所だ。
佐渡裕さんは、コーラスの練習再開までの時間を、芸文の地元の支援者でもある幼稚園に行く。ここには教会もある。
場所は、阪急西宮北口の駅の北西側で、ここは僕がよく歩いている商店街の近くだ。
テレビで見ると大きな建物に見えるのだが、放送の後、改めて行ってみると、テレビで見るほど大きな間口ではない。
テレビカメラで見る場合と自分の目で見る場合では、印象が随分と違うものである。
コーラスの練習再開時間となる。
佐渡裕さんが参加し、指揮者として指導する。
歌っている歌は、NHKの連続テレビ小説の「あさが来た」の主題歌である。
「365日の紙飛行機」。こういうコーラスで歌うにはぴったりの歌だ。
佐渡裕さんが指導をすると、みるみるコーラスの歌がよくなっていく。
さすがというのもおこがましいが、やはり世界的なレベルの方が指導すると、これほどによくなるのかと、少し心が動いた。
きっと、歌っている女性たちも、佐渡裕さんが指揮していると思うと、気持ちが入ってくるのだろう。
最後は、幼稚園児も全員集まり、幼稚園の先生たち、関係者も集まり、ちょっとしたコンサートだ。
鶴瓶さんは、甲子園球場近くの住宅街の後は、西宮浜に向かう。
そこで知り合った、二人の子供とその友達を連れた、若い奥さんの家へ行く。
ここが今回の最終訪問場所となる。
佐渡裕さんは、初めに打ち合わせたとおり、後で合流しましょうということで、この家へやってくる。
この奥さん、阪神タイガースファン。それもかなりのファンである。
佐渡裕さんは到着するなり、家にあったリコーダーで、「六甲おろし」を演奏する。
やはり、西宮は、甲子園。甲子園とくれば、六甲おろしである。
今回の旅は、僕がよく知っている場所だったせいか、地方ロケに比べると、感じ方が違うような気がした。地方の場合は、全く知らない場所、全く知らない建物やその土地のものに出会い、驚きや感じるところが大きい。
その点では、知っている場所でのロケは、背景が面白くないのかなという気がしていた。
ああ、あそこだ。ここ知っているというのも、それはそれで面白いのだが、「家族に乾杯」はやはり、地方ロケがいいなぁ、と思っていた。
ただ、こうやって、書いていくうちに、気付いた。
きっと今回の「家族に乾杯」は、僕には記憶に残る番組となったのは確かである。
途中に挿入される「家族に一杯」も、どの店が出てくるのだろうと楽しみにしていたが、国道43号線沿いのお店が出てきた。
西宮神社のすぐ隣だ。
店の名前を「ひるね」という。店の名前を書いた「ひるね」という字が、横に寝ているところは、いかにも関西人だ。
中華食堂であるが、ラーメンが見えないくらいに、大きなチャーシューが入っているラーメンが売りだそうだ。
下町の雰囲気の、気軽に入れるお店のようだ。
今度行ってみよう。
