大学の写真(4)
- 2016/10/10
- 00:00
今年は、名古屋大学へ行ったのだが、そのときは比較的滞在時間も長かったので、写真を撮ることができた。
名古屋という土地には、僕自身はなかなかなじめないところがあるが、名古屋大学にも同じような印象を持っている。ようやくその印象が徐々に変わりつつある。
初めて名古屋大学へ行ったのは、10年以上前のことだ。
そのときは、以前このブログでも紹介したM先生の研究室に行った。
M先生との出会いは、僕の大学の先生との出会いのなかでも、忘れがたいものである。
M先生とは、それから何度となくお会いした。お伺いしたときは、ほとんどが仕事の話だったが、仕事の面では、直接大きな仕事につながることはなかった。
だが、仕事以上に僕にとって大きな影響を与えてくれた先生だった。
今回、名古屋大学へ行って、言われて初めて気がついたことがある。
それは名古屋大学には門がないということである。
そう言われてみれば、門をくぐったことがない。
車で来た人が、車に乗って学内へ入るためのゲートはあるが、人が通る門はないのである。
どこの大学でも正門というものがあり、タクシーで行ったりするときは、正門前までということが定番である。
正門前で降りると、正面に時計台がでんと構えているということになる。
大学によっては、人の名前がついている門もある。その昔、功績があった先生への謝意を込めてつくられたのだろうか。先生の名前がついている門がある。
名古屋大学に門がないということを、聞いたときの説明では、それだけ名古屋大学は自由なのである、外に対して壁がないという意味のことを言われた。
確かに、最近日本でのノーベル賞受賞者の多くの方が名古屋大学に関係のある方が多い。
それは自由闊達ということを意味しているのかもしれない。
それは、僕が仕事を通じて持っている名古屋大学の印象とはやや離れたものである。
どうしても仕事というフィルターを通して考えるから、その大学の持つ一般的なイメージから離れた印象を持つということは、十分にあり得ることだ。
名古屋大学のアクセスの便利さは、国立大学のなかでは、トップクラスである。
地下鉄の駅が、キャンパスの真ん中にある。
地下鉄のエスカレータを上がると、そこはすでに学内になっている。
以前は、ここまで地下鉄の路線がのびていなかったが、今は、タクシーを利用する必要もなく、もちろん時間が読みにくいバスに乗ることもない。
土地によっては、通っていくうちに段々印象の変わる街もある。
僕のなかでは、金沢がそのような街のひとつだが、名古屋も徐々に印象が変わっていくのだろう。
最近撮った名古屋大学の写真:


車のゲートの向こうに見える建物は豊田講堂

陽が沈み始めた頃のキャンパス

これからは10年以上前の写真。
ここで講演会を開催した。豊田講堂の裏の施設だった。



名古屋という土地には、僕自身はなかなかなじめないところがあるが、名古屋大学にも同じような印象を持っている。ようやくその印象が徐々に変わりつつある。
初めて名古屋大学へ行ったのは、10年以上前のことだ。
そのときは、以前このブログでも紹介したM先生の研究室に行った。
M先生との出会いは、僕の大学の先生との出会いのなかでも、忘れがたいものである。
M先生とは、それから何度となくお会いした。お伺いしたときは、ほとんどが仕事の話だったが、仕事の面では、直接大きな仕事につながることはなかった。
だが、仕事以上に僕にとって大きな影響を与えてくれた先生だった。
今回、名古屋大学へ行って、言われて初めて気がついたことがある。
それは名古屋大学には門がないということである。
そう言われてみれば、門をくぐったことがない。
車で来た人が、車に乗って学内へ入るためのゲートはあるが、人が通る門はないのである。
どこの大学でも正門というものがあり、タクシーで行ったりするときは、正門前までということが定番である。
正門前で降りると、正面に時計台がでんと構えているということになる。
大学によっては、人の名前がついている門もある。その昔、功績があった先生への謝意を込めてつくられたのだろうか。先生の名前がついている門がある。
名古屋大学に門がないということを、聞いたときの説明では、それだけ名古屋大学は自由なのである、外に対して壁がないという意味のことを言われた。
確かに、最近日本でのノーベル賞受賞者の多くの方が名古屋大学に関係のある方が多い。
それは自由闊達ということを意味しているのかもしれない。
それは、僕が仕事を通じて持っている名古屋大学の印象とはやや離れたものである。
どうしても仕事というフィルターを通して考えるから、その大学の持つ一般的なイメージから離れた印象を持つということは、十分にあり得ることだ。
名古屋大学のアクセスの便利さは、国立大学のなかでは、トップクラスである。
地下鉄の駅が、キャンパスの真ん中にある。
地下鉄のエスカレータを上がると、そこはすでに学内になっている。
以前は、ここまで地下鉄の路線がのびていなかったが、今は、タクシーを利用する必要もなく、もちろん時間が読みにくいバスに乗ることもない。
土地によっては、通っていくうちに段々印象の変わる街もある。
僕のなかでは、金沢がそのような街のひとつだが、名古屋も徐々に印象が変わっていくのだろう。
最近撮った名古屋大学の写真:


車のゲートの向こうに見える建物は豊田講堂

陽が沈み始めた頃のキャンパス

これからは10年以上前の写真。
ここで講演会を開催した。豊田講堂の裏の施設だった。


