日本のワニ(1)
- 2016/11/19
- 00:00
日本にもワニがいた。
動物園のワニではない。
野生のワニがいたのだ。
意外に知らない人が多いのである。
それはワニといっても実際はサメのことでしょう。
ほら、あの因幡の白ウサギが、向こう岸に渡るのに、ワニを集めて、その上をぴょんぴょん飛んで行ったという話。あれもワニと言いながら、それはサメだったという話でしょ。
そんな話を東北に行ったときにしていた。
いや、日本にも本物のワニがいたのです。
大阪の待兼山で出土したワニの骨があるのですよ。
大阪大学の豊中キャンパスのなかに、展示しているところがあります。
今度機会があったら行ってみてください。
他にはどこにも出ていないそうです。
ただ一か所、隠岐の島で見つかった破片のような骨はあるそうですが、大阪のワニはほぼ全身が分かる程の大きさで、しかも足に傷があるのです。
へえ、脛に傷持つ、なんとやらね。
それがね。見つかったのは雄のワニで、足の傷は、恋人を取りあって、喧嘩をしたときの傷らしいのです。
まるで見て来たようなことを言うのね。
元々考古学者というか、昔の遺跡やら、骨やらを発掘している人は、想像力がたくましくないと、だめなのでしょう。
それだけ聞くと結構ロマンチックな話ね。
考古学というのは、ロマンの塊かもしれないのね。
ブログにも大阪のワニのことを書いていたのだが、自分で書きながら、ワニの骨を見たことはなかった。
いつか見に行かなければと思いながら、なかなか実現していない。
場所は大阪大学の豊中キャンパスである。
いつも講演会をやっている建屋のさらに奥にある場所に展示をしていると書いてある。
その奥と言っても、大阪大学の豊中キャンパスというのは、最寄駅がモノレールの柴橋という駅と阪急電車宝塚線の石橋という2つの駅がある。
いつもは地下鉄で千里中央まで行って、そこでモノレールに乗り換えるので、柴橋駅から大阪大学豊中キャンパスに入ることになる。
そのルートで行くと、ワニの展示されている場所は、大学のさらに奥にある、ということになる。
それが石橋駅から大阪大学に行く場合は、上り坂になるが、その途中に、ワニは展示されているのだ。
ようやく、大阪大学豊中キャンパスに行く用ができた。
しかもその後、時間に余裕がある。
今日こそ、ワニを見に行くぞ、という気持ちになる。
大学のなかのキャンパスを石橋駅の方に向かって降りていく。
大阪大学の中は、自転車で走りまわる学生がほとんどいない。
これが京都大学になると、暴走族並みの猛スピードで、走る自転車が多いのだ。
正門やいくつかある門の出入り口になると、狭いところに集中してくる自転車で、昼時には、注意しないと、自転車にひかれそうになる。
石橋駅に向かって、ゆったりと道を降りていく。
陽が沈みかけているが、いい天気なので、気持ちがいい。
天気のいい日。坂道を下りていく。

大阪大学の前身、浪速高等学校の学生の像。
「友よ我らぞ 光よと」
若者への応援歌だ。

それを説明した文章。

「まちかね童子」
若者への暖かい思いがある。

自転車による事故は、阪大でもあるのだね。

さらに坂を下りていく。

動物園のワニではない。
野生のワニがいたのだ。
意外に知らない人が多いのである。
それはワニといっても実際はサメのことでしょう。
ほら、あの因幡の白ウサギが、向こう岸に渡るのに、ワニを集めて、その上をぴょんぴょん飛んで行ったという話。あれもワニと言いながら、それはサメだったという話でしょ。
そんな話を東北に行ったときにしていた。
いや、日本にも本物のワニがいたのです。
大阪の待兼山で出土したワニの骨があるのですよ。
大阪大学の豊中キャンパスのなかに、展示しているところがあります。
今度機会があったら行ってみてください。
他にはどこにも出ていないそうです。
ただ一か所、隠岐の島で見つかった破片のような骨はあるそうですが、大阪のワニはほぼ全身が分かる程の大きさで、しかも足に傷があるのです。
へえ、脛に傷持つ、なんとやらね。
それがね。見つかったのは雄のワニで、足の傷は、恋人を取りあって、喧嘩をしたときの傷らしいのです。
まるで見て来たようなことを言うのね。
元々考古学者というか、昔の遺跡やら、骨やらを発掘している人は、想像力がたくましくないと、だめなのでしょう。
それだけ聞くと結構ロマンチックな話ね。
考古学というのは、ロマンの塊かもしれないのね。
ブログにも大阪のワニのことを書いていたのだが、自分で書きながら、ワニの骨を見たことはなかった。
いつか見に行かなければと思いながら、なかなか実現していない。
場所は大阪大学の豊中キャンパスである。
いつも講演会をやっている建屋のさらに奥にある場所に展示をしていると書いてある。
その奥と言っても、大阪大学の豊中キャンパスというのは、最寄駅がモノレールの柴橋という駅と阪急電車宝塚線の石橋という2つの駅がある。
いつもは地下鉄で千里中央まで行って、そこでモノレールに乗り換えるので、柴橋駅から大阪大学豊中キャンパスに入ることになる。
そのルートで行くと、ワニの展示されている場所は、大学のさらに奥にある、ということになる。
それが石橋駅から大阪大学に行く場合は、上り坂になるが、その途中に、ワニは展示されているのだ。
ようやく、大阪大学豊中キャンパスに行く用ができた。
しかもその後、時間に余裕がある。
今日こそ、ワニを見に行くぞ、という気持ちになる。
大学のなかのキャンパスを石橋駅の方に向かって降りていく。
大阪大学の中は、自転車で走りまわる学生がほとんどいない。
これが京都大学になると、暴走族並みの猛スピードで、走る自転車が多いのだ。
正門やいくつかある門の出入り口になると、狭いところに集中してくる自転車で、昼時には、注意しないと、自転車にひかれそうになる。
石橋駅に向かって、ゆったりと道を降りていく。
陽が沈みかけているが、いい天気なので、気持ちがいい。
天気のいい日。坂道を下りていく。

大阪大学の前身、浪速高等学校の学生の像。
「友よ我らぞ 光よと」
若者への応援歌だ。

それを説明した文章。

「まちかね童子」
若者への暖かい思いがある。

自転車による事故は、阪大でもあるのだね。

さらに坂を下りていく。
