ぶろぐのあたま

この歌は、僕が好きなボブ・ディランの歌。
そのなかでもお気に入りである。
そのことは、このブログでも何回か書いている。

初めて聴いたのは学生のころだから、40年以上前ということになる。
僕は長い間、学生の頃に買ったボブ・ディランのグレーテストヒットのアルバムのなかに入っていて、そこで聴いたと思っていた。
このアルバムは、岡林信康さんが大学の学園祭で呼ばれて歌ったときに、出演料の代わりにもらったLPだということを、雑誌かなにかで読んで、買ったものだ。

いまでも僕のお気に入りのアルバムの一つである。
当時買ったアルバムはまだ持っているのだけど、プレイヤーがいつの間にかなくなってしまった。そこで復刻版のようなCDを買った。
アルバムのデザインも同じで中身も同じだと思っていた。
いまでは車のなかで、聴いている。

ところが、僕が買ったCDのなかには、Love Minus　Zero /　No Limitが入っていないのである。
こうなると、40年程前のことなので、僕の記憶がどこかで間違っていたのだと思ってしまう。

他のアルバムでは、　Bringing It All Back Homeに入っていた。ところが僕はこのアルバムは持っていない。学生のころはアルバムは随分高価なもので、好きなアーティストのアルバムを全部買おうなんてことは無理な話だった。
仕事を始めてからは、ぼちぼち買うこともあったが、Love　Minus Zero / No Limit は、ボブ・ディランの初期の時代のロックである。

どこでこの歌を聴いたのか、気になりだした。
古いアルバムは、クローゼットの奥深くに仕舞い込んであった。
それを全部引っ張りだしてきた。
全部がボブ・ディランというわけではないので、一枚ずつチェックしながら、ボブ・ディランだけを抜いていく。

僕の記憶ではボブ・ディランのアルバムは、せいぜい３～４枚しか持っていないはずだった。
ところが、よく見ると意外にあるのだ。
８枚あった。枚数では９枚あった。
ひとつは、バングラデシュコンサートで、これはボブ・ディランだけではなく、ジョージ・ハリソンやレオン・ラッセル、リンゴ・スターも出ている。２枚組アルバムだ。

クローゼットの中のアルバムの中にはBringig　It All Back Homeはやはりなかった。
このアルバム以外でもLove Minus Zero / No Limitを歌っているのかもしれない。
こうなれば、全部のアルバムを調べて見よう。