大腸内視鏡検査ふたたび(1)
- 2016/12/03
- 00:00
大腸内視鏡の検査をしたことはブログにも以前書いている。
初めて大腸内視鏡の検査をしたのが、5年前である。そのときも良性ではあったが、10mm程度の大きなポリープが見つかり、切除した。検査は日帰り、切除のために入院した。2泊3日だった。
それから2年後にも大腸内視鏡の検査をしたが、やはりポリープがあり、切除した。
その時も日帰り検査と、1泊2日の切除入院だった。
切除のときの入院日数が違うのは、規程が変わったためだと聞いた。
ポリープの切除くらいと言っても、場所が腸である。腸壁は非常に薄いので、切除するときには非常にまれであるが、腸壁を破ってしまうことがあるという。そのときには、入院していれば、すぐに対応できる。術後も完全に腸壁に問題がないことを確認するまで病院に留まるということで、入院日数が決められているようだ。
大腸ポリープの切除手術での、腸壁に傷をつける確率が減ってきたので、入院日数が変わったのだろう。
2回とも検査の後、切除入院となっていたので、ポリープが出来やすい体質であるのは間違いない。
家系をみてもガンを患った人が多くいる。典型的なガン家系である。
ガンで亡くなった、遠い親せきもいるが、近いところでは、ガンを患っても健在である。
最近は、ガンでも早期発見ができれば、それが直接の死因になるケースは減っているのは確かだ。
今年初めの健康診断のときに、便潜血が2回のうち1回が陽性だった。検査結果を知ってすぐに大腸内視鏡の検査をすべきだったのだが、便潜血は、どうせ軽い痔だろうと自分で決めていた。
結局検査をするのが、10ヶ月も後になってしまった。
検査を受ける病院は、いままで検査をした病院ではなく、家から歩いて行ける医院である。先生が名医という話で、胃腸科の専門病院であるが、切るのがうまいという話だ。
検査の予約を入れるために通院したが、予約を入れられたのは、7週間も後になった。
先生に人気があるようだ。
この先生の場合、前の2回と違い、眠ったまま検査ができるので、楽だと言う。
眠ったままの大腸内視鏡は、僕のまわりの医者の友人に聞くと、みんながそうやっているという。これを聞いて、安全な検査であると思った。医者が自ら選択する方法であれば、心配はないだろう。
しかも今回の医院は、前日の食事まで用意されている。
レトルト食品である。
前日の夕食と昼食、それに間食まであるのだ。
僕はうっかりして、夕食しか食べなかったのだが、結構きっちりされている医院であることが分かる。
検査当日は、午前中に家で下剤を飲む。
医院には12時に来るように言われている。
初めての検査のときは、下剤が初めてだったのか、用意した分量の下剤を飲みきると、便はほとんど色がつかないまでになった。
ところが2回目のときは、すべて飲みきっても、どうも完全に便がなくなった感じではない。
それでも前の病院では検査をやってくれた。
今回も、腸が慣れてきたのか、下剤を飲んでも、素直に腸の中のものを全部出しきらない。
なにを出し惜しみしているのかと思うが、一袋分の下剤の入った水を飲んでも、まだまだ残っている状態である。
便も完全にはゆるくなっていない。
そこで袋の中に溶けていない下剤の白い液状のものが残っていたので、さらに水を袋に流しこんで、もう一袋分を飲むことにした。
これでようやく便もほぼ水のようになった。
12時前に医院の受付に行く。
10分ほど待合室で待っていると、名前を呼ばれて、ベッドのあるところに行く。
そこで服を着替えて、手術用の服を身につける。ズボンはお尻の所に大きなスリットがはいっているやつだ。
便の状態を看護師さんに聞かれる。
2袋分飲んだけど、まだ色がついていました。
と言っているときに、また便意が来た。
トイレに行っていいですか、と言って近くの患者用のトイレに入る。
(つづく)

初めて大腸内視鏡の検査をしたのが、5年前である。そのときも良性ではあったが、10mm程度の大きなポリープが見つかり、切除した。検査は日帰り、切除のために入院した。2泊3日だった。
それから2年後にも大腸内視鏡の検査をしたが、やはりポリープがあり、切除した。
その時も日帰り検査と、1泊2日の切除入院だった。
切除のときの入院日数が違うのは、規程が変わったためだと聞いた。
ポリープの切除くらいと言っても、場所が腸である。腸壁は非常に薄いので、切除するときには非常にまれであるが、腸壁を破ってしまうことがあるという。そのときには、入院していれば、すぐに対応できる。術後も完全に腸壁に問題がないことを確認するまで病院に留まるということで、入院日数が決められているようだ。
大腸ポリープの切除手術での、腸壁に傷をつける確率が減ってきたので、入院日数が変わったのだろう。
2回とも検査の後、切除入院となっていたので、ポリープが出来やすい体質であるのは間違いない。
家系をみてもガンを患った人が多くいる。典型的なガン家系である。
ガンで亡くなった、遠い親せきもいるが、近いところでは、ガンを患っても健在である。
最近は、ガンでも早期発見ができれば、それが直接の死因になるケースは減っているのは確かだ。
今年初めの健康診断のときに、便潜血が2回のうち1回が陽性だった。検査結果を知ってすぐに大腸内視鏡の検査をすべきだったのだが、便潜血は、どうせ軽い痔だろうと自分で決めていた。
結局検査をするのが、10ヶ月も後になってしまった。
検査を受ける病院は、いままで検査をした病院ではなく、家から歩いて行ける医院である。先生が名医という話で、胃腸科の専門病院であるが、切るのがうまいという話だ。
検査の予約を入れるために通院したが、予約を入れられたのは、7週間も後になった。
先生に人気があるようだ。
この先生の場合、前の2回と違い、眠ったまま検査ができるので、楽だと言う。
眠ったままの大腸内視鏡は、僕のまわりの医者の友人に聞くと、みんながそうやっているという。これを聞いて、安全な検査であると思った。医者が自ら選択する方法であれば、心配はないだろう。
しかも今回の医院は、前日の食事まで用意されている。
レトルト食品である。
前日の夕食と昼食、それに間食まであるのだ。
僕はうっかりして、夕食しか食べなかったのだが、結構きっちりされている医院であることが分かる。
検査当日は、午前中に家で下剤を飲む。
医院には12時に来るように言われている。
初めての検査のときは、下剤が初めてだったのか、用意した分量の下剤を飲みきると、便はほとんど色がつかないまでになった。
ところが2回目のときは、すべて飲みきっても、どうも完全に便がなくなった感じではない。
それでも前の病院では検査をやってくれた。
今回も、腸が慣れてきたのか、下剤を飲んでも、素直に腸の中のものを全部出しきらない。
なにを出し惜しみしているのかと思うが、一袋分の下剤の入った水を飲んでも、まだまだ残っている状態である。
便も完全にはゆるくなっていない。
そこで袋の中に溶けていない下剤の白い液状のものが残っていたので、さらに水を袋に流しこんで、もう一袋分を飲むことにした。
これでようやく便もほぼ水のようになった。
12時前に医院の受付に行く。
10分ほど待合室で待っていると、名前を呼ばれて、ベッドのあるところに行く。
そこで服を着替えて、手術用の服を身につける。ズボンはお尻の所に大きなスリットがはいっているやつだ。
便の状態を看護師さんに聞かれる。
2袋分飲んだけど、まだ色がついていました。
と言っているときに、また便意が来た。
トイレに行っていいですか、と言って近くの患者用のトイレに入る。
(つづく)
