見つかった!
- 2016/12/06
- 00:00
僕のお気に入りの歌「The Sun Ain’t Gonna Shine Anymore」
オリジナルはWalker Brothersが1966年に出した歌だ。
僕が初めて聴いたのは、目覚ましラジオから流れてきたときだ。
日本語題名は、「太陽はもう輝かない」で、英語の題名の直訳であるが、ぴったりとはまっている。
いまでは、YouTubeで検索すれば、いろいろなバージョンを聴くことができる。
ウォーカーブラザーズのオリジナルも、もちろんいいのだけど、僕が見つけたお気に入りは、男女のカップルが歌っているものだ。
映画のなかの一シーンのようだった。
それを見つけてから、何回かYouTubeで見た後、なぜかそのバージョンが出てこなくなった。
そういうことはよくある。
別の歌だけど、僕の好きなテンプテーションズの「My Girl」の一番お気に入りバージョンは、いつのまにか消えてしまった。著作権の関係で、誰かが訴えたのだろう。
あのダンス付きの「My Girl」、テンプテーションズが劇場で歌っているが、あのリードボーカルの振り付けは、最高だった。
「太陽はもう輝かない」の男女カップル版も同じような理由でなくなってしまったのだろうと思っていた。
ところが、今日、久しぶりに「太陽はもう輝かない」を探していたら、そのバージョンが、再び出てきたのである。
今度は、また消えてしまう前に、どこから取りだしたものかを調べておこうと思った。
YouTubeでは、同じシーンであるが、4分程度の長いものから、2分以内の短いものまで、いくつか同じシーンが挙げられている。
You Tube に復活した動画: いずれも同じ内容。
https://www.youtube.com/watch?v=AZ52td1GMT0
https://www.youtube.com/watch?v=29sQHS7DK1w
https://www.youtube.com/watch?v=xONNm3X_rok
登場している二人の人物が誰なのか、それが分かれば映画であれ、テレビドラマであれ、探しやすくなる。
YouTubeの画面を下げていく。
コメントが書かれている。
初めは英語ではない。何を書いているか、分からない。
いくつかのコメントを見ていくと、
both 69 , both died of cancer とある。
はじめはこの男女のカップルが、69歳のときに、二人ともガンで亡くなったのかと思った。
それは早とちりで、コメントを書いた人がファンだった俳優が二人いて、両方とも亡くなったという意味だった。
そのひとりは、 Rickman で、このシーンに出てきているのだ。
他のコメントも読んで行くと、 Alan Rickmanというのが、ここに登場する男性の名前であることが分かってくる。
アラン・リックマンを調べる。
映画俳優、69歳で膵臓ガンで亡くなっている。
しかも今年の1月のことだ。
後で考えると、亡くなられたことで、懐かしの映像としてYouTubeに上がってきたようだ。
さらに調べると、なんとあの「ダイハード」の一作目のテロリストのリーダーを演じていた俳優だ。「ダイハード」の風貌と「太陽はもう輝かない」を歌っている姿は随分と違うが、確かにおでこを広くすると、「ダイハード」でビルの上から落ちて行った、あのリーダーだ。
YouTubeに出てくるのは、映画のなかの一シーンだった。
日本語題名を「愛しい人が眠るまで」という。原題は、「Truly, Madly, Deeply」という。
主人公の女性とアラン・リックマンが演じる男性は夫婦である。夫が急逝してしまう。
その後、女性は、それをひきづり、ふさぎこんでしまう。
そんなとき、亡くなった夫が彼女の前に現れる。しかも姿も見えれば、体も触れる。
生きていたときと変わらないのである。
同じような映画が確かあったはずだ。「ゴースト/ニューヨークの幻」だ。
両方の映画を僕は見ていないのだけど、「愛しい人が眠るまで」は「ニューヨークのゴースト」とは全く違うと書いてある。
どうやら夫は、妻が前を向いてしっかりと進んでいくために、この世に戻ってきたらしい。
死んだ夫が妻を元気づける。やる気を出させる。
そして妻は新しい恋人と歩き始める、というエンディングだという。
そのような映画のなかの一シーン。
アラン・リックマンがベースの弦をはじく。「The Sun Ain’t Gonna Shine Anymore」をゆっくりと歌い始める。
それに妻もあわせて歌い始める。ピアノで伴奏を始める。
次第に二人は盛り上がってきて、目いっぱい声を張り上げて、一緒に歌う。
最高潮に盛り上がる。
そこで、隣人がうるさい!とベルを鳴らす。
二人は、あわてて歌を止めて、ピアノの下に潜り込む。
今度は、この映画を手に入れよう。
この歌のサビのところは、こうなる。
The sun ain't gonna shine anymore
The moon ain't gonna rise in the sky
Tears are always clouding your eyes
When you're without love
そのまま日本語にすると、こうなる。
太陽はもう輝くことはない
月も昇ることはない
涙はいつも君の眼を曇らせる
そう、君に愛がなければね
もっと書くと、本当の意味はこうなる。
いつも愛があれば、そんなことはないのだよ
太陽はいつも輝く
月も空高く昇る
涙が君の眼を曇らせることもないのだ
西宮芸術文化劇場の上に出てきたThe Moon。
生憎の曇り空で、スーパームーンの翌日だけど、月が恥ずかしそうに雲間に隠れている。
「太陽はもう輝かない」では、月も空にはもう昇らない、と歌われている。
でもそれは、君が愛を持っていないときには、、、ということだ。

オリジナルはWalker Brothersが1966年に出した歌だ。
僕が初めて聴いたのは、目覚ましラジオから流れてきたときだ。
日本語題名は、「太陽はもう輝かない」で、英語の題名の直訳であるが、ぴったりとはまっている。
いまでは、YouTubeで検索すれば、いろいろなバージョンを聴くことができる。
ウォーカーブラザーズのオリジナルも、もちろんいいのだけど、僕が見つけたお気に入りは、男女のカップルが歌っているものだ。
映画のなかの一シーンのようだった。
それを見つけてから、何回かYouTubeで見た後、なぜかそのバージョンが出てこなくなった。
そういうことはよくある。
別の歌だけど、僕の好きなテンプテーションズの「My Girl」の一番お気に入りバージョンは、いつのまにか消えてしまった。著作権の関係で、誰かが訴えたのだろう。
あのダンス付きの「My Girl」、テンプテーションズが劇場で歌っているが、あのリードボーカルの振り付けは、最高だった。
「太陽はもう輝かない」の男女カップル版も同じような理由でなくなってしまったのだろうと思っていた。
ところが、今日、久しぶりに「太陽はもう輝かない」を探していたら、そのバージョンが、再び出てきたのである。
今度は、また消えてしまう前に、どこから取りだしたものかを調べておこうと思った。
YouTubeでは、同じシーンであるが、4分程度の長いものから、2分以内の短いものまで、いくつか同じシーンが挙げられている。
You Tube に復活した動画: いずれも同じ内容。
https://www.youtube.com/watch?v=AZ52td1GMT0
https://www.youtube.com/watch?v=29sQHS7DK1w
https://www.youtube.com/watch?v=xONNm3X_rok
登場している二人の人物が誰なのか、それが分かれば映画であれ、テレビドラマであれ、探しやすくなる。
YouTubeの画面を下げていく。
コメントが書かれている。
初めは英語ではない。何を書いているか、分からない。
いくつかのコメントを見ていくと、
both 69 , both died of cancer とある。
はじめはこの男女のカップルが、69歳のときに、二人ともガンで亡くなったのかと思った。
それは早とちりで、コメントを書いた人がファンだった俳優が二人いて、両方とも亡くなったという意味だった。
そのひとりは、 Rickman で、このシーンに出てきているのだ。
他のコメントも読んで行くと、 Alan Rickmanというのが、ここに登場する男性の名前であることが分かってくる。
アラン・リックマンを調べる。
映画俳優、69歳で膵臓ガンで亡くなっている。
しかも今年の1月のことだ。
後で考えると、亡くなられたことで、懐かしの映像としてYouTubeに上がってきたようだ。
さらに調べると、なんとあの「ダイハード」の一作目のテロリストのリーダーを演じていた俳優だ。「ダイハード」の風貌と「太陽はもう輝かない」を歌っている姿は随分と違うが、確かにおでこを広くすると、「ダイハード」でビルの上から落ちて行った、あのリーダーだ。
YouTubeに出てくるのは、映画のなかの一シーンだった。
日本語題名を「愛しい人が眠るまで」という。原題は、「Truly, Madly, Deeply」という。
主人公の女性とアラン・リックマンが演じる男性は夫婦である。夫が急逝してしまう。
その後、女性は、それをひきづり、ふさぎこんでしまう。
そんなとき、亡くなった夫が彼女の前に現れる。しかも姿も見えれば、体も触れる。
生きていたときと変わらないのである。
同じような映画が確かあったはずだ。「ゴースト/ニューヨークの幻」だ。
両方の映画を僕は見ていないのだけど、「愛しい人が眠るまで」は「ニューヨークのゴースト」とは全く違うと書いてある。
どうやら夫は、妻が前を向いてしっかりと進んでいくために、この世に戻ってきたらしい。
死んだ夫が妻を元気づける。やる気を出させる。
そして妻は新しい恋人と歩き始める、というエンディングだという。
そのような映画のなかの一シーン。
アラン・リックマンがベースの弦をはじく。「The Sun Ain’t Gonna Shine Anymore」をゆっくりと歌い始める。
それに妻もあわせて歌い始める。ピアノで伴奏を始める。
次第に二人は盛り上がってきて、目いっぱい声を張り上げて、一緒に歌う。
最高潮に盛り上がる。
そこで、隣人がうるさい!とベルを鳴らす。
二人は、あわてて歌を止めて、ピアノの下に潜り込む。
今度は、この映画を手に入れよう。
この歌のサビのところは、こうなる。
The sun ain't gonna shine anymore
The moon ain't gonna rise in the sky
Tears are always clouding your eyes
When you're without love
そのまま日本語にすると、こうなる。
太陽はもう輝くことはない
月も昇ることはない
涙はいつも君の眼を曇らせる
そう、君に愛がなければね
もっと書くと、本当の意味はこうなる。
いつも愛があれば、そんなことはないのだよ
太陽はいつも輝く
月も空高く昇る
涙が君の眼を曇らせることもないのだ
西宮芸術文化劇場の上に出てきたThe Moon。
生憎の曇り空で、スーパームーンの翌日だけど、月が恥ずかしそうに雲間に隠れている。
「太陽はもう輝かない」では、月も空にはもう昇らない、と歌われている。
でもそれは、君が愛を持っていないときには、、、ということだ。
