ぶろぐのあたま

車を走らせながら、ラジオのスイッチをいれる。
朝の定番は、ABCラジオの「道上洋三」である。
阪神タイガースファンとしては、どうしても周波数がここにあってしまう。

すでに、あるコーナーが始まっている。
どうやらゲストが出演しているようだ。
電話での出演か、スタジオに来て出演しているのかは分からない。
ほとんど、このコーナーも終わりに近づいている。

話題は、働く女性、オフィスではなくホームオフィスで働く女性のようだ。
ゲストで出演している男性は、会社の社長であるが、ホームオフィスの女性を何人も使っている。それについてなにかの表彰をうけて、今回のラジオ出演となったということが、途中から聞いた話であるが、分かってくる。

番組の終わりに、道上洋三さんが、今日はどうもありがとうございました、今日のゲストは、株式会社○○の△△さんでした、とクロージングする。

会社名と名前を聞いて、思いだした。
僕が活動している法人の団体会員の会社である。
正確には、団体会員になったり、やめたりを繰り返しておられるのだが、社長のOさんとは何度もお会いしたこともある。

たしかに、Oさんの会社では、仕事ができる女性が出産や家庭の事情でフルタイムでオフィスで仕事が出来ない場合、そういう女性を何人も使っておられると聞いたことがある。
それほど大きな会社ではないが、女性活用、ホームオフィスの活用という点では、人数は少なくても、これからの仕事のありかたを示すケースとしては、表彰に値するのだろう。

ラジオをつけたときに、すぐにOさんと気がつくことはなかった。
いくら声を知っていてもラジオから流れてくる声を聞いて、よほど特徴のある声でないと、それが誰かが分かることはない。
でも、その声の持ち主が、自分の知っている人と分かると、急に親しみが出てくるものだ。

非常に珍しい朝の体験だった。