街に美人が増える
- 2017/01/23
- 00:00
この時期、街には美人が増えたような気持ちになる。
原因は、はっきりしている。マスクである。
昔に比べると、外出するときにマスクを着用する人が増えている。
特に花粉症や、外国からの汚染大気の侵入が言われてからは、病気でなくてもマスクをする。予防のためのマスクである。
自身が風邪をひいている。咳をしたときに、周りの人に迷惑をかけてはいけない、風邪をうつしては悪い、ということではなく、汚い空気を吸いたくない、風邪をうつされたくないという防御としてのマスクがある。
特に寒い時期になると、半分とはいわないが、自分の周囲では、10人に2~3人はマスクをしているような気がする。
マスクがよそ者ではなくなっている。まるで、外出時の必需品になりつつある。
マスクをしている女性が前からやってくる。
目に入るのは眼だけである。もちろん髪の毛も目に入るのだが、最も強烈に印象を一瞬の間に与えるのは、眼である。鼻から下は見えないのだ。
美人という定義は難しい。人によって判断基準は異なるだろう。
本来なら、外見で言えば、全身があったり、あるいは脚があったり、胸やその他の体の部分をその基準にする人もいるだろう。
さらには、目に見えるところ以外の部分、考え方や、価値観、話し方とか、もっと多くの判断基準があり、それらを含めて全体で判断するのが適切である。
だが、街で一瞬のすれ違いという場合は、ただただ眼である。
それ以外のものは、目に入らない、判断基準の対象から除外されてしまう。
そして、眼がきれい、眼が特徴的、眼が輝いている、という人が意外に多いのである。
こうして、この時期、街には美人が増えるのである。

原因は、はっきりしている。マスクである。
昔に比べると、外出するときにマスクを着用する人が増えている。
特に花粉症や、外国からの汚染大気の侵入が言われてからは、病気でなくてもマスクをする。予防のためのマスクである。
自身が風邪をひいている。咳をしたときに、周りの人に迷惑をかけてはいけない、風邪をうつしては悪い、ということではなく、汚い空気を吸いたくない、風邪をうつされたくないという防御としてのマスクがある。
特に寒い時期になると、半分とはいわないが、自分の周囲では、10人に2~3人はマスクをしているような気がする。
マスクがよそ者ではなくなっている。まるで、外出時の必需品になりつつある。
マスクをしている女性が前からやってくる。
目に入るのは眼だけである。もちろん髪の毛も目に入るのだが、最も強烈に印象を一瞬の間に与えるのは、眼である。鼻から下は見えないのだ。
美人という定義は難しい。人によって判断基準は異なるだろう。
本来なら、外見で言えば、全身があったり、あるいは脚があったり、胸やその他の体の部分をその基準にする人もいるだろう。
さらには、目に見えるところ以外の部分、考え方や、価値観、話し方とか、もっと多くの判断基準があり、それらを含めて全体で判断するのが適切である。
だが、街で一瞬のすれ違いという場合は、ただただ眼である。
それ以外のものは、目に入らない、判断基準の対象から除外されてしまう。
そして、眼がきれい、眼が特徴的、眼が輝いている、という人が意外に多いのである。
こうして、この時期、街には美人が増えるのである。
