ふたたび、横川へ(1)
- 2017/02/14
- 00:00
12月から連続3カ月の広島行きである。
今日は午後からの仕事もスムーズに進み、やることも増えたのだが、それはそれでいいことだ。
すっきりした気分で墓参りに行く。
ただ、帰りの新幹線を予約していたので、あまり時間はゆっくり取れない。
新幹線はエクスプレスカードで予約している。
変更は可能であるが、1時間に1本の九州新幹線の”さくら”を予約していたので、できれば変えたくない。”さくら”は、普通席でも二人掛けシートで、人気が高い。以前はレールスターという名前で走っていた新幹線と仕様が似ているが、お得感がある。いつもほぼ満席だ。
寺町までは、タクシーで行くことにした。
いつものお寺につくと本堂の横に、二人の女性と子供がひとり、ベンチに座っている。
女性はこのお寺の方だと思う。はっきりとは覚えていないが、今の住職さんが、このお寺の娘さんに婿入りしたと聞いている。その住職の奥さんだろう。彼女のお父さんが先代の住職さんということになる。
今日は2月にしては暖かいので、外で子供を遊ばせることもできるのだ。
二人の女性に会釈をして、お墓に進む。
さすがに寒い時期の花はもつものだ。年末にお供えした花がまだ残っている。1月に来たときに、枯れてしまっているお花は、取り除いているが、12月の花、1月の花、そこに今日買って来たお花を添える。
お墓の二つの花差しに、随分と立派な花たちが並ぶ。
周りを見渡しても、これほどお花が供えられているお墓はない。
ご祖先は、こんなことでは、喜ばないかもしれないが、普段来られない分だけ、来られるときは、感謝の気持ちを伝えるために来ているということは、すこしづつは伝わっているのではないかと思っている。
広島での仕事を前に進むように、力をいただているような気がしてくる。
感謝である。
お寺を後にして、今度は横川の駅まで歩くことにする。
先月も見た風景であるが、1月は天気がよかった。今日は、空が曇っているので、雰囲気が違う。
空の色以外は、変わらない。
平日の夕方。街は人影も多くない。
10分もかからずに、横川駅に到着する。
さあ、戻ろう。
広島駅に着く前に、新幹線の中から、まだ曇り空。

墓参りを済ませて、入ってきた方向を見る。

横川駅へ向かって歩き始める。

初めの信号を渡る。

よこがわばし、と書いてある。

(つづく)
今日は午後からの仕事もスムーズに進み、やることも増えたのだが、それはそれでいいことだ。
すっきりした気分で墓参りに行く。
ただ、帰りの新幹線を予約していたので、あまり時間はゆっくり取れない。
新幹線はエクスプレスカードで予約している。
変更は可能であるが、1時間に1本の九州新幹線の”さくら”を予約していたので、できれば変えたくない。”さくら”は、普通席でも二人掛けシートで、人気が高い。以前はレールスターという名前で走っていた新幹線と仕様が似ているが、お得感がある。いつもほぼ満席だ。
寺町までは、タクシーで行くことにした。
いつものお寺につくと本堂の横に、二人の女性と子供がひとり、ベンチに座っている。
女性はこのお寺の方だと思う。はっきりとは覚えていないが、今の住職さんが、このお寺の娘さんに婿入りしたと聞いている。その住職の奥さんだろう。彼女のお父さんが先代の住職さんということになる。
今日は2月にしては暖かいので、外で子供を遊ばせることもできるのだ。
二人の女性に会釈をして、お墓に進む。
さすがに寒い時期の花はもつものだ。年末にお供えした花がまだ残っている。1月に来たときに、枯れてしまっているお花は、取り除いているが、12月の花、1月の花、そこに今日買って来たお花を添える。
お墓の二つの花差しに、随分と立派な花たちが並ぶ。
周りを見渡しても、これほどお花が供えられているお墓はない。
ご祖先は、こんなことでは、喜ばないかもしれないが、普段来られない分だけ、来られるときは、感謝の気持ちを伝えるために来ているということは、すこしづつは伝わっているのではないかと思っている。
広島での仕事を前に進むように、力をいただているような気がしてくる。
感謝である。
お寺を後にして、今度は横川の駅まで歩くことにする。
先月も見た風景であるが、1月は天気がよかった。今日は、空が曇っているので、雰囲気が違う。
空の色以外は、変わらない。
平日の夕方。街は人影も多くない。
10分もかからずに、横川駅に到着する。
さあ、戻ろう。
広島駅に着く前に、新幹線の中から、まだ曇り空。

墓参りを済ませて、入ってきた方向を見る。

横川駅へ向かって歩き始める。

初めの信号を渡る。

よこがわばし、と書いてある。

(つづく)