盛岡にて(7)
- 2017/05/01
- 00:00
バスが盛岡駅に着いた。
まず荷物を預ける場所を探す。
コインロッカーが駅ビルの中に見つかる。
ところがサイズが小さい。コロコロは結構大きいのだ。
大きな荷物用のロッカーが、ここにはない。
必ず大きなサイズ用のコインロッカーがあるはずだ。
さらに探し続けると、ちょうど反対側に、新しいタイプのコインロッカーがある。
コインも使えるが、ICカードでも使えるタイプだ。
ロッカーの鍵を持ち歩くのではなく、バーコード付きの紙が出てくる。
鍵を持ち歩かなくてもよい。
小銭や千円札がなくて、操作に手間取るが、途中で両替をやり、なんとか2つの荷物はロッカーに押し込ませた。
さて、これから空港行きのバスまでの時間をどう過ごすかである。
以前だと岩手県の偉人を訪ねるようなことが多かったのであるが、今回は、目的を決めていた。
桜だ。
空港行きのバスは、1台余裕を見て乗ることにしていた。
バスは13時15分発である。
時間は約3時間ある。
食事の時間と余裕をみて、2時間くらいで、ぐるっと回ってくるというルートになる。
盛岡駅の近いところでの桜の見どころを探してみる。
岩割桜は、ライトアップされた夜の姿を見ているが、昼の姿も見てみたいので、はずすわけにはいかない。
結論として出てきたのは、高松公園から岩割桜に行き、盛岡城跡というコースである。
駅から一番遠い、高松公園まではタクシーに乗る。
15分くらいで到着。
桜の名所と言われているので、かなりの人出があるのではないかと思っていたが、それほど多くの人は来ていない。まだ桜が八分咲き程度で、天気もすっきりしていない。
しかも午前中ということもあるのだろう。
車を降りると、ぱらぱらと雨が降ってきた。
傘なしでも平気なくらいであるが、生憎傘はロッカーの中である。
できるだけ身軽にということで、ディジカメと携帯電話、ガラケーしか持っていない。
所有しているだけというスマホもロッカーに置いてきた。
公園を見渡して、以前に来たことを思い出した。
数年前に学会が、この近くの大学で開催されたときに、昼休みの間に、一緒にきていたGさんと急いで、ここまで来たのである。
そのときは、11月だったので、桜は咲いていなかったが、白鳥が来る池があると言うことで見に来たのだ。
当時は、人はほとんどいなかったが、静かな場所だった。
今は桜であるが、まだ満開までには少し時間がかかりそうである。
それでも、池の周りには、屋台の店が並び、桜を見に来た人たちが、散策している。
ござを広げて、酒盛りという状態ではない。
雨もぱらつくので、急ぎ足でまわり、タクシーを降りたあたりに戻る。
今日の移動はタクシーでと、簡単に考えていたが、タクシーが待っているわけではない。
確かに、これくらいの人出のところで、客待ちタクシーが待っているはずがない。
運よく、流しのタクシーや、客を乗せてきたタクシーに巡り会えばよいが、それほど運の良い話があるわけがない。
どうしようかと、細かい雨が落ちてくる中で、考える。
盛岡駅と高松公園、岩割桜、盛岡城跡公園の位置関係を示す地図。
(出典:http://www.its-mo.com/search/area/03/201/)

タクシーを降りたところの桜の木。このあたりは、結構満開に近い。

社団法人”日本さくらの会”の100選に入っている。

池の周りから、入口の方向を見る。

池の周りに桜の木が並ぶ。池の中で遊覧ボートから眺めることもできるようだ。

池の端の遊歩道ぞいを散策する人たち。照明も用意されているので、夜も人が来るのだろう。

屋台も何軒か出ている。今日は肌寒いので、冬の恰好の人も多い。

このあたりの桜は、ほぼ満開だ。

幹の途中に咲く、小さな桜の花。

まず荷物を預ける場所を探す。
コインロッカーが駅ビルの中に見つかる。
ところがサイズが小さい。コロコロは結構大きいのだ。
大きな荷物用のロッカーが、ここにはない。
必ず大きなサイズ用のコインロッカーがあるはずだ。
さらに探し続けると、ちょうど反対側に、新しいタイプのコインロッカーがある。
コインも使えるが、ICカードでも使えるタイプだ。
ロッカーの鍵を持ち歩くのではなく、バーコード付きの紙が出てくる。
鍵を持ち歩かなくてもよい。
小銭や千円札がなくて、操作に手間取るが、途中で両替をやり、なんとか2つの荷物はロッカーに押し込ませた。
さて、これから空港行きのバスまでの時間をどう過ごすかである。
以前だと岩手県の偉人を訪ねるようなことが多かったのであるが、今回は、目的を決めていた。
桜だ。
空港行きのバスは、1台余裕を見て乗ることにしていた。
バスは13時15分発である。
時間は約3時間ある。
食事の時間と余裕をみて、2時間くらいで、ぐるっと回ってくるというルートになる。
盛岡駅の近いところでの桜の見どころを探してみる。
岩割桜は、ライトアップされた夜の姿を見ているが、昼の姿も見てみたいので、はずすわけにはいかない。
結論として出てきたのは、高松公園から岩割桜に行き、盛岡城跡というコースである。
駅から一番遠い、高松公園まではタクシーに乗る。
15分くらいで到着。
桜の名所と言われているので、かなりの人出があるのではないかと思っていたが、それほど多くの人は来ていない。まだ桜が八分咲き程度で、天気もすっきりしていない。
しかも午前中ということもあるのだろう。
車を降りると、ぱらぱらと雨が降ってきた。
傘なしでも平気なくらいであるが、生憎傘はロッカーの中である。
できるだけ身軽にということで、ディジカメと携帯電話、ガラケーしか持っていない。
所有しているだけというスマホもロッカーに置いてきた。
公園を見渡して、以前に来たことを思い出した。
数年前に学会が、この近くの大学で開催されたときに、昼休みの間に、一緒にきていたGさんと急いで、ここまで来たのである。
そのときは、11月だったので、桜は咲いていなかったが、白鳥が来る池があると言うことで見に来たのだ。
当時は、人はほとんどいなかったが、静かな場所だった。
今は桜であるが、まだ満開までには少し時間がかかりそうである。
それでも、池の周りには、屋台の店が並び、桜を見に来た人たちが、散策している。
ござを広げて、酒盛りという状態ではない。
雨もぱらつくので、急ぎ足でまわり、タクシーを降りたあたりに戻る。
今日の移動はタクシーでと、簡単に考えていたが、タクシーが待っているわけではない。
確かに、これくらいの人出のところで、客待ちタクシーが待っているはずがない。
運よく、流しのタクシーや、客を乗せてきたタクシーに巡り会えばよいが、それほど運の良い話があるわけがない。
どうしようかと、細かい雨が落ちてくる中で、考える。
盛岡駅と高松公園、岩割桜、盛岡城跡公園の位置関係を示す地図。
(出典:http://www.its-mo.com/search/area/03/201/)

タクシーを降りたところの桜の木。このあたりは、結構満開に近い。

社団法人”日本さくらの会”の100選に入っている。

池の周りから、入口の方向を見る。

池の周りに桜の木が並ぶ。池の中で遊覧ボートから眺めることもできるようだ。

池の端の遊歩道ぞいを散策する人たち。照明も用意されているので、夜も人が来るのだろう。

屋台も何軒か出ている。今日は肌寒いので、冬の恰好の人も多い。

このあたりの桜は、ほぼ満開だ。

幹の途中に咲く、小さな桜の花。
