高岡にて(4)
- 2017/11/22
- 00:00
新高岡に行って、戻ってくるには、時間が厳しい。
多少お金はかかるが、新幹線で金沢にいくことにしよう。
親切な駅員さんにお礼を言って、タクシー乗り場を聞いて、走っていく。
タクシー乗り場は、講演会場と反対側にある。
エスカレーターを降りて行く。急ぎたいが、大きな荷物があって、そうはいかない。
駅前のタクシー乗り場に1台空車が待っている。
運がいい。なかったら慌てたに違いない。
タクシーに乗り込む。
「新高岡駅まで、時間はどのくらいですか」と駅員さんには、聞いていたことではあるが、念のためにタクシーの運転手さんにも聞いてみる。
「5分くらいです」と同じ答えが返ってくる。
ワンメーターか、と思っていたら、地方の5分は距離が長い。
どんどんメーターが上がって、1000円を越える。
タクシーが5分で1000円とは、大阪では考えられない。
予定とおり5分くらいで駅に着く。
新高岡駅は、新しい駅である。ほとんど人がいない。
みどりの窓口の看板が目に入る。
一安心だ。
中に入ると、行列ができている。
と言っても3人が並んでいて、4番目だ。
誰もいないと思っていたので、意外にいるものだと、いささか驚く。
サンダーバードの乗車券と特急券を手に入れたときは、19時を回っていた。
もともと高岡駅に引き返すパターンはあり得なかったのだ。
新幹線料金は、自由席で1530円。
乗車券だけに比べれば高いのだが、5分乗ったタクシーが1000円を越えていたくらいなので、こんなものかと思ってしまう。
高岡から金沢まで各停に乗っても、820円である。新幹線の1530円は高くはない。
ただし、この区間の各停が高いのは、鉄道会社がこの短い区間で2つあるせいだろう。これも後で調べて分かったことだ。
新高岡駅の待合室で、新幹線を待つ。
19時25分まで20分くらいある。
10分前にプラットフォームに上がってみる。
これでやっとサンダーバードに間に合うことができた。
と安心したのであるが、新幹線の中の放送を聞いて、またびっくりするのである。
(つづく)
新高岡駅。人影は少ない。


”はくたか”が入ってくる。



多少お金はかかるが、新幹線で金沢にいくことにしよう。
親切な駅員さんにお礼を言って、タクシー乗り場を聞いて、走っていく。
タクシー乗り場は、講演会場と反対側にある。
エスカレーターを降りて行く。急ぎたいが、大きな荷物があって、そうはいかない。
駅前のタクシー乗り場に1台空車が待っている。
運がいい。なかったら慌てたに違いない。
タクシーに乗り込む。
「新高岡駅まで、時間はどのくらいですか」と駅員さんには、聞いていたことではあるが、念のためにタクシーの運転手さんにも聞いてみる。
「5分くらいです」と同じ答えが返ってくる。
ワンメーターか、と思っていたら、地方の5分は距離が長い。
どんどんメーターが上がって、1000円を越える。
タクシーが5分で1000円とは、大阪では考えられない。
予定とおり5分くらいで駅に着く。
新高岡駅は、新しい駅である。ほとんど人がいない。
みどりの窓口の看板が目に入る。
一安心だ。
中に入ると、行列ができている。
と言っても3人が並んでいて、4番目だ。
誰もいないと思っていたので、意外にいるものだと、いささか驚く。
サンダーバードの乗車券と特急券を手に入れたときは、19時を回っていた。
もともと高岡駅に引き返すパターンはあり得なかったのだ。
新幹線料金は、自由席で1530円。
乗車券だけに比べれば高いのだが、5分乗ったタクシーが1000円を越えていたくらいなので、こんなものかと思ってしまう。
高岡から金沢まで各停に乗っても、820円である。新幹線の1530円は高くはない。
ただし、この区間の各停が高いのは、鉄道会社がこの短い区間で2つあるせいだろう。これも後で調べて分かったことだ。
新高岡駅の待合室で、新幹線を待つ。
19時25分まで20分くらいある。
10分前にプラットフォームに上がってみる。
これでやっとサンダーバードに間に合うことができた。
と安心したのであるが、新幹線の中の放送を聞いて、またびっくりするのである。
(つづく)
新高岡駅。人影は少ない。


”はくたか”が入ってくる。


